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プロローグ
練習で画像を入れてみました。
幾つか投稿しますので、挿絵が苦手な方は非表示にして下さい。よろしくお願いします。
こちらは現在投稿中の「引力と猫の魔法使い」リメイク前のものとなります。
改稿を繰り返した結果、破綻している部分が多く存在しています。
また、現在連載中のものと内容や設定が異なりますのでご了承下さい。プロトタイプ版にはリメイク版のネタバレが含まれます。
科学室に入ると一人の少女が立っていた。
猫の様な目、針金の様にまっすぐな長い髪、色白い肌。非現実的な存在感。
水鞠コトリ
彼女は魔法使いだ。
普通なら信じない所だが、今の俺は違う。それだけの事件に遭って来ている。
他人の持ち物が部屋に投げ込まれていたり、告白をしてもいない美少女に突然振られたりと散々だ。
いや、細かい事はどうでもいい。もっと大事な事がある。
確かめたい。本当に俺が、彼女の未来を変えてしまったのかを。