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創作の協奏曲  作者: 久遠未季
第四章 創作の狂想曲――ツナガラナイ未来
21/78

4、エクストリームと公式サイトと……(その1)

4、エクストリームと公式サイトと……


    *


●ホームページ関連について 発信者:エターナル・ミキ

書き込みが遅れましたが、全体確認用に何点か。

先日(一月三日)、おもてがわさんと雁間さんとで打ち合わせたときの重要事項についてです。


    *****


現在、『スタジオぎゃおす』のホームページは存在しません。

前身となる『メカニカル・コンチェルト制作チーム』のページはありますが、メンバが異なるなどの都合でそのままでは使えないわけです。

そのため、同一サーバ上に、新しく『スタジオぎゃおす』名義のページを作成する方針となっています。


ちなみに、わざわざ『重要事項』と赤字で書いているのには、理由があります。

先述の理由もありますが、何よりも楽曲などを提供いただくことになっているチンジョウショさんから、強い要請があるからです。

それというのも、ぎゃおすのホームページにリンクを張りたいということなのですけれど……現状、ぎゃおす名義のものが存在しないので張れないとのことです。

要は、余所様のサークルに迷惑がかかっている状態なので、他の事項に優先して作業しなければならないのですよね。

(特に、『君と色でツナガルミライ』のティザーサイトは必須とのこと)


もちろん、細かくこだわる場合、一ヶ月足らずでホームページを作ることは困難です。

ただ、この場合においては、最低限必要なのはあくまでもティザーサイトのみ。

極論すれば、紙っぺら一枚程度の内容だけで、十分だったりします。

ホームページの中身を充実させるのは、それが完成した後、少しずつでよい……といったところです。


ちなみに、ティザーサイトという言葉の意味は以下の通り。

 http://○×△

……要は、凝ったものを作る必要性はなく、むしろシンプルな方が一般的かもしれませんね。


    *****


以上の内容をまとめると、

 ・今月中にティザーサイト完成&公開(一ページ程度?)

 ・とりあえずティザーサイトはホームページを兼ねる(ページの下の方にメンバの名前をチラっと載せる?)

……という形になるかと。


主な作業者は雁間さんで、他の事項より優先して進めていただく形になります。

また、おもてがわさんがおっしゃるには、ヒキワリさんに発注しているビジュアルイメージを使うとのことです。

ただし、今月中の完成&公開が絶対条件なので……提出が遅れた場合『白紙に文字だけ』のページとなり得ますので、ご了承ください。

(※雁間さんの作業との兼ね合いもあるので、一月中に提出されても時間が足りずに組み込めない……ということはあり得ます)



●ひとまずティザーサイトは最低限の形にはったわけですけれど 発信者:エターナル・ミキ

URLを見ると分かるように、現在の所、あくまでもテストページという形でしかないはずです。

正式に公開するのは、いつからになりますかね?

一応、もう二月になったので、おそらくは当初の予定より押している状況かと思われます。


また、独自ドメイン(サーバ自体は同一)を取得するという話にもなっていたはずですよね。

ただ、少なくともこの掲示板上では、そのためのやりとりもないようなので……。

念のため確認しておきますけれど、おもてがわさんと雁間さんとの間で、それらの調整はお済みでしょうか?

もしもまだでしたら、先方へ迷惑をかけてしまう形にもなるハズなので、早めに調整してしまいましょう。


とりあえずは情報整理のため、固定部分、少し書き直してみました。

不足や間違いがあれば、おもてがわさんや雁間さん、訂正やご指摘お願いします。<(_ _)>



●ご対応ありがとうございます 発信者:エターナル・ミキ

雁間さん、お忙しい中、作業お疲れ様です。

これでホームページ関係、最低限のことは完了した形ですね。


近々、おもてがわさんがチンジョウショさんとの打ち合わせをすると思われます。

そこで問題がなければ、相互リンクを張る……という形になるかと。

どのような形での相互リンクになるかは、打ち合わせしだいの部分もあるので、今できるのはここまででしょうね。

(ブラッシュアップなど、やろうと思えば出来ることはいくらでもありますけれど、現状で十分足りていますので無理されなくても大丈夫です)


ぎゃおす自体のホームページについては、他の事項が落ち着いてからでも、問題ないでしょう。

『メカニカル~』の側のページをどうするかなども、同様ですね。

ドメインの使用料もありますが、既に一年分を払っている(のですよね?)以上、まだ半年程度は余裕があります。

そのまま別ドメインで存続させるのか、整理して新ドメイン下に入れるかは、もう少し方針がしっかりしてから処理すると良いかと。


ともあれ、『色ツナ』の販売戦略というか方針が、まだ固まりきっていないですからね。

シナリオがオールアップしないと開発も出来ず、開発が出来ないとスクリーンショットもとれないですし。

作業としては……まあ、今のところ、出来ることがないです。

なので、雁間さんは学業を初めとした他の物事、あとは『グリズリー』にしばらくは専念していただけるかと。


繰り返しになりますが……雁間さん、作業お疲れ様です!



