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俺は神様の親友です。  作者: しょぼ
俺の親友がロリッ娘美少女になってたのだが・・・
3/10

ーーー5月11日ーーー放課後ーーー

英孝「白川被告、反論はあるか」

龍斗「やってない・・・俺は何も・・・」

英孝「白川被告の弁護人は」

1-D「・・・・・」

英孝「弁護人はいないな、それでは白川被告の罪状を安藤あんどう

安藤「はい、白川被告は斎藤さんの隣の席になったことをいいことに、一階の用具庫に連れ込み、強引にあんなことやこんなことをしようとしました。」

英孝「全員異議は?」

1-D「異議なし!!!」

英孝「それでは白川被告に判決を言い渡す、志水しみず

志水「はい、判決は『南鳥島へぶらり一寸法師の旅』の刑を下す」

英孝「異議h」

1-D「無し!!!!!」

英孝「それでは刑執行は次の第2日曜日だ、それではこれにて裁判を」

龍斗「終わりにされてたまりますかぁああああぁぁぁぁあ!!!!!!」

理不尽だ!たしかに明人にはしつこくしたかもしれないが、

龍斗「俺はここまでされることをした覚えはないぞ!」

英孝「おれはお前がこれだけしか罰がないことに不思議だが」

龍斗「俺はそれを『島流し』と呼ばれてることはわかってんだ!」

英孝「『走る特急列車に顔面タッチ』よりはマシだろ?」

龍斗「それは殺人だ!」

どうしてこうなった!クソッ明人は、

女子D「斎藤さん、ホントに何もされてない?」

飛鳥あきひと「白川さんに責任はないんです。あれは私が・・・はぅ」

女子C「ねぇみんな、こいつ即死刑でよくない?」

飛鳥あきひと『ニヤリ』

うん、あいつは後で殴る

龍斗「お前らも俺と同じ状況だったら・・・」

安藤「おい白川、さっきなんでお前がここにいるとかなんたら言ってたけど、斎藤さんとなんか関係あんのか?」

ここで事実言っても「妄想おつ」とか言われるだけだ、だからここは

龍斗「いや、あそこにs」

飛鳥あきひと「私は白川さんの中学のからの友人です」

1-D「なんだってー!!!」

こいつバラしやがった!

飛鳥あきひと「あと私のお父さんと白川さんのお母さんは兄妹なので、従妹いとこでもありますね」

おい、ちょっと待てコラ

飛鳥あきひと「あと親が仕事の都合で海外に転勤になってしまったので、白川さんの家に居候することになってますが」

英孝「お前ら誰でもいい!時刻表を見せろ!!!」

1-D「イェッサー!」

英孝「安藤と森崎もりさきは廊下に逃げた白川を追え!絶対に逃がすな!」

安藤&森崎「イェッサー!」

俺だって特急列車に顔面から突っ込みたくはない!俺はできるかわからない連続6段抜かしで階段を駆け下りた。


ーーー午後6時ーーー通学路ーー




明人「アハハハハハッ!それで足捻挫ねんざしたと、バカじゃねぇのお前、アハハハハッ!」

龍斗「全部お前の所為だからな!俺途中で死を覚悟したからな!?」

明人「まぁまぁ落ち着け、プッ」

龍斗「よくそんな口叩けたなおい、」

明人「俺がここにいる理由教えて欲しくないの?」

龍斗「チッ!」

明人「それに、お前が俺と喧嘩して勝ったことあるか?」

龍斗「・・・・・」

そういや俺こいつと10回ぐらいガチの喧嘩したことあるけど一回も勝った試しねぇな、見た目ロリだから忘れてた、それでも勝てるかわからねぇけど・・・

龍斗「俺だって喧嘩強い方だったのにな・・・」

明人「そりゃ知ってるよ、お前俺以外に負けたことないじゃん」

龍斗「まぁ・・・」

明人「じゃあこの話はここで終わりな」

龍斗「・・・・・」

納得いかねぇ・・・

龍斗「まずお前が女の子になった理由からだろ?」

明人「それは一番後だ」

龍斗「まて!それが先だろ!」

明人「朝起きたら超絶美少女になってましたって言っても納得いかないだろ?」

龍斗「まぁな」

そんなアニメや漫画みたいなこと言われても信じられないからな

明人「まずはこの能力からな」

龍斗「アニメの話聞きに来たわけじゃねぇぞ!?」

明人「マジで、朝起きたら能力使えるようになったんだって」

龍斗「お前さっき自分言ったこと忘れたのか!?」

明人「でさ、その能力がすごいんだって」

龍斗「スルー!?」

明人「だって話進まないもん」

龍斗「あークソ面倒くせぇ!」

なんだそれ!なんか変なこと言ったか!?

明人「というわけでこの能力の解説な」

龍斗「お前中学から変わってねぇな」

明人「俺が清楚でおしとやかな美少女になってると思ってたのか?」

龍斗「いや・・・その・・・」

高校のお前はそれであってるんだが・・・

明人「物理法則程度なら無視できる能力者にはなったけどな」

・・・・・はい?

