3.ツボを怒らせないほうが良い
こんばんわ、マルマルです
いつも読んで下さりありがとうございます<(_ _)>
登場人物が増えるので、そろそろ登場人物一覧を作ろうかな~
と考えています
次回は、2日後の21日20時に予約投稿します
ゼノン町
ゼノン町の玄関に口モンスターが現れ、モグモグと口を動かした。
「ぺぇ、ぺぇ」
カツ達を吐き出すと姿を消した。
ツボは空中で回転して着地したが、カツはコロコロ転がってしまった。
「わあああああ・・・・あれ?」
目を回した後、キョロキョロ見渡すカツ
「着いたぜ。ゼノン町だ」
「ビックリした~。ふぅ~心臓に悪い。」
心臓に手をやって落ち着かせようとしていた。(> 3 <)ふぅ~
(それにしても、あんまり栄えていない町だなぁ~)
「これからどうするんだ?」
「とりあえず色々見て回るか~」
歩き出したが、案の定ツボは先へどんどん歩いていった。
「ちょっと待って~」
大きな声で言ったっが、こっちを見ずにどんどん先へ言った。
「たっくー。バカツボが!!こっちのペースに合わせて歩いていいだろ。
このバカツボツボ!!」
独り言を言うカツ。
たったった。
何か物凄いスピードでこっちに向っている者がいた。
そう、凄い形相したツボだった。
「てめぇ~。今、私の悪口言っただろ」
「いやだな~。言ってないよ」
「いや言った。私の耳は地獄耳なのさ」
ツボの耳が揺れた。
そして、ポカッとカツの頭を殴った。
「イターーー」
「ハハハッハハ」
ツボはカツの頭を殴った拳が、硬すぎて物凄い痛い表情をした。
カツはツボの表情を見て、お腹を抱えてゲラゲラ笑った。
「テメェーー1回死なねぇと解らねぇみたいだな」
ツボは背中から、刀を取り出した。
「!!!!!」
カツは驚いたw(゜○゜)w
「確かにゴーレムだから物理攻撃じゃ、テメェーは効かない。
でも、魔法が付いてる刀だったらどうだろうな?」
怖い笑いをするツボ。
肩にあるポケットから、カードを取り出した。
「ガル チップイン」
「わかったのだ~。モードは?」
刀に搭載されたOSが喋った。
「モード1」
「了解なのだ~。いっくよ~」
野球ボールくらいの大きさで、ヒョウの頭をした炎の塊が4体、刀の周りをゆっくり回っていた。
そして、だんだん早く回って炎を帯びた刀になった。
(げげげ!!あれを食らった死ぬぞ!!考えろ考えろ。
怒っている人に効く方法は・・・・・)
「ちょっと待って。」
「もう、遅い」
ツボは刀を振り下ろした。
「1つだけ願い事を叶えてあげる」
ピッタと首元に燃え盛る炎の刀が止まった。
カツは首元にある刀を見て、思わずゴクンと唾を飲んだ。
「何?それは本当か?」
「お、俺に出来る事だったら、叶えてあげるから。」
「しょがねぇ~な」
首元から刀を離した。
「ふぅ~。全く~。あれくらいで~」
ぼっそとカツが言った。
「あ?なんだって?」
「いえいえ。何でも無いです」
無理矢理に笑顔を作る。
「ご主人様~。途中で止めたら困りますよ~」
「!!!!」
いきなり、刀が喋り出したので驚くカツ。
「そうだな。1発ブチかまさないとな」
刀を空へ向けた。
「ガル砲用意」
「コンボ発動 威力1.4倍、範囲1.6倍 会社相性2.3倍 チップ相性2.5倍 フルスロット」
刀が早口で喋った。。
刀の周りに回っているヒョウ頭の炎が、口から炎を出して高速で回り出した。
そして、刀の中央にエネルギーが溜まってきた。
「ファイザ」
炎のエネルギーが空に向って一直線上に発射され、雲を突き抜けた。
そして、いきなり直径10mの魔法陣を描いて、大爆発を起こした。
爆発の威力で突風が吹いた。
「あ~スッキリしたのだ~。じゃ~おやすみ」
OSは嬉しそうに言って、寝てしまった。
「さて、願いを叶えてもらうか」
「・・・・・」
余りの衝撃で、ぽか~んと見るカツ。
「おい!!もしかして、やめるとは言わないよな?」
「え!!ま、まさか、それはないよ。ない。男に二言は無い。」
(ひぇ~~。凄い威力だ~。下手にツボを怒らせない方が良いな。覚えて置かないとメモメモ(◎_◎))
「じゃあ~。その頭を触らせろ」
「へ?そんな事でいいの?」
凄い事をお願いされると思っていたカツは拍子抜けした。
「なんという感触!! やっぱり思ったとおり、ジョリジョリして気持ち~♪♪」
カツのボーズ頭をジョリジョリ撫で始めた。
