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魔王 シェイタン・ファシアス

進はぼろマントの言った言葉をしっかりと聞き取った。


「勇者は皆殺しだ。」というセリフを、


奴の気配がとらえられなかったことも驚きだが、奴の圧倒的なオーラがやばかった。


こいつは相当やばいぞー。


すると、奴は女二人を連れてきた。


サヤたちの相手をさせる気だろうか、


「サヤ!今すぐ凜を連れていけ!」


「いや、私もう二人やったから。安心して。」


おおー、おっかないねえー。俺の嫁は、


「サヤ強すぎー-」


と若干引き気味に言う凜。


「ありがと、でも進のほうが強いよ。」




とりあえず、鑑定してみるか、どうせ通用しないだろうけど



【シェイタン・ファシアス】


筋力:不明  知力:不明  魔力:不明  素早さ:不明



ゾクッ!!


こんな感覚は久しぶりだ、体が疼く。


「勇者にうらみでもあんのか?お前は」


「お前に話す必要はない。」


「そうかい、なら力づくで話させてやるよ!」



「暗黒魔法 ブラックホール極大!!」


牽制に大きめの一発を放っていく。


その技に危険を感じたファシアスはすぐに回避しただが、ブラックホールの真髄は吸い込むことにある。


「神風魔法  エレメントトリプルハリケーン」


3つの馬鹿でかいハリケーンが室内を回っている。


この新幹線の強度頭おかしいだろ!?


ハリケーン出現してんのに一個も傷つかないんだけど?!


「そんなんじゃ、俺のブラックホールは止められないぞ? 鎌だし二千個!」


「ふっ、甘いわ! 神風魔法  スピリッツトルネード!」


無数の見えない斬撃が進を切り刻んでいく。


「黒霧発動!」


いつものように黒霧でガードしようとするが、霧を貫いて斬撃が飛んできた。


くっそ!ずっと逃げるしかないってか、なるべく体力は温存したいんだけど、ここで死んでも嫌だからな。


「鎌だし 特大サイズ!」


「神光魔法  デスソーラー」


今度は光属性か。まあ魔法は効かないからいいんですけどね!!


魔法を二つ詠唱してるが、光の魔法は全属性無効で効かないから戦況は変わらなかった。


それを察したのか、ファシアスは新たに呪文を追加してきた


「神雷魔法 ゴロピカス  神地魔法 災厄派  神水魔法 ナラクトリファイス  神火魔法  ドラゴヴォルテージ」  



はいもう頭おかしい!! 


チートオブチート!!


とにかく、魔法打ちまくるか。


「暗黒魔法 黒球」


どんどんファシアスがうった魔法は、相殺されていく。


やはり、俺は最強。お前は最弱ー。


「お前、いったい何をした?なぜ神の領域の魔法に達した我が魔法を打ち消しているのだ?しかも当たっても、ダメージつかない属性があるし。それずるいよねえ?」


「お前の攻撃も十分チートだわ!」


「ふっ、今の私は本来の力の三割しか出していない。」


「さ、3割?まじか、」


おいおい、やっべえぞ。俺本気だったんだが、


「いくぞ!小僧!遊び相手にはなったぞ。」


「勝ち誇るにはまだ早いんじゃねえか?」


そう舐めた態度をとっていると、腹にパンチを食らった。


ドゴオオオオオオン!!!!!


ファシアスが進の腹にパンチを入れてきた


「ぐはっ!!」


「身体能力だけでこれはえぐいな。」


これは、、大型トラックが時速700キロで突っ込んでくるレベルで痛い。


やっべえ、立てない。


「どうした?すぐ終わってしまったなあ。これじゃあ話にならない。」


「おいおい、だから俺はまだ死んでねえぜ。」


「だからお前では私にー----------」


神撃の速さでファシアスの心臓を握る。


「な、なぜ!?!?」



「馬鹿にすんなって言ったろ。」


進からどくどく血が出てくる。


これは相打ちってことで終わりにしようぜ。


「心臓をつぶせば私が死ぬとでも思ったか、この馬鹿め。」


そう言って、心臓を貫いてきた。


「まじ、すか?」


グシャアアアアアアアアアア!!!!!











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