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創作の協奏曲  作者: 久遠未季
第二章 創作の協奏曲完全版
56/78

※『叛涯』企画書(ダミー)

※『叛涯』企画書 (ダミー)


●タイトル

叛涯


●テーマ

ふたりは不老不死

時代物


●あらすじ

 将軍直轄の近衛隊に所属するミツヅリは、とある少女の暗殺という密命を受けた。だが、いざ少女の命を奪おうという段になって迷いが生じる。死の運命を躊躇いもなく受け入れようとする少女に違和感を覚え、気がつけば任務を放棄して少女の手を取っていた。

 武士の『幕府』による統治が行なわれる時世。『妖機』を呼び出すことができる刀剣の類は『幕府』によって厳しく管理され、原則として武士以外の使用を禁じられていた。『妖機』の持つ力と、それによってもたらされる奇跡の力によって世は統治されていたのである。

 少女が暗殺対象となったのも『妖機』の密造をしていたからだというのだが、それにしては事態が大袈裟に過ぎるのではないか。そしてミツヅリは彼女との逃避行の中で、『幕府』の重大な秘密を知ることとなる――


●人物

【ミツヅリ・ヒオン】

 厭呪『綴』によって不滅の肉体を持った青年

 ・それなりの歴史を持つミツヅリ家の現当主

 ・無愛想で口下手だが根暗というわけではない

「俺は、何がしたかったのだろうか」


【イクシキ】

 厭呪『幾識』によって不滅の魂を持った少女

 ・謀略のため幕府によってとらわれている

 ・幕府に従うだけだったミツヅリの人生に変化を与える

「さあ、我を殺せ」


【ニノマエ・ツイ】

 茶屋(陰間茶屋?)経営の傍ら反体制活動をするオネェ

 ・現実的な人間ではあるが、案外と情にもろく、面倒見が良い

 ・『半妖機』を秘匿しており、彼自身も高い戦闘技能を持っている

「アタシの店じゃ、持ち込みは禁止だよ」


【ツナシ・リン】

 ニノマエの茶屋で生まれ育った少女

 ・色町に捨てられていたという出自にもかかわらず、明朗闊達、前向きで明るい少女

 ・色町に不満があるわけではないが将来は色町を出て、普通の生活をすることが夢

「ワタシは、あんまりニノマエに危ないことをして欲しくないな」


【ガジョウ】

 全国を渡り歩く行商人

 ・へらへらとした調子の良い男

 ・多分、詐欺師

「兄ちゃん、良い壺があるんだけどよぉ。ワシんところから買っていかないか?」


【センガ】

 ガジョウの相方である刀鍛冶

 ・ガジョウに対しての冷静なツッコミ役

 ・自らが鍛え上げた複数の『半妖機』を所持している

「私は、この男とは腐れ縁でな」


【シキサカ】

 近衛二番隊の隊長を務めるお調子者

 ・近衛隊長ではあるが『厭呪』は保有していない

 ・『厭呪』を保有していないことに多少の劣等感があり、ミツヅリに張り合おうとするのはそれが理由

「オレは、テメェのことが大っ嫌いなんでな」


【キンカクシ】

 近衛頭を務める初老の男

 ・ミツヅリに帝の暗殺の指令を下した人物で、帝に関する真実を知る数少ない人間でもある

 ・近衛の中で最強の力を持ち、最強の機体に乗る

「なら、ワシを倒してみせよ」


●メカニック

狗倶利伽羅いぬくりから

 ミツヅリの用いる『妖機』

 ・主に大気を操る『術』を持つ

 ・背中の光輪を発光させて飛行可能(というよりも浮いている状態が通常)


おきな

 反幕府組織の用いる『半妖機』

 ・生産体制が不安定かつ練度もまばら

 ・各機体ごとに独自の改良がされている

 ・西洋文化の影響を受けてか、拳銃などを装備した機体もある


白峰しらみね

 近衛隊の用いる『半妖機』

 ・走攻守、いずれもバランスの取れた機体

 ・よく訓練された近衛が操り、組織立った行動が持ち味

 ・『ジッテ』などの近接武器を主兵装とする


史崩ふみくずし

 キンカクジの用いる『妖機』

 ・並の『半妖機』をものともしない性能で、主に大地を操る『術』を持つ

 ・機体に大地と反発する作用を持たせることができ、低空であれば飛行可能

 ・一見すると鈍重そうであるが、実際にはかなり素早く動き回る



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