「ちょっと。上目づかいで私を見ろ」
「はぁ?」
「いいから」
「解ったよ」
カツが上目づかいで見た。
「か、可愛い~~ もう~たまらん」
ご満悦のツボ。
「もういいだろ?」
「いやだ」
(これじゃきりが無い。よーーし)
「お願い!!もう止めて!!」
目をウルウルさせてお願いした。
「う、う~ん。仕方ないな」
残念そうなツボ。
(よ~し作戦勝ち!! つぼね先輩の嫌がらせを回避する時に身に付けた技、秘技【泣き落とし】(^▽^)/
いや~こんな所で役に立つとわ!!( ̄▽ ̄)フフフ)
「ところで、ツボ。足を速くさせるハリースピの魔法があるよね。
俺にかけてくれよ~」
「なぜ。ハリースピの魔法が使えると知っている」
(ヤバイ!! もし、ゲームで知っていたからと言ったら、何されるか解らんw(°О°)W)
「やだなぁ~。ムーブを使える人は、ハリースピも使用出来る人が多いからじゃないか ハハハハ」
引きつった笑いで誤魔化す。
「そうゆうものか? う~~ん」
手をアゴに当てて、何か考え事をしているツボ。
「早く早く、魔法を掛けてよ」
余計無い事を言わせないために急かした。
「フン。ハリースピ」
カツの歩くスピードが速くなった。
「よーし。これで速くなったぞ♪♪♪・・・・って遅いんですけど~」
思わずツボにツッコんだ(‐_‐)ベシベシ
「めんどくせぇな~。ハリースピ」
少し歩くスピードが速くなったが、まだまだった。
「もっと速くっていてるだろ」
「ほぉ~。私にそんな口利くとはね~。じゃ~お望み通り最高に速くしてやるよ ふふふ」
不適な笑みを浮かべるツボ
「ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、
ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ、ハリースピ」
早口でカツに向って魔法を唱えた。
「お!!速くなったじゃん・・・・あれ?
あれれれれれれ。助けて~~~~」
カツの歩くスピードが徐々に速くなり、速すぎて本人に止める事が出来なくなった。
右へ左へどんどん先へ行ってしまった。
「あ~~。スッキリした。せっかく来たんだから、楽しもう~っと♪♪」
上機嫌なツボは、全くカツを心配せず。お店を見回り始めた。
プレゼント屋
「さて、ナナちゃんにプロポーズのプレゼント、何買おうかな~♪♪」
若い羊の男は、彼女が喜びそうな物を見て回った。
「おお!!これがいいや」
可愛いカエルのぬいぐるみを見つけて喜んだ。
「喜ぶ姿が目に浮かぶ~~~
うん?何だろ?」
大きな声で怒っている客がいたので、支払いをして気になって向った。
服屋
女性服のお店で、お金持ち風の太ったカバが、あきらかに自分よりサイズが小さい服を持ってきた。
「お客様、ご自身で着られるのですか?」
にこやかに話す。白髪の生えた羊のアランが言った。
「そうよ。何か?」
「こちらの服は、サイズが小さいようなので、別の方がよろしいと思いますが」
「あ!!私に意見する気?このデザインが気に入ったから買うの」
「デザインを気に入って頂きありがとうございます。ただ~」
「何!!私が太っているから、入らないって言うわけ」
「いえいえ。そう言う意味ではございません。」
太ったカバは、持っていた服をドサッと地面に投げた。
「あんたウルサイわね。常連の私に向って生意気よ。店長はいない店長」
あわてて店長がやってきた。
「大変申し訳ありません」
店長が深くお辞儀をして謝った。
「どういう教育をしているわけ?お客様は神様のよ。」
「すいません。すいません」
「だったら、この店員に土下座させて」
「!!」
その場が静まり返った。
「ほら、土下座しろ。」
店長は、アランに向って言った。
「嫌です」
「良いからしろ、奥様の夫は大臣なんだぞ」
「ですが・・・」
「良いのか?また子供に迷惑をかけて、それに金が必要なんだろ?」
「それは・・・」
「だったら、早く土下座しろ」
握りこぶしを作って、震えるアラン。
「は・や・く。土下座しな。このバカ店員が!!」
太ったカバが威圧するように言った。下を向いたアラン。
腕組みをしている太ったカバに向って、ゆっくり自分の感情を必死に抑えながら
片膝を付いた。
そして、両膝を付いた。
「申し訳ありませんでした」
震える声で頭を地面に付けて、土下座をした。
「父さん」
