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1/2 心に響く言葉の鐘  作者: 寝るL
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最初の動画 その1


久しぶりの夜更かしで昼まで寝てしまった。状況が状況だったからソファーで寝たけど、部屋ではできるだけベットで寝るようにしよう

でも…


豊「社会人になって初めてかもしれない」


すがすがしい朝だ、昨日で36になって、野望を自分が考えた物語を動画にできるかもしてない、

そう考えると執筆もはかどるってもんだ、だが、そのまえに… …


豊「結衣さん~、起きてるかなー?」


俺の部屋で寝てると思われる結衣ちゃんを起こすためにノックをする。


豊「結衣さん~、入るよー」

豊「いないか…」


回りを見渡した。結衣ちゃんが何か残してるかもしれない… …


豊「あった、LINEのアドレスだ」


それと追記で「部屋にあった設定資料集を数日お借りします。絶対返しますので心配しないでください。」

少し安堵した。中二病のセリフに、オタク特有の早口、嫌われる要素はあったと思う。


豊「にしても、いいとこのお嬢様なのか…?」


思い返せば、とんでもないことの連続だった、家族以外の女性(母)が彼女でも会社の同僚でもない

会って1時間もしないほぼ初対面の女の子が、俺の部屋に入り、しかもロボットの作画がとんでもなくうまいなんて

しかも可愛い、テレビでもこんなドラマやらんだろってレベルだ。


豊「よ~っし、今日は話を詰めて、キャラ設定も煮詰めていこう」


昨日のあまりものを朝飯ならぬ昼飯にして執筆作業に入ろうと思ったときにLINEのアドレスを見る


豊「…返事は早いほうがいいよな…」


LINEに登録しているのは後輩と会社専用の番号と家族のみ、職場の女性にも教えてないのに

実質、初めての女性を登録するわけで…


豊「緊張する…、ウザがられないだろうか、一日置くか?」


悩みに悩んだ、結果


豊「シャワー浴びるか」


今夜LINEを送ろうそうしよう、棚上げした。

いや、本当に夜送るよ?

シャワーを浴びるために服を脱いでいくと、悪寒が走る、


豊「嫌な予感がする」


入社して、14年こうゆうときはたいてい当たる、聞きたくない曲が会社専用の携帯電話から流れる


… … …


豊「でるか」


ピィ


豊「はい、…はい… …」


トラブルが発生したようだ、いつものことだな休日詐欺は過去何度もあるから数えることを辞めた。


豊「はぁ~ブラックブラック」


シャワーを浴びる時間はできた。

頭はすでに仕事のことでいっぱいだった。後で後悔した。この時にLINEを送っておけばよかったと、

せっかくの野望を語れる仲間ができたのに、クオリティの高いロボットの絵を描いてくれる人なのに…

関係を白紙にするところだった。



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