1.ゴーレムになったけど、さっそく死亡フラグが立ってしまった!!
みんさん、はじめましてマルマルです。
今回、小説を読んで頂ましてありがとうございます。
自信は全くありませんが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。(^○^)/
目標は、累計100PVです。
他の方に比べたら、小さな目標かもしれませんが、頑張ってみたいと思います。
2話は、今日の20時に予約投稿します。
その後は、2日おきに予約投稿を行いたいと考えてます。
現在は、4話まで完成しています。
みなさん、どうぞよろしくお願いします。
職場の屋上
「なんだろ俺に用って」
いつもこき使われている女性の上司つぼねに呼び出されたカツ。
また、何か怒られるのか不安になりながら、ドアを開けるとつぼねがいた。
「な、何ですか用って」
ビクビクしながら聞くカツ。
「実はね。前からあなたの事が好きなの。付き合って」
恥ずかしそうに髪の毛をいじりながら、言った。
「え!!本当ですか?」
「うん。こ~う。ちょっかいかけると面白いから、
ついキツク当たってしまうけど・・・・ね」
上目遣いをして、胸の谷間が見えてしまったので、必死に目をそらすカツ
「ごくん」
思わず唾を飲み込んだ。
「返事を聞かせて欲しいなぁ~」
今まで聞いた事がない甘える声で言った。
「いいですよ」
嬉しそうなカツ。
「本当に?」
「本当です。」
「ぷははははっは。あ~~~~~面白い。みんな出て来な」
ぞろぞろと見ていた人達が出てきた。
「ちぇ。損したぜ」
男はつぼねに1万円のお金を渡していた。
「え!!」
何が起こっているか解らないカツ
「まいど~~~。1、2、3・・・」
次々と万札を貰うつぼね。そして、お札を数えていた。
「どうゆう事ですか?」
「賭けだよ賭け。あんたが告白を受けるか、受けないかっていう・賭・け」
「ひ、ひどいじゃないですか。お、俺に何か恨みがあるんですか」
「ぜ~んぜん。ただ、面白いから。じゃ仕事頑張れよ~」
肩を叩いて去って行った。
カツは、悔しくて情けなくて、手が震えていた。
「絶対にあの女に復讐してやる」
カツの家
「フフフ。仲間もいなくなって孤立したな。鬼つぼね。さぁ~てどうやって料理してやろうか」
一人で大ヒットゲームaaaaaをプレイしながら呟くカツ。
カツのストレス解消は、鬼つぼねに似ているモンスターをじっくり、いたぶる事だった( ̄_ ̄)フフフ
性格悪いだろ~( ̄▽ ̄)ニヤリ
通称「ファイブa」と言われている仮想空間シュミレーションゲーム
ファンタジーな異世界で、一人のモンスターとして、自由に行動出来る。
好きな国に属して商売をやったり、強い部下を集めたり、強くなるために合戦に参加したり出来る。
国の貢献度が高くなると、国の方針を決める大臣や戦いを指揮が出来る将軍になる事も可能。
まぁ~他にも出来る事など沢山あるけど、説明が面倒なのでこの辺で(^^)/
特にかく面白い。
「鬼つぼねは、美人だけど性格は最悪女だ。
その点カルラ様は可愛いよなぁ~。お嫁さんにしたいよ~」
カルラ様は、メイドの服を来た白いポルメシアンの犬なのだ。可愛いんだなぁ~
しかも、強くてカッコイイし、性格もやさしくて正義感がある理想の人なんだなぁ~
俺と結婚してくれ~(^△^)/
「・・・・・ふぅ~。また明日。鬼つぼねと合うのか。」
ふと明日の事を考えてしまったカツ(‐3‐)ふぅ~
「!!!!!イタタ」
お腹が痛くなってきた。
大きなストレスを感じると痛くなるんだ。(×_×)
だから、ストレス軽減の方法を本やネットで調べたんだ。
知りたい? ストレス軽減の方法
どうしようかな?
・・・・早く言えって?
