ーーー5月12日ーーー午前7時ーーー通学路ーーー
俺の家に俺の友達、現美少女の明人が家に来て次の朝
龍斗「なぁ、離れてくれないか?」
明人「ん?なんでだ?」
龍斗「いや、このままだといつ殺されてもおかしくないだろ
明人「まだこんな時間だぞ、8時半登校のこの学校に誰が、朝練ももう始まってるだろ?」
龍斗「お前、今フラグ立てたか?」
明人「うん、この前ネットで見つけた死亡フラグ」
龍斗「・・・・・」
明人「どうした、いきなり黙って」
龍斗「そのフラグ、今回収したかもしれない、ちょっと先に学校行くな!」
「白川、どうしてあたし見つけて先行くんだ?ていっ!」
ガンッ
龍斗「ゴフッ!いきなりカバン投げんな咲!」
咲「うるさい!昨日あたしの約束破った罰だ!」
龍斗「俺が一体何をした!?」
咲「昨日あたしと帰ってくれなかった!毎日一緒に登下校するって3週間と2日前の午後3時16分に約束しただろ!」
龍斗「あー、思い出した。でもそこまで覚えてるのか・・・」
明人『ニヤニヤ』
俺は分まで覚えられねぇよ、あと明人はそのニヤニヤやめろ何が面白い
咲「それに、この女の子は誰だ!何で一緒に登校してるんだよ!」
龍斗「あー、そいつは」
飛鳥「はじめまして、私は白川さんの従妹で白川家に居候しています、斎藤飛鳥です。」
咲「え?い、居候・・・ってえーーーーーーーー!!!」
龍斗「落ち着け、なにがそこまd」
ゴンッ『咲が龍斗をカバンで殴る音』
咲「バカ『ゴンッ』バカバカ『ゴンッ』バカバカ『ゴンッ』バカーーー『ゴンッ』ー!それで『ゴンッ』か!昨『ゴンッ』日一緒に『ゴンッ』帰ってく『ゴンッ』れなかっ『ゴンッ』たのは!『ゴンッ』やっぱり『ゴンッ』あたしみ『ゴンッ』たいな奴『ゴンッ』より清『ゴンッ』楚で綺麗『ゴンッ』な美少女が『ゴンッ』好きなん『ゴンッ』だな!『ゴンッ』バカバカ『ゴンッ』バカバカ『ゴンッ』
白川の『ゴンッ』バカーーー『ゴンッ』うわーーーー!!!」
そう言って咲は去って行った、それより、殴られて、意識が・・・・・
明人「・・・・ゴメン、こんなことになるとは思わなかった」
ーーー午前10時ーーー学校4階廊下ーーー
咲「・・・・・」
龍斗「おい、俺なんかしたか?俺がなんかしたなら謝る、ごめん、本当にごめん」
ゴフッ『咲が龍斗を蹴る音』
咲「ついてくんな!白川とは絶交だ!」
龍斗「俺が・・・何をした・・・」
・・・・・
英孝「おいおい、お前咲ちゃんに何したんだ」
龍斗「いや・・・飛鳥と登校してたら・・・なんかな・・・」
ドゴッ『英孝が龍斗の脇腹を蹴る音』
英孝「死ねくされリア充が」
今のは飛鳥の名前出したからだな
明人「・・・・・これは俺が招いたことだ、ごめん(小声」
・・・・・
龍斗「・・・先生・・・」
三成「女の子の気持ち、ちゃんと考えようなクソガキ」
そして、あの後咲に何も言えず放課後になった
ーーー咲視点ーーー午後4時半ーーー通学路ーーー
咲「あーーーーー 、何やってんだろ・・・」
あたしは帰りの通学路を歩いてた、普段なら隣に白川がいるが
咲「バカだなー、あたし」
あのとき、今日は忘れんなよって言えばなんとかなったのに・・・
咲「絶交って、もうどうしようもないじゃん」
白川のことが好きなのに・・・ホントは絶交だなんてかけらも思ってないのに、
あの女の子と楽しそうに歩いてた白川を見てカッとなってしまった
とりかえしがつかないことしてしまった。もう声もかけてくれないかもしれない
咲「はぁーーー・・・」
「どうした、白川のことか?」
咲「ーーーーー!!!な、なんだ、英孝か」
英孝「休み時間すげぇキレてたけど、なんかあったのか?」
咲「う、うん、実はな」
経緯説明中・・・
英孝「咲ちゃん、時刻表持ってない?」
咲「悪い、持ってねぇけど、どうした?」
英孝「いや、特急電車にあいつの顔をだな」
咲「やめてくれ!白川は悪くないんだ!」
英孝「俺は1-Dの一人としてあのリア充を制裁しなければ!」
咲「だからやめてくれ!あたしが勝手にバカしただけだから!」
英孝「ちっ、咲ちゃんの頼みじゃなかったら1-D全員集合でリンチだったんだが・・・」
咲「ありがとう、代わりにあたしの気晴らし一緒にどうだ?」
英孝「ああ!隣町にうまい店あるから、おごってやる!」
咲「おお!ホントにありがとう!」
