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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ドワーフの最強拳士、エルフの幼女に転生して見た目も最強になる!

作者:呑竜
「ワシを残して先に行け!」

 ドワーフの『拳士ガルム』は、勇者パーティを魔王の元へ送り届けるため瀕死の重傷を負った。

「……さすがにこれは助からんか」

 大きな穴の開いた腹部を見下ろすガルム。
 武人としては理想の最期であり悔いはなかったが、そこに水を差す奴が現れた。

 近接戦最強の『剣魔グリムザール』。
 ガルムとの決闘に異常なまでのこだわりを持つ魔族が、こう申し入れてきたのだ。

「ガルムよ、ひとつ約束をしないか? 互いに転生し、新たな生を得た後また相まみえ、今度こそ一対一で決着をつける。そういう約束だ。我が一族に伝わる秘術を受け入れるなら貴様は、次の生を得ることができるのだ」
 
 生きること、それ自体にこだわりはない。
 だが、『まだ戦える。まだ殺し合いができる』というのは魅力だった。
 戦闘狂なところのあるガルムはこれを快諾。
 次の生でグリムザールとの約束を果たそうとしたのだが、転生先はまさかの『エルフの幼女』で……?

「なんでだ!? なんでエルフ!? ワシの鍛え上げられた上腕二頭筋は!? 苦味走ったいい男ぶりは戻ってこないのか!? おぉのぉれぇ騙したなグリムザールうぅーっ!」

 前世とはまったく異なる脆弱な肉体と、反則レベルの可愛さと。
 相反する要素に悩まされつつも、ガルムはしぶしぶ修行を続ける。

 足りない『気』を『魔力』で補い、脆い『肉体』を『技術』で補う。
 努力と工夫は着実に芽を結び、やがて『最強の冒険者』とあだ名されるようになるのだが、あまりにも可愛すぎるため『最カワの冒険者』と噂されるようにもなってしまう。

「次はこれ着て! ミニスカドレス! 大丈夫、絶対似合うよ! ディアナちゃん最強に可愛いから!」
「うるさいうるさい! ワシの求める最強はそうゆーのじゃないのだあー!」
 
『武と可愛さ』の狭間で揺れるガルム(ディアナ)の、明日はどっちだ?

※ドワーフ→エルフのTS転生バトルコメディです。
※ディアナ(ガルム)がとことん愛されます。
※グリムザールの意外な転生先を探りつつ、お楽しみください(登場する女の子の中のひとりです)。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
「第一章:第二の人生の始まり」
「第二章:かつての仲間と新たな仲間」
「第三章:王都へ!」
「冒険の書三十六:陰星」
2025/06/10 18:04
「第四章:新たな災難」
「第五章:パラサーティア防衛戦」
「冒険の書七十:ギイ」
2025/07/14 18:13
「第七章:人造人間コーラス」
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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