●二月半ばとなりました 発信者:エターナル・ミキ

まず、雁間さんはサイトまわりの調整、ヒキワリさんはサークルロゴマークの仕上げ、お疲れ様です。

雁間さんはテスト期間などで忙しい時期、時間を割いて活動していただき、ありがたいです。

ヒキワリさんも、デザインまわりで迷ったり行き詰まったりが多い中、仕上げまでやりとげられるのはさすがです。


サイトもまずは形になった以上、シナリオも早く上がらないと……ですね。

あちらは、まだ、『荒野さんが書いた第二節』しか形になっていないようなので。

第一節は先日、ワタシがおもてがわさんから引き継いで、シナリオ作業しているところです。

おもてがわさんは三節のシナリオ、期限内に仕上げてくださいよ!


    *****


そんな中、正式決定したティザーサイトデザインについて、一点だけ意見を。


『スタジオぎゃおす』のロゴマークの位置、これだとあまり良くないかもしれません。

サイトのデザインから、かなり浮いているように見えます。


おそらく、『staff』の一覧の下、雁間さんの名前の真下あたりに置く方が一般的な気がします。

あるいは今の位置に置くにしても、少しサイズを小さくして、同じ行の直前に『presented by 』などの文字をつけるなどですね。


ロゴマークの類は、どうしても、サイトデザインと少し乖離してしまうことが多いので……。

スタッッフ名と同等に、文字列的に配置することで、その違和感を減らす……というのがよくある手法かと。

もちろん、あくまでも一意見ですけれど、現状だとかなり違和感があるので……ご検討していただけたらと思います。


ちなみに、チンジョウショさんへのリンクを張る場所やデザインは、問題ないと思いますよ。

おそらく、あの位置がベストです。



 留年の危機にある中、雁間出太は学年末テストの勉強もそこそこに、サークルのサイト作成作業に没頭していた。

 サイト維持管理は先のリーダであるロックから引き継いだものであるが、正直、あまり得意なものではない。

 それでも、ここ最近はサークルに貢献できていない雁間としては、ここは意地でもやりとげなければならない。

「僕は、照月さんとは違うんだから……!」

 そう、ここで不服だからと逃げ出したら、あの照月と同じになってしまう。

 薩摩隼人や夕立アールなどのように、やると言ったことをやらずに逃げ出すような輩と一緒になってしまう。

 あるいは「すぐに仕事に就いてやるからな」と嘯く、ダメな父親のような人間になってしまう。

「……あんなヤツらのようになるのは、ゴメンだ!」

 ここ最近の彼は、そうして周囲の人間を反面教師として動いている。

 それでも、サイトを作るのは難しかった。

 たった一ページだけなのに、想像した通りのレイアウトが表現できない。

 そしてエターナルは親切で口当たりは優しいのだが、仕事の粗を的確に突いてくる。

「まあ、具体的な指示をくれるから、何とかなったけれど……」

 それでもティザーサイトひとつを作るだけで、己の限界を嫌というほど思い知らされた。前身サークルでロックはいとも簡単にサイトの維持管理をしていたが、やはり彼女は優れた人間だったということだ。どれだけ時間をかけたところで、彼女が構築したようなページを作ることは雁間にはできない。このままサイトの維持管理を雁間が行なうのは、どうしたって無理である。

 ちなみにエターナルは『ワタシはサイトデザインのセンスがない』と言っているが、どう考えても彼女は雁間よりもホームページ作成能力がある。だから順当に行けば、雁間がサイト管理を降りてエターナルが担当することになるのが筋だろう。ただ、彼女はゲームそのもののスクリプトやプログラムという、さらに面倒くさい部分を担当している。さらについ先日、おもてがわが一章第一節のシナリオを「ゴメン、ギブ」と投げ、その抜けた穴をエターナルが担当することになってしまった。この状況下でエターナルにサイト維持管理まで頼むのは、どう考えてもあり得ない。

