第七話〜陰謀
まだまだ 書かせていただきます。お楽しみください人は一人でも増えていけばいいと思います。よろしくお願い申し上げます。
━━だが、しかし待てよ。何かがおかしいぞ。そもそもこのゴミ拾い大会では、参加者は常に河口にけて歩き続けけなければならないハズであった。それなのに、食料貯蔵庫?その貯蔵庫の中身を活用したいと思うならば、この場を去って歩き続けるなんてことは出来るワケがない。
ということは?ふたりの老婆は、このゴミ拾いウォークの参加者ではないということか?ここに定住してるただの市民か?それならば彼女らがAIロボットから攻撃されないのも腑に落ちる。もし、そうだとするならば?たとえオレが貯蔵庫の場所を吐かせたとしても、その中のブツを持ち去るにも量的な限度というものがある。
彦左衛門は、カーシャからの視線を気にしながら考えた。もしそうであるならば、貯蔵庫に拘るのも無意味に近いのかもしれなかった。
そこで思い出した。
━━いや。待てよ。そういえば婆さんは、自立自走白木馬を所有してるとか言ってなかったか?そうか。それだ。今のオレには、この泥濘地獄の中でも自由に動き回ることのできる能力。そうか!白木馬だ。白木馬があるじゃないか。それが必要だとオレ自身考えたではないか。
東芝彦左衛門は、腰に巻きつけてある頭陀袋の中に隠し持っていた赤色そら豆銃の存在を確かめた。
カーシャに近づいていった。
カーシャがそれに気づいて、窪地の中で顔をあげた。その顔に表情がなかった。
躊躇するわけにはいかなかった。
彦左衛門は口を開いた。
「なあ、婆さん。ひとついいかい?カーシャと言ったかな、」
お読みになっていただけまして 誠にありがとうございました。次話も乞うご期待。




