国家魔術師ナイン様
こういうのが好きな人もいますよね
俺が目を覚ますと、既に部屋のメンバーがいなくなってた。
なんでだ?と思い、時計を見てみると、10時となってる
「マジかー、寝坊したー。」
起こしてくれてもよかったんじゃね?
まさか、あいつらにまでいじめられ始めた?
それはダメだよ!普通の人だったら耐えきれずに出ていくよ?それで罪悪感を相手に生ませて帰ってくる。これが定番だ。
まぁいいや。探索も俺一人でできるし。
「鎌出し!」
すると自分の身長と同じぐらいの大きさの黒い鎌が出てきた。
「カッケェー!今日はこれでバサバサ魔物切ろうか!」
昨日行ったとこはやべえドラゴンが居座ってるし、成長しても全然勝てるビジョンが浮かばない。
「とりあえず、神父に聞きにいくか。」
部屋を出て神父の部屋に行く
「すいませーん、別の塔とかありますか?おっと!」
どうやら神父さんと見知らぬ女の子が取り込み中な様子だ。
「しっ、失礼しましたー、、、」
そう言って扉を閉める。
あの子絶対神父の嫁じゃん、よくいるよな、ロリババア。「のじゃのじゃ!」とか言ったりして。クスクス
「誰が「のじゃのじゃ!」だと?」
えっ?なんでバレてんの?口に出してたかも?
「安心しな、私は心が読める能力を持ってるだけさ。」
プライバシーの欠片もないなこの人
「じゃあ俺が今どんなこと思ってるかもわかんのか?」
「もちろんだとも!見てやろう。」
エロいなこの人の格好。なんの繊維でこの洋服はできているのだろうか?よく見ると、下の方も少し透けていてとてもエロい。さらに下に何枚も着てることから絶対に見せないという意志を感じる。透けてる服を着てるのに絶対に見せないというこの服装と性格のギャップがまた良き。あっ、そういえば今心見せてるんだった。俺の人生ここで終了だな。これみんなに言いふらされたらそれこそ本物のいじめが開始してしまう。なんとしても避けなければ。
「あはは、、、ありがとう。気持ちは受け取っておくよ、」
「おい、何勝手に人の心のぞいてんだこの野郎!」
「あんたがのぞいていいって言ったんだよ?!」
「前言撤回!!やめちまえ!占い師なんて!プライバシーの侵害だ!」
「理不尽!見ちゃったものは見ちゃったから!みんなに言いふらしちゃうかも?」
「全て忘れろ!」
「それはあなたの態度次第かな?まぁ今謝るなら許しーー」
「ごめんなさいすいませんでしたソーリー」
「はやっ?!面白くないわね!じゃあ私の足を舐めなさい!さぁ早く!」
「あぁ?!なんでそんなこと!」
「いいから!早くしろ!みんなに言いふらされちゃうよー?いいのかなー?ならいいけど?」
「くそ!」
ふふっ、ちょっと心のぞいちゃお!
この人の足舐めていいの?やばい足フェチになりそう。綺麗だなこの人の足。これなら舐めてもいいかもな。でも男の威厳が!あれ?そんなもの一生に一度あるかわからん綺麗な人の足舐めることに比べたらどうでも良くなってきたな。よし舐めよう!素早く高速で舐めよう!
舐めてほしくない人に普通こんなこと言わないよな?ってことはいけるか。行こう!未知の世界はすぐそこだ!!
「なんなのこいつ。ああ!ちょっと!ほんとに舐めた!でも悪くないわね。もっと舐めなさい!下僕!」
「何をされていらっしゃるのですか?ナイン様」
音もなくナインの後ろに移動する神父。
「神父様これは、、、この人が急に舐めてきたんです!」
すると、神父は懐から盗聴器を取り出して無言で何回もボタンを再生した。
『もっと舐めなさい!下僕!』
『もっと舐めなさい!下僕!』
『もっと舐めなさい!下僕!』
「神聖なる神の御前で何してんじゃこのやろー!!!!!!」
「ごめんなさい!!」
「あなたはいつまでナイン様の足を舐めてるんですか?普通怒られてる時はやめますよね?」
「うるせえ、クソジジイ。お前も舐めたいならこいよ。」
「ガキが!ボコボコにしたろか?」
「落ち着いてください神父様、私も少し気が狂っていました。さっさと抱きなさい下、、、そこのあなた」
「抱きなさい?こいつら!まだ続ける気か!つまみ出せ!」
「うぇーーん!追い出されちゃったよー!噛んだだけなのに!言い間違えただけなのに!!」
「すまねぇ、夢中になってた。いつか詫びるから。俺の名前は石山進よろしくな。」
「私は国家魔術師5天が一人ナインよ!私に会えたこと一生の幸せとして墓場まで持っていきなさい。じゃ!」
そう言ってナインは帰って行った。
「生きててよかったぁ。」
やべ!もう11時だ!急いで行かないと!っていうかあの女のせいで神父に聞かなかったな。他の塔の場所。明日で良いや。
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