イテ、誰かに殴られたような気がした。キョロキョロ辺りを見るカツ。
わかりましたよわかりました。m(_ _)m
※ストレスを軽減する方法は、説明が長くなるんで興味ある人は1番下を見てね
そして、
いつもの日課の「ピーーーー」をして、気持ち良く寝てしまったカツ。(-ω-)ZZZ
ピーーーは、皆さんが思っている事じゃ、じゃないですよ。絶対に絶対に<<(>_<)>>
地下室
「ふぁ~~!!!」
「なんだこれは!! まるでゴーレムになったみたいだ」
目覚めると、変化した手や体にビックリするカツ。
自分の体が岩の様にゴツゴツとした物に代わりに、お腹が中年のおっさんの様にぷっくり出ていた。
頭はボーズで身長が2頭身。
まるで小さくしたゴーレムのようだった。
(何でゴツゴツしているんだ~(°д°)!!
でも俺が知っているゴーレムと少し違う・・・いやだいぶ違う
それは・・・全部丸くて、足がペンギの様だった~~\(°△°)/)
ここで、ゴーレムを知らない人に簡単に説明しよう。
ゲームの世界でゴーレムと言えば、岩や土で出来た大きくて角ばったモンスター。
特徴として、魔法が使えなし移動速度も遅いけど、物凄い体力が高く物理攻撃に強いのモンスターだ。
(それにしても、ここどこだろ?何でこんなに沢山のモンスター達がいるんだろ?
う~ん。わからん。こうゆう時は、ゲームの基本。情報収集、情報収集。(^○^)♪
でも、どのモンスターに話かけようかなぁ~。
強そうなモンスターに話しかけて死んだら嫌だから、弱そうなモンスターだな。弱そうな弱そうな)
キョロキョロ辺りを見回した。
「いたーーー(^○^)/」
他のモンスターみたいに、鎧や剣を持っていない
弱そうなネズミのモンスターを発見したので、ペタペタと歩いて隣に座って話しかけた。
「あ、あの~。ここどこですか?」
「うん?」
じっくりカツを見るネズミ
「なんだ。おらより弱い雑魚じゃねぇか。」
反対の方向を向いて、胸に手をあてるカツ。
(えええ!!!俺こんな弱そうなネズミより弱いのか。(°д°)!!
あぶねぇ~。偉そうに言わなくて良かった~。丁寧に聞いて良かったよ~
こういうタイプは低姿勢で褒めるのが鉄則!!)
気を取り直して、くるりとネズミの方を向いて、もう一度笑顔で尋ねた。
「いや~ほんと、自分雑魚なんですよ。
だから、この中で1番頭良さそうな人に助言を聞こうかなぁと思ったですよ」
「まぁ。俺は賢いから何でも解るけどな」
賢いという言葉を聞いて、上機嫌になるネズミ。
(扱いやすい( ̄▽ ̄)ニヤリ)
「まず、ここの場所ってわかります?」
「場所は解らんが、セミ国に入った事は確かだ。」
「セミ国、傭兵国のセミ国ですか?」
「はぁ?当たり前だろ」
(もしかして)
「じゃ。今、何年ですかね?」
「ララ帝国130年だけど、お前さっきから何を言っているんだ?」
「いや~。あはははは。最近物忘れがひどくて。ははは」
必死に誤魔化すカツ。
(キターーーーー(^○^)/、間違いなく、ゲーム「ファイプa」の中に転生したんだ。
いや~。夢がかなったな。カルラ様をゲットして、あんな事やこんな事をしてやるぞ~。
でへでへでへへへへ(*^▽^*))
不気味な笑みを浮かべるカツに対して、ネズミは変な目で見た。
すると部屋の中に、魔導師が着るフードに来た骸骨を先頭にぞくぞくと怖そうなモンスターが出てきた。
「諸君、これから審査を行う。このゲートをくぐってくれ」
骨の指で示した所に、飛行機の搭乗検査で行うような門があった。
「なんだてめぇ。誰に向って指図しているんだ」
斧の武器を持った牛の顔をした戦士が言った。
「私の命令が聞けない者は、前に来なさい。」
「うるせぇーみんなやってしまえ」