英孝「いやいや、美少女が困ってるならいつでも手を差し伸べる、それが俺だ!」
咲「なんかわからねぇけど、英孝がいてよかった!」
あたしが笑顔でそう言うと英孝がかなり照れた。
英孝「じゃあちょうどバスも来たし乗ろうぜ!」
咲「おう!」
そう言ってあたし達はバスに乗って一番後ろの右端に座る
咲「それにしてもいいのか?あたしは結構食うぞ」
英孝「ああ、ドンとこい!」
咲「アハハ」
やっぱり英孝に話してよかったと思う。もしここに白川もいてくれれば
咲「・・・・・」
英孝「白川のことか」
咲「う、うん」
英孝「どうするんだ?」
咲「いいのかチャンスだろ、お前もあたしのこと好きって言ってなかったか?」
英孝「もちろん今でも好きさ、でも一番は咲ちゃんの喜んで笑う顔だ」
咲「英孝・・・あたし、明日謝るよ」
英孝「そうか、がんばれよ」
咲「ああ!もちろn」
パンッ
英孝&咲「・・・・・え?」
大きい音、あたし達は音がした方を向く
「お前らは古いとかドラマの撮影とか思ってるだろうな」
黒い服の男がいた、男は運転手の隣に立っている
黒い服の男「けどよ、俺の上見ろよ、この穴はホンモノだぞ」
そして男の手に持ってるものは・・・
咲「けん・・・銃・・・」
黒い服の男「さぁさぁ、お楽しみの持ち物検査だ!持ってるもの全部通路に出せ!俺も確認するから見つかったら窓から放り出すぞ!わからない奴もいるから簡単に言ってやる!このバスは俺が乗っ取った!」
ーーー龍斗視点ーーー午後7時白川家ーーー
龍斗「ただいまー、飯できてる?」
友紀「よかったぁあああ!!!巻き込まれてなくてぇ!!!」
龍斗「か、母さん!?いきなり何!?」
部屋に入ったらいきなり母さんが飛びついてきた
友紀「実はね!さっきバスジャックって言うのが起きたらしくてね!龍斗の所の生徒もたくさん巻き込まれてるらしいのよ!」
龍斗「バス・・・うちの生徒!?・・・」
俺は嫌な予感がして英孝と咲に電話をかける
龍斗「まずは英孝!」
『ただいま電源が切られてるか、電波が届いておりまs』
龍斗「クソ!あいつ巻き込まれ!咲は!」
・・・プルルルルルル、ガチャ
龍斗「咲!今どこに!」
咲「白川、あたしもう死ぬかもしれない・・・」
龍斗「な!?」
咲が、巻き込まれて・・・
龍斗「そこに英孝はいるか!今どこだ!連絡方法は!」
咲「他は携帯取られたけど・・・あたしは下着に隠して・・・英孝もいる・・・場所は・・・どっかの山のどっか・・・でもそんなこと聞いて」
龍斗「警察も行動してる。今は信じて!」
咲「バチが当たったんだろうな、あたしが白川に絶好とか訳わかんねぇこといったから・・・」
龍斗「咲!?」
咲「それに英孝も巻き込んじまった、ごめん!大事な友達奪っちまって!・・・」
龍斗「何言ってんだ!それじゃあ!」
もう死ぬって言ってるみたいじゃねぇか・・・
咲「なんとなくわかるんだ、すごいオイルの匂いがする・・・もうあぎらめぢまってる人もいる・・・あたしだってまだ死にだぐないよ・・・」
龍斗「・・・・・」
咲「まだみんなと修学旅行いってない・・・体育祭も文化祭もやってない・・・まだなんにもやってない!まだ始まったばかりなのに・・・」
龍斗「咲・・・あきらめんなよ・・・」
咲「えっ・・・」
龍斗「いきなり大雨が降るかもしれない!クマが出て犯人逃げ出すかもしれない!近くに雷が落ちて犯人が黒こげになるかもしれない!」
咲「・・・クマはともかく・・・今日の天気予報では晴れだって」
龍斗「降水率0%で降らないって決まってるのか!?所詮予報だ!だから信じろ、あきらめんな!!!」
咲「白川・・・」
龍斗「そこの全員にも言っておけ!とにかくあきらめんな!」
咲「・・・もう切るね、ありがとう」
龍斗「咲?咲!」
ツー、ツー、ツー
龍斗「・・・・・ちょっと出かけてくる!」
友紀「龍斗!どこ行くの!」
龍斗「ちょっと散歩だ!」
俺は走る
普通なら助からない
でもみんなで信じれば助けられる
俺は救世主を探して走る
龍斗「はぁはぁはぁ、いた!」
明人「どうした、そんな汗だくで」
俺は救世主に言う
龍斗「俺の友達を助けてくれ!」
明人「フッ、一番の友達の頼みを、俺が断ると思ったか?」
みんな、待っててくれ!
超展開、次は今日は遅れて二日後になってしまいました
次回もお楽しみに!