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4話 赤い肌の女性は
4話、新章です!
「う、うーん、、、」
陽の光が零れた線の真下で私は目覚めました。
私は魔力を尽かして死んだはずです。
なぜ、今生きているのでしょうか、、、?
周りを確認することを忘れたまま、
今生きている事を嬉しく思い、空気を吸う。
肺を冷やす。心地がいい。
今生きている事を不思議に思い、頬をつねる。
頬が痛い。これは、現実。
今生きている事に感謝しながら、ようやく周りを確認する。
冷たい石の感覚が肌に伝わる。
どうやら、ここはちょっとした洞穴のようです。
「お、お目覚め?やっと起きた」
声が聞こえた。聞こえた方に、振り返る。
そこには見慣れない肌の女性が立っていた。
美しい赤の肌に二本の小さな角を持つ、
「オーガ」と呼ばれる珍しい種族。
その女性は、サバイバルに長けているのか
獣の革を服に加工した服を着て
石の槍を持っていた。
「え、えっと、、、あの、これは、、、?」
私は大混乱に陥っていた。
そりゃあそうだ。死を覚悟して倒れて、
目覚めた先があの世じゃないのだから。
ピンピンだし。どこも痛くない。
オーガって、すこし活発的なイメージが強いわ