ぞくぞくとモンスター達が、骸骨たちを殺すために武器を持って現れた。。
「筋肉倍化」
牛モンスターの腕が3倍になった。
そして、腰にあるケースから一枚のカードを取り出した。
「巨大化チップイン」
斧にカードを入れた。
すると、斧が10mの大きさになった。
牛は巨大斧を骸骨に振りかざした。
「カーン」
ピンク色のバリアで全ての攻撃を無効化した。
「何!!!」
自分の攻撃が効かない事に驚いた。
「ホホホ、元気があっていいの~。良いデータが取れそうじゃ」
骸骨は一枚のカードを口から取り出した。
「圧縮チップイン」
「OK!!」
杖にカードを入れると機械音で喋った。
「フェニックス」
骸骨が魔法を唱えると、燃え盛る炎の鳥フェニックスが出た。
「スジューム」
「コンボ発動。攻撃力1.5倍、範囲1.4倍、中心ダメージ1.5倍」
フェニックスが米粒ほどの火の玉を放った。
「火属性の攻撃なんて余裕だ。氷の盾」
牛モンスターが魔法を唱えると、氷の盾が出現し防御体制に入った。
そして、体全体が凍りの包まれた。
氷の盾に火の玉が触れると、大爆発をした。
辺り一面、炎に包まれた。
「ぎゃーーー」
「助けてくれ」
牛モンスターの周りにいたモンスター達が、黒こげになって倒れた。
「けっ。余裕だぜ」
炎がまだ燃えている状態で、余裕の表情
だが、もう1回中心にいた牛モンスターだけに、爆発した。
すると、一瞬のうち氷が溶けた。
「なぜだーーーー火属性に強い氷属性を使ったのにーーーー」
牛は黒こげになって倒れた。
骸骨の持っている杖から、一枚のカードが目の前に出てきた。
そして、亀裂が入って、突然燃えて無くなってしまった。
「たった1回でダメとはのぉ~。
しかもオリジナル魔法より威力が弱いとは、商品化にはまだまだ課題が多いのぉ~」
独り言を呟いた。
「さてさて。これで私の命令を聞いてくれるかな?ホホホ」
骸骨は笑って言った。
(ヤバイヤバイ。骸骨のくせに、なんでS4ランクの魔法が使えるわけ?
しかもOS搭載している杖使っている。強すぎでしょ。
どうする。どうする。考えろ考えろ)
カツはモンスターの死を見て、必死に考える。
ゲートへ、一列に並ばされた。
そして、一人目のコウモリモンスターがゲートを潜った。
すると、何も反応しなかった。
「ふぅーー」
安堵の表情だった。
「こいつはいらんな」
「は」
骸骨の隣にいたワニ男のソルが、ギザギザの刀で斬った。
「うぅぅ何で」
斬られた所から大量の血が噴出して、倒れた。
並んでいるモンスター達に緊張が走った。
「次」
「ハ、ハイ」
モンスターが次々にゲートへ行った。
次々と減って順番が回ってくるカツは、生き残るために必死に考えた。
(まだスタートもしてないのに、死亡フラグが立ってしまったーー!!(××)!!
どうするどうする。考えろ考えろ。こういう時は、仮説を考えるだ。
仮説:『強い者や特別な能力を選抜して何かをやらせる。』
では何をやらせるんだ?
目的が解れば対処出来るんだが、全く解らん。)
「ぐうううーーー」
「助けてくれーー」
次々とゲートを通過して殺されていった。
カツは顔に汗が垂れてきた。
(考えろ考えろ。俺の武器になる物は・・・!!ファイブaの知識だ。
ララ帝国130年といえば、ララ帝国が反乱によって崩壊する1年前だ。
このセミ国は、傭兵だけでなく、店員や家事など人材を貸し出して利益を得る国だ。
もしかして、誰かに依頼されて、偉い人を暗殺、もしくはスパイ要員を選抜するとしたら・・・!?)
「次」
「は、はい」
とうとうカツの番になった。
体中の汗が止まらなくなり、恐怖で体が震えだした。
「・・・・・」
何も鳴らなかった。
(相手は何を望んでいる。何が必要だ。何が必要だ。・・・そうだ!!)
