天蓋ベッドから始まる俺の王国! 主要登場人物紹介 その一。
ここには、現在までの設定で出て来る予定の主要登場人物を紹介いたしました。
今後作品の進行に伴い、登場人物が増えていく予定ですのでその際には、追加してお知らせするようにいたします。
〈主人公〉
竹原 読人
・二十歳のフリーター。引きこもり気味で独りよがり。
・過去のとある事故が原因で、実生活に実感が持てないでいる。
・小さい頃から人知れず、小説を書いているらしい。
・口が悪いが人は良い?
・実は動物好き。
〈日本〉
竹原 美代子
・読人と穂積の母、四十過ぎ。会社勤め。
・病気で夫を亡くしてからは、女手一つで読人とその姉を育てた。
・読人を苦悩から救えないのが、母親として辛い。
・読人が書いた小説を、こっそり読んでいる。
竹原 穂積
・二十四歳、独身。都内某所にある、スピリチュアル・ショップで占い師をしている。
・彼氏がいるが、なかなか結婚に踏み切れないでいる。
・弟の読人とはあまり口を利かないが、仲は悪くない。
・仕事柄からなのか、占い好き。
オーナー
・穂積が働くスピリチュアル・ショップの店主。
・姓名、年齢など不詳。あまり店に顔を出すことがない。
〈古王国イルバラード〉
アイル・カスゥール(イルバラード)
・十三歳、『緑のカスゥール』神殿のの巫女。還俗してからは、アイル・イルバラード。
・物心つかないうちから神殿に入ったため、世間知らずで常識に疎い。
・サイデン・イルバラードの孫にあたり、還俗後は王位継承順位第一位。
・木陰や庇での日向ぼっこが好き。
サイデン・イルバラード
・古王国六座の『緑』を冠する、イルバラードの先代国王。
・新興国ソルベリオンの『疾風公』率いる北部諸侯軍に、王都を攻め落とされた際に王太子リューエン(アイルの父)とともに戦死。
・賢王と諡される。
リューエン・イルバラード
・イルバラードの王太子。父王サイデンとともに非業の死を遂げる。
・内政に力を発揮し、治水対策や農地改革に尽力した結果、イルバラードは大陸東部随一の豊かな国となった。
・存命中はよく市井に出かけ、その気さくな性格から国民にとても人気があった。
・王位に就いてはいないが、その人気から仁王と諡される。
メンゲル・イルバラード(メルリニオ)
・イルバラード王国南部、メルリニオの領主で現国王。
・アイルが還俗するまでは数少ない上位の、王位継承者の一人。
・領主時代から凡庸と思われており、人を惹きつける魅力も優れた才覚もないとされていた。そのため、有力な諸侯や重臣から推され傀儡の王位に就く。禅譲後の諡号は演王。
レイゼン・シュミイヌ
・イルバラードの外務卿。
・ソルベリオンによる侵攻前から、度々同国を訪れていた。
・性的倒錯者。
ギュンデ・バーゼリアン
・イルバラード北部諸侯の一人。バーゼリアン領侯爵。
・真っ先にソルベリオンに降り、王都侵攻の尖兵を務めた。
・好戦的で野心家。侵攻後の北部地域総督に任命される。
ロゴス・カーラード
・イルバラード北部諸侯の一人。カーラード領伯爵。
・狡智に長け、王都セレンドゥーワ陥落の策を考えだした。
・バーゼリアン侯ギュンデを内心嫌っている。
ガイダル、ヤンゲエ、マッセヌ
・イルバラード北部、小領の諸侯たち。
・功名心からカーラード伯の策に乗り、自国に攻め入るという暴挙に出る。
ハルミア・コーデ
・イルバラード北部諸侯の一人。コーデ領公爵。
・国王サイデンの従妹で、未亡人のため女当主。
・武に秀でる絶世の美女。しかし直情径行で口が悪い。
・アイル好き。
カイト・ミン
・イルバラード王国の文務官。
・市井の出だが、『緑風館』の館主シュリントに師事。
・埋もれた史跡や知識、文献を研究するのに注力しすぎるあまり、他者を厳しく見てしまうきらいがある。
・多肉植物好き。
シュリント
・他国にも名を馳せる、政軍俊英を輩出する私塾『緑風館』の館主。
・相当な老齢だが矍鑠としており、いまだ衰えを知らない。
・王国の守護、『緑のカスゥール』を奉じる神殿の高位聖職者でもある。
・子供好き。
〈ソルベリオン王国〉
ギューズ・ムンド
・ソルベリオン王国、『建国の父』であるアシュメンを弑逆した、現ソルベリオン国王。
・建国の立役者の一人で、大将軍として辣腕を振るった武人。
・武辺一辺倒の人物ではあるが、他国に攻め入るほどの野心はない。そのためか、イルバラード侵攻には消極的な態度を示している。
ザンバー・ドルメ
・ソルベリオンの『疾風公』。イルバラード侵攻の総大将。
・元は遊牧民の族長の嫡子だったが、戦功により公爵の一人に叙せられる。
・遊牧民の出だけあって騎馬戦が得意で、武器は片手斧を得意とする。
・好色家。
ロールロー・ソード
・ザンバーの腹心。
・大陸中央の古王国、アレイス出身。謎多き人物。
・イルバラードの北部諸侯を抱き込み、王都を攻め落とした後は南部攻略をその視野に収めて行動に移そうとする。
この後は本編に入って参りますが、本編はとりあえず第〇話を投稿いたします。