2話 村を守れ!
なにやら呪文を唱えたミロル。
その魔法は、周りから自分が見えなくなる、
透明化の魔法でした。
(投稿遅れてすみません)
、、、。
どうやら、このゴブリン達に魔法は
効かないようです、、、。
私ができる最大の事が、
できなくなってしまいました。
どうやら、柔風の結界を破ったときに、
風の魔法への耐性をつけてしまったようです。
次にできることを、すぐに考えました。
もちろん、魔法は使わない方法です。
閃きました。
しかし、ダメそうですね、、、
でも、でも実行します。
仲間の為に。
エレキーメディスの為に。
私は、周囲に落ちている木の棒をかき集め、
紐でまとめました。
かなり太めの、剣の完成です。
丁度よく、透明化の呪文も切れたようです。
「愚かなる魔物よ!覚悟!」
、、、そんなかっこいい事を言ってみますが、
ダメです。実行した自分が愚かでした。
ゴブリン「、、、生き残りのエルフが居たか」
剣は、折られてしまいました。
ミロル「仲間を、返して!」
もう、単純に叫ぶしか、、、いや待って、、、
ゴブリン「はっ、今さら何かと思えば。
、、、うっとうしい。
殺られる覚悟はできてるのか、貴様」
唐突です。できているはずも、ありません。
しかし、エルフは魔力が尽きない限り、
死なない種族です。
魔力の供給元は風。
そして、私は並のエルフじゃ扱えない力を
持っている。言ってなかったけど。
(がっつり、魔法だけど、、、。)
自然の法則と共に生きる私達を殺せるはずが
ありません。これは、最大の時間稼ぎなのです。
エレキーメディスの誰かが、この異変に
気づいてくれることを信じて、、、
ミロル「いいでしょう。
やれるものなら、、、、、、。
かかってきなさい!」
「雨の魔力よ、我が鼓動を聞いてくれ
現象、清き流。轟き。
、、、愚かな邪悪を、打ち消せ。」
ゴブリン「何をごちゃごちゃと。
悪あがきはさせないからな!
はぁ!」
私は、ゴブリンから飛んでくる大きな
トゲ棍棒を横にスッと交わしました。
奇跡です。エルフって実は反射神経はいいのですが、動きが少し遅いので、、、。
ミロル「それが、我の願いなり!」
ミロルちゃんは、村を守れたのでしょうか?
いやー楽しみですね。