あまりの衝撃な光景に、ぬいぐみを落としてしまった若い羊の男アラーサン。
悲しい表情で見た後、急いでその場から逃げ出して物影に隠れた。
「はぁはぁはぁ」
急に汗びっしょりになり、父の土下座が脳裏に焼きついて離れられなかった。
待ち合わせをした公園
下を向いて、考え事をしていたアラーサン
「あ、もう着いたのか」
目的地に着くと、そこにはマングースの女性がいた。
「待ったかい アルル」
「ええ。話って何?」
「実は、俺と結婚してくれ」
肩膝を着いて、満面の笑みで指輪を見せた。
「・・・・ごめんなさい。受け取れないわ」
「え・・・なぜ?」
「私は、カナリ家の息子と結婚する事になったの」
「は? カナリ将軍の息子と?」
「そう。だから、あなたとは結婚出来ないの」
悲しそうな顔をするアルル
「どうして。あんな奴と結婚するんだ」
アルルの肩を揺さぶって、問い詰めた。
「決まっているでしょ。ゴールドよゴールドのためよ。
私は贅沢をした暮らしがしたいの。もう、あんな貧しい暮らしは嫌なの」
「それは、俺が出世して楽にしてやるって言っただろ?」
「それは無理。だってあなた、もうすぐ死んでしまんでしょ?」
「それは・・・」
口ごもるアラーサン
「私もつらいの。病気で弱っていく、あなたを見たくないの」
涙を流すアルル。
「アルル」
懇願する目で見た。
「私達は縁がなかったのよ。さようなら」
「待ってくれ~~アルル。・・・・ゴホゴホ。アルル・・・」
アルルを追おうとしたが、咳が止まらず手に血がついていた。
「うぉおおおおおおお」
膝を着いて、地面を叩いた。
自分の力ではどうしようもない体。父の事。貧乏な事。全てに絶望した。
大雨が突然降り始め、雷がなっていた。
雨に打たれながら、ゆっくりと顔をあげた。その目は何かを決意した目だった。
アラーサンの自宅
「どうした アラーサン。そんなにずぶ濡れになって」
心配そうに聞くアラン。
だが、アラーサンは、自分の部屋に入っていった。
アランも後を追った。
「どうしたか聞いているだろ」
「俺はこの家から出て行くよ」
アランに背を向けて、荷物を整理していた。
「何言っているんだ。そんな体でどこに行くんだ」
「ヒール国へ行く」
「遠い所でないか。止めておけ」
「ここに居たら俺は治るのか?」
振り向いて、魂の叫びだった。
「それは・・・」
「俺は最後まで望みを捨てない。体を治して出世するんだ。ゴホゴホ」
「だ、大丈夫だから。ほら、薬だ」
アランが渡そうとした薬を手で払った。
「何をするんだ。大事な薬だぞ」
「ウルサイ。治りもしない薬を飲んで何になる。
家がもっと裕福だったら、もっと良い薬、もっと良い医者に診てもらえたんだ」
アランの心にグサッと刺さった。
「だ、だから、少しでも良い薬を手に入れるために、一生懸命に働いているだろ」
「俺は、自分の信念を曲げても絶対に土下座はしない。
父さんみたいになりたくない」
パチンと平手打ちをした。
アラーサンは、叩かれた頬に手をやった。
「お前のために、どれだけ苦労したか知っているのか」
大声で怒り出すアラン
「ああ。知っているよ。俺達のために朝から晩まで働いている事。
薬のために色々な所から借金をしている事。
俺達の事を1番に考えてくれている事。
父さん。俺のために疲れただろ。こんな生活。だから、解放してあげる
これから、自分のために生きてくれ」
一筋の涙が頬を通った。
涙を拭い、荷物を持って玄関に向う。
「アラーサン」
その言葉で立ち止まり、振り返った。
「俺は1回も言った事なかったけど、言うよ
今までありがとう。父さん。そして、お元気で」
涙が止まらなくなり、深く深く一礼をして出て行った。
腰から砕け落ちるアラン
「バカヤロ」
目に涙を堪えながら、搾り出す声で呟いた。
好きな携帯ゲームは、クラッシュロワイヤル
トロフィーを上げるのが面白い(^^)/
自分と同じくらいの対戦するので、いつも接戦でやりごたえがあります。
特に、リーグの昇格戦は、手が震えるくらい緊張して戦います。
負けた時は、物凄い疲労感だけど、勝った時は目標を達成出来た喜びで、凄く嬉しいです(≧∀≦)!!
興味のある方は、無料なので1回やってみたら良いと思います(^^)/
◎感想、評価、お気に入りなどしてくれたら、
テンションが上がって書くスピードがUPします( ̄▽ ̄)ニヤリ!!
応援よろしくお願いします。(^^)/