甘々チョコレートな夜
ちょっと少ないけど日常系もちょくちょく挟んでいきます
ゴロゴロゴロー!ピカ!!ザー!!!!
落雷と豪雨が落ちていて、新しい環境というのもあってか、なかなか寝付けない。
早く強くなりたいのでベッドの中でイメージトレーニングをしてると、足元がモゾモゾし始めた。
「なんだ?!」
そして布団の中を見てみると同じ部屋のメンバーである酒井凛が布団の中に入ってきたのだった。
すると石田の方から「うわっ!」という声が聞こえてきた。
よくみるとあっちには前田桜がいってる気がする。
なんなんだこいつら、「男子に夜這いでもしにきたのか?」おっと口に出してしまった。まずぅぅい。
案の定、聞こえてたようでめっちゃ見てくる。布団の中から。
「何してんの?」と小声で聞く。
「異世界来て怖くて寝れないの!あと私雷無理だし!」と泣きそうな声で言う。
「あぁ、そういうことね。」
ラブコメ展開きちゃうの?それも別にいいね!こう言うのも一理ある。
ここは思いっきり踏み込もう!
「大丈夫?俺でよければ相手になるよ。」
「ぇ、ありがとう。じゃあこのまま抱きついていい?」
おおおお!!君も意外と踏み込むねぇ!でもそれ、嫌いじゃない。
「もちろんさっ!プリティーガール!」
「ごめん、やっぱいいや」
ちょっとちょっと、なんかミスった俺?完璧にイケメンだったでしょ!
これエロゲーの『ハチャメチャ!!恋のキューピット☆きらりん☆主人公の俺がイケメン過ぎて学校が俺を争う女同士の戦争ばっか!一体だれが勝ち抜くんだ?本当に誰が勝ち抜くんだろう?』っていうゲームを参考にしたのに、、
いいなー。あっちはイチャイチャして…あれ?前田が、、石山から、、離れていってる!あいつやらかしたな!ププザマァみろ!
「「本当に女心わかってない!!」」
そう言って怒る乙女は就寝するのであった
同じ頃、隣の壁から「「本当に女心わかってない!!」」と聞こえてきた女子四人組の部屋
「あの声ってさ!凛と桜じゃない?だよね!」
「そうっぽいね」
「女心わかってないとか言ってるてことはそう言うことなのかな?」
「そういうことなんじゃない?」
「あの二人顔はいいのになんで振るようなことしたんだろうね男子たち」
「他に好きな人がいるとか?」
「一番しっくりくるけどそれは三流の考え。一流の考えはズバリ、鈍感男なのでしょう!」
「「「おおおお」」」
決まった。
「あっちもおさまったことだし私たちも寝ますか?」
「そうですねー」
そう言って電気消した。
「ふぁーー、起きた起きた」
朝になって起きると、昨日自分のベッドに行ったはずの酒井がいた。
「なんでっ!?お前昨日戻っただろ。」
「あんたが寝てればいいの」
つまり俺は黙ってればいい男というわけか。
「そろそろ布団から出ないと、今日からあの塔に行くんだろ?」
「なんかまた怖くなってきた。」
と酒井はすっかり落ち込んでいるが
「いざとなったらちゃんと私のこと守ってよね!」
かわいいな。とてつもなく。恋しちまいそうだ。
「えぇー皆さんおはようございます!今日から塔に行って魔物を倒します!覚悟できんのかゴルァ!!??」
先生…何があったんですか
「死んだら許しませんからね!」
と広場で全員に言い終わると、光の方に行って顔を赤くしていた。
あれー?あれもう完全にできちゃってるじゃん。
生徒と教師の禁断の恋。甘々だわ。
もし現世に帰ったとしたら即刻教育委員会にこのことバラしちゃお~♪
いよいよ突入します。
「ゴーー!」と掛け声をして中に入る。
「すっげえ!広くて明るいな!早く魔物と遭遇したいな!」
今のところ魔物は出てこないな。不気味だ。早くレベルアップしたいな。
武器は昨日ホテルの水道のパイプ引っこ抜いてきたからあるし、
じゃあ行くとしますか!
ホテルの従業員たち
「あれ?!水道から水が出ません!!」
「何?!?!大問題だぞ!今すぐ調べて来い!!」
「はい!」
従業員はパイプが一本抜かれてるのをみて、絶句していた。
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(有名になりたい ニヤニヤ)