明人(ニコッ☆)

龍斗「いや、ニコッ、じゃねぇ何て言った!?」

明人「お前らが望むんだったら地球丸ごとブラックホールで滅ぼせるぞ」

龍斗「それ何てチート!?朝起きたらで発現していいレベルじゃねぇぞ!?」

明人「だから『お前ら望むんだったら』だ」

龍斗「どういうことだ?」

明人「条件があるんだよ、ヒントは俺の言葉の中な」

龍斗「つまり、俺たちも地球がブラックホールに飲み込まれますようにって願わないといけないのか?」

明人「そういうことだ、能力の発動条件はその事象に関わる70%の生き物が心で許可出すこと、ブラックホール云々は世界の人間、虫、動物、植物の70%が望まないといけない」

龍斗「一見大げさに見えて、何かしょぼくないか?」

その条件だと自分が思うどうりに能力が使えないんじゃ

明人「うん、たまに中途半端に発動する」

龍斗「例えば?」

明人「にんじんが嫌いな奴が能力の発動条件をクリアして発動しても、にんじんは満貫全席にはならず、もやしだけになる」

龍斗「ショボッ!!!」

明人「成功する時は成功するけどな」

龍斗「例えば?」

これで叶う願いなんて存在しないんじゃ

明人「例えば、真面目な奴しかいない学校で一人だけかなりテンションの高い奴がいる」

龍斗「!?」

なんだそれ、

明人「そいつは周りから変な目で見られて、そいつは浮いてたがその代わり頭も身体能力が誰よりも優れている奴がいたとする」

龍斗「・・・・・」

明人「そいつは周りからどう思われる?誰よりも気に入らない奴が自分よりかなり優れていたとしたら、疎ましいし目障りだよな」

龍斗「おい、」

それじゃあ・・・

明人「そしたら『俺たちの前から消えてくれ』っていう『学校中の全員』の望みとして条件が整うんだよ」

龍斗「お前!その条件で俺たちのところに来れたのか!?」

明人「・・・・・」

龍斗「・・・・・」

俺は下にうつむく、だって高校ならこいつと楽しんで過ごせる奴がたくさん見つかると・・・

明人「俺だって・・・俺だって最後まで居たかったさ!でも朝起きたら制服が無くなってて、学校に電話したら『東堂とうどう明人』という生徒は居ませんって!」

龍斗「なっ!?」

明人「それから俺の名前が学校の公式サイトに載ってないか検索してたら、俺の名前が見つからないうえに、俺が適当に考えた望みが3つ叶えられてた」

龍斗「それがお前の能力なのか、偶然じゃなくて」

明人「だから実験した、10日間ネットに篭って俺個人の望みと『某検索サイトの株価20倍上昇』『消費税の低下』だとか適当に考えついたもの」

龍斗「で?どうなったんだ」

明人「実験は成功、いろんなところで聞いて回って叶ったものはかなりの数の賛同、叶わなかったものはまったく賛同者がいなかった。俺さ、実験前のことで一番考えてたこと思い出したんだ、もうあんな学校行きたくないってさ、友達出来ることよりも、そっちを考えてた」

道路が少し濡れる、雨が降ったわけじゃないのに、俺はこいつに何かいうことができない、いろいろ騒動があれど、俺はたくさんの友達が出来たから、俺はこいつに何も言うことができない、いい境遇にある俺の自慢に聞こえるかもしれないと思ってしまったから、

龍斗「・・・・・」

明人「これが一つ目の例、もう一つは微妙にいい意味の例だ」

龍斗「もう一つ?」

明人「ああ、もし自分に会えたらと望んで居て、俺と一緒の学校生活が送りたいって奴が居たら、やることが無くなった俺は信じたんだよ、お前の学校に『転校生が来て欲しいと思ってる奴』が70%いることを、俺は早速お前の通う学校に電話して転校手続きを出した、また楽しかったあの頃に戻れると信じて」

龍斗「明人・・・お前・・・」

俺はこいつが明人でよかったと思った。こいつが前向きだったからここに

明人「そんで今日の朝、俺はこんな美少女からだになって、知らない部屋の真ん中にはこのセーラー服が置いてあった」

龍斗「・・・・・」

明人(ニコッ☆)

何かなぁ、結末はいいんだがな・・・

龍斗「ごめん、うちの教室変態ばっかりで・・・」

明人「まぁ、それでここにいるんだから結果オーライだ」

こいつは『この教室に転校生が来て欲しいと思ってる奴』70%と同時に『この教室に美少女が来て欲しいと思ってる奴』も70%いたからこんな体になったんだ、

龍斗「なんかなぁ、ごめん」

明人「でもな、火星でナ◯ック星人が見つかったときは軽くはしゃいだ、ピッ◯ロだぜピッ◯ロ!」

龍斗「なんてことしてんだお前!?」

物理法則云々の確信はここからか!

龍斗「あ、もう俺の家の前だ、じゃあまた明日」

明人「おい龍斗、もう一ついい例見れるぞ!」

龍斗「なんだそれ、今70%の条件達成したことなんて」

明人「ヒントは今日の裁判」

龍斗「・・・・・(汗」

明人  『ニコニコ』


ピーーーンポーーン(白川家のインターホン)


???「はーい、龍斗あんた道路の真ん中で何やってんの」

飛鳥あきひと「こんばんは、龍斗くんのお姉様ですね、今日からお世話になります。斎藤飛鳥です」

龍斗の姉「へぇ、こんな美少女がうちに居候いそうろうする従妹かぁ」

龍斗の母「あら久しぶりねぇ、こんなに綺麗になって」

飛鳥あきひと「お母様も、今日からよろしくお願いします」

龍斗「・・・・・こ(滝」

明人『ニヤリ』

龍斗の母「コラ、いつまで突っ立ってんの、あんたも夕飯の準備しなさい」

このヤロぉぉぉおおおおおおおお!!!


次回は登場人物紹介の予定です!

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