プロローグ 俺の中学校の頃の友人の話
注意:これはボーイズラブではありませんしラブコメでもありません。それを踏まえて読んでください
俺にはたった一人だけかなり仲の良い友人が居た。
きっかけは仲良くしてる間に忘れちまった。それが良いのか悪いのかわからないが噂にもなるほど仲がよかった。それはいつまでも変わらないはずだった。
ある日、高校進学の話になったら、そいつが親の都合で県外の高校に行くことがわかった。このとき俺はかなり動揺した。それが自分が孤独に戻る恐怖か、そいつのことを心配してかはわからない、ただあいつも友達が俺しかいなかった。あいつも同じことを考えてると思って怖かった。卒業式前日、俺はあいつの家に向かい、聞いた、「寂しく無いのか」と、
そしたらあいつは「寂しいし辛い、でも俺たちが中学入学したばかりの頃も同じだろ、だったら高校でも同じだ、きっと良い友達ができる。あと携帯もあるだろ。だから離れても『会えない』わけじゃない、俺達はずっと親友だ!だから心配すんな!」
・・・俺は何を考えてたんだろうな、こいつが不安になる要素なんて一つもないじゃないか。
俺は安心して家に帰り、卒業して、高校に入った。もちろんあいつとは違う学校だ
高校に入って一ヶ月たった今でも俺はあいつのことを考える。あいつは三日で50人友達を作ったらしい。あいつが中学校で友達ができなかったのは、場所が悪かったからだ。俺もあいつ程ではないが、たくさん友達が
できた。今は休み時間になるたびにワイワイガヤガヤしてる。たぶん俺もあいつも同じだろう。
だから二日後にあんなことが起きるとは思わなかった。