 だからこそ、雁間はサークル代表であるおもてがわに相談することにした。

『なら、サイト管理は外部に委託するッスよ』

「あの、申し訳ないです。僕の力が足りなくて……」

『いやいや、雁間くんは頑張っているッスからね。俺が、なんとかするッス!』

 雁間はうしろめたさでいっぱいだったというのに、おもてがわは案外、すんなりと事情を飲み込んでくれた。

 それどころかサイト管理代行費用については、彼のポケットマネーでまかなってくれるという。

『それに雁間くんは短編ゲーム……『グリズリー』のイラスト制作もあるッスから』

「はい。……この分は、そちらの作業でお返しします!」

 そう、雁間は今回、ようやくイラストの作業をもらえたのだ。

 メカ少女もの、もとい『君と色でツナガルミライ』の開発期間が延びた代わり、素早く出して収入を得るために短編ゲームの開発が企画された。

 既に完成しているおもてがわやエターナルのテキストを用い、そこに雁間がイラストを足してビジュアルノベルゲームを作るのだ。

 そして今回選出されたのは、エターナル原作の『グリズリーのいる日常』という作品である。

「……そういえばエルさん、タダでさえ作業が増えているのに『グリズリー』の作業もしないといけないんだよなぁ」

 おもてがわとの通話を終えた後、雁間はふと、そのことに気付いた。

 最初は、あくまでも完成されているテキストだけを使おうという話だったのだ。

 だが、雁間のふとした言葉からエターナルは「じゃあ、もう少し話を書きますよ」と、元テキストの倍以上の量を書き足してしまった。

 そしてもちろん、スクリプトやプログラムは全て彼女が組み上げるわけで、その作業にも追われている。

「本当、すごい人だよな、エルさんは」

 エターナル・ミキという人間は、先の『メカニカル・コンチェルト』でも獅子奮迅の活躍をしていた。

 だが、このスタジオぎゃおすでは、さらに役割が増えているのではないか。

 それでも、彼女は顔色ひとつ変えず、作業をそつなくこなす。

 ただ、だからこそ、それは尊敬するとかありがたいとかいうものを通り越して――何故か、とても怖く感じる。


「……そう、エルさんは怖い」


 彼女には色々と世話になっているはずなのに、雁間はどうしても、エターナル・ミキという人間が苦手だ。

 ただ、そう思ってしまう自分が、たまらなく気持ち悪かった。


    *


●色々と連絡ッス 発信者:おもてがわしんじ

まず、新しく『原画・色彩担当』として新しいメンバーを加えようと持っていまッス

CANさんという、『BEATLESS』の二次創作をされている方ッス

と、それともうひとつ本サイトを余所様に委託しようと思います



●一点だけ、確認を 発信者:エターナル・ミキ

サイト委託って、たしか10万円ぐらいかかりませんでしたっけ?

あと、しばしば『委託した会社しかソースをいじれない』という事態になることもあるのですけれど……。

そのあたりは、大丈夫でしょうか?


もしも、委託した会社しかいじれない(※ソースコードがうんぬんという問題だけではないので要注意)……ということになると、いくつか問題が生じます。

ひとつは、サイトを更新しようとするたびに10万円(はいかないにしても追加料金)を払うということになります。

もうひとつは、その会社が潰れた場合、更新不能になってサイトを消滅させざるを得ない(払ったお金が無駄になる)ということもあります。

なので、そのあたりどうなのか……確認はしっかりして欲しいなと。

(あと、10万円といわずとも1万円以上はかかるでしょうから、その費用をどこから出すのかということもありますが)



●大丈夫ッスよー 発信者:おもてがわしんじ

今回委託するのは企業様ではなく、同人サークルッス。

エクストリームというところで、サークルッスけど企業に対してのお仕事もしているところッス。


業務依頼の金額詳細も提示あくまでもメヤスですが……されているので依頼の検討に踏み切ったという形です。

金額/人時も提示されているので、おぉおと感心したんですが。

費用は臨時収入で思いの外ほっかほか亭になった俺から抽出しまッス。(あたりまえですがね)



●現在鋭意制作中ということですー 発信者:おもてがわしんじ

エクストリームの紀伊さんから、こんなメールが来ましたー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お世話になっております。エクストリーム代表の紀伊です。

サイト制作について、一点、確認させていただきます。


現在、『君ツナ』のティザーページが公開されている状況ですが、

サイトURLの頭に『www.』をつけると別サイトが表示されています。


同じくおもてがわ様の管理しているサイトかとは思いますが、

wwwの有無でサイトが全く異なるのはSEO的にまずいので、

同じサイトが表示できるようにしたいところです。


しかし確認したところ、こちらのサイトは元々は別アドレスでアクセスできるもののようです。

(http://mechlegion.main.jp/ が意図したアドレス?)