「殺れ」
カツに切りかかった。
「カチーーーン」
「あれ?斬られてないないぞ」
カツの体を切ったはずだったが、斬れなかった。
「ゴーレム族か、道理で硬いわけだ。こいつらは魔法で処理しよう」
ソルは、刀をしまって魔法を唱えようとした。
「旦那様、この世界ではお金の様な物が存在するのでしょうか?」
両足を地面につけて、骸骨を見上げて言った。
「お金?何だそれは?」
「物を買う時に支払う物です。」
「ああ。ゴールドの事か」
「そうです。ゴールドを増やす事が出来るのが、私の特技でございます。
何卒、命でだけはお許し下さい」
土下座をして必死に頼むカツ。
「フン。ウソくさいやつだ。斬れ」
「ハ。 サンリ」
ソルが魔法を唱えた。
雷檄がカツ目掛けて落ちた。
「ドーン、ドーン、ドーーーン」
「あれ?何も痛くないぞ。ラッキーー(^△^)/」
カツの周りにピンクのバリアが覆われていた。
「誰だ」
「私よ」
コツコツと階段を下る音がした。
そして、赤い羽根の付いた女性用の帽子を被ったグラマーな黒猫が登場した。
「失礼しました。ダイアナ様」
骸骨達は深くお辞儀をした。
「面白そうじゃない。このゴーレム。でも、私ウソは嫌いのようね~♪」
「3日頂ければ、元手がタダの商売をして、ゴールドを沢山増やして見せます」
「ふ~ん。それはそれは凄いじゃいない。いいわよやってみて」
すると、ゴーレムの後ろにいたネズミが出てきた。
「おらもゴールド稼ぐの得意。やらしてくれ」
「ふふふ。面白い事になったわね。じゃーこうしましょう
3日あげるから、沢山稼いだ方を部下にしてあげる
ただし、負けた方はこうよ」
首を掻っ切るポーズをした。
その時カツは思わず、ごくんと唾を飲んだ。
(こえぇええ~~~。<<(゜△゜)>> 頑張るんだカツ。お前なら出来る)
自分を励ますカツ。
「もう1つお願いがあります。」
「な~~~に」
楽しそうな顔で言った。
「私はこの土地の事を知りません。なので町に連れってくれるモンスターを付けてください。
それに、途中で私が不正をするかもしれませんし、道の途中で他のモンスターに殺されるかもしれないので、
強い者をよろしくお願いします。」
「なるほど。確かにそうね。誰にしようかしら。
う~~ん
いいわ決めた」
ニヤリと笑う黒猫
「ありがとうございます」
土下座をしてお礼を言うカツ。
((^3^)ふぅ~。なんとか死亡フラグを回避したぞ)
「玄関の所に二人を連れて行きなさい」
「ハ」
カツとネズミは連れて行かれた。
「フフフ。さぁあて。どうなるか楽しみだわ」
玄関前
数分が経って、玄関前に一人のモンスターがやって来た。
「!!!!!!」
カツは思わず驚愕した。
「つぼみ先輩」
ゲームで見た事があるつぼみ先輩に似たモンスターが現れた。
ストレスを軽減する方法
ストレスを感じたら、気晴らしになる事を紙に書いて、リストアップし実行すると良いです。
実際に行った例
◎宇宙飛行士の人が行ったリスト
・家族とメールや会話をする。
・美しい地球を眺める。
・一人野球をやる
一人野球とは、無重力状態でボールを投げて、打って、取る事を一人で遊ぶ事です。
○リストアップは、沢山あった方が良いです。最低30個
例
・お風呂に漬かる。
・好きな音楽を聴く
・宝くじが当たったら何を買おうと妄想する
・自分の好きな人物だったらどうするか考える
・ノートに相手の悪口を書く。絶対に他の人に見せてはダメーー!!(×_×)!!
◎思いつかない時は、ネットで調べたり、家族や友達に聞いてみると意外な方法を知る事が出来ます。
他にも、大きいストレスを感じているスポーツ選手や歌手や社長などの有名な人が、どのように克服したかを調べるとヒントになります。
例
不安になった時→最悪の事態を想定すると、覚悟が決まって気持ちが楽になる
本番前に緊張 →緊張するなと思わずに、緊張を楽しむと良い方向に向う
※上手くいかない時は、別の気晴らしの方法を組み合わせて試しましょう。
皆さんのお役に立てれば幸いです。よい1日を(^^)/
◎感想、評価、お気に入りなどしてくれたら、
テンションが上がって書くスピードがUPします( ̄▽ ̄)ニヤリ!!
応援よろしくお願いします。(^^)/