もし、それらの意図がないのでしたら、

こちらで対応いたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうしましょうか。返答オナシャス!!!



●申し訳ありません 発信者:雁間出太

それ、意図せずにそうなっていました。

おそらく独自ドメインを取得した際、僕が設定を間違ったものです。

studiolegion.com(www込みでも)では『君ツナ』を表示、main.jpでは『メカニカル・コンチェルト』を表示するようにしていただければと思います。



『大変なことになったッス、エルさん!』


 この男が『大変なこと』や『困ったこと』を訴えるのは、一体これで何度目のことだろうか。

 うんざりしながらエターナルが応じると、この男は懲りもせずにとんでもないことを口にする。

『エクストリームの紀伊さんが、間違えて『メカニカル・コンチェルト』のデータを消してしまったらしいッス!』

「……は?」

『何か、作業前にバックアップも何も取っていなかったみたいなんすよー。『よく分からないファイルがあるなー』と思って、ゲーム本体を含めた色々なデータを消したとかって』

「ちょ、ちょっと、待ってください! 『作業前にバックアップを取っていなかった』って、何ですか、そのリスク管理がまるでなっていないのは!」

 おもてがわという男も大概だが、その話を聞いて一番耳を疑ったのは、エクストリームというサイト作成サークルのいい加減さである。

 知り合いのよしみでサイトを作っているというのならともかく、そのサークルは金銭を取って作成しているのではなかったか。

 いや、おもてがわから間接的に聞いただけでは、まだ分からない。

 この男の特性を考えれば、伝言ゲームのように珍妙な情報伝達になっているだけかもしれないのだ。

「あの、件のエクストリームさんとやらからの連絡、正確にいうとどういうものなのですか? 他のサークルメンバとの情報共有の意味もあるので、掲示板にでも書き込んでくれませんか?」

『いえ、ですから言ったとおりのままですって! 全部消えたんッスよ、皆で作った『メカニカル・コンチェルト』の何もかもが!』

「だから、おもてがわさん、落ち着いてくださいって!」

 さすがのおもてがわも、事態の重さに動転しているようで、エターナルがどれだけ言っても受け答えが要領を得ない。

 いや、この男の場合はいつもいつでも、受け答えは要領を得ないか。

 聞いたことに答えず、聞いても居ないことを延々とまくし立てるのは、今に始まったことではない。

「……分かりました。なら、まずは雁間さんに『サイトのバックアップは取っていないか』を聞いてみて下さい。それさえあれば、何も問題ありませんから」

『あっ、あぁー、なるほどッス! さすがエルさん、頭が良いッス!』

「もしも雁間さんがバックアップを取っていなかったとしても、まだ大丈夫です。バックアップは、ロックさんも持っているでしょうから。……もちろん、ロックさんに聞くときは誠心誠意、頭を下げてですよ!」

『はい、はいッス! もちろん、下げれるだけ頭を下げるッスよー!』

「それらが終わって一段落したら、ちゃんと掲示板には報告を書いて下さいよ。……あと、もしも最悪サイトが復帰できなかった場合、『メカニカル・コンチェルト』に関わった全員に経緯を説明して、おもてがわさんの方から謝罪してまわってください」

『もちろん、もちろんッス! じゃあ、早速、雁間くんとかに連絡を取るッスから、これで失礼するッッス!』

 そう言って、おもてがわはエターナルとのやりとりを終え、各方面への問い合わせを開始した。

 このとき、エターナルはそこまで最悪なことにはならないだろうと踏んでいた。

 雁間がバックアップを取っていることは疑っていなかったし、仮にそうでなくとも、しっかりした性格のロックはバックアップを取っていることだろうと思っていたのだから。


 だが、結論を言ってしまえば『メカニカル・コンチェルト』のサイトが復帰することは二度となく、その経緯が掲示板に書かれることもなかった。

 もちろん、『メカニカル・コンチェルト』の関係者におもてがわが謝罪にまわったという話は、少なくともエターナルは一度として耳にしていない。

 何よりもエターナル自身も、おもてがわからその後の報告を一切聞いておらず――そうこうしているうちにサークルがあんなことになっていたのだから。


    *


●BGMが三曲上がったそうです 発信者:おもてがわしんじ

チンジョウショさんに発注したBGM、まずは三曲届きまっした!

先にエルさんが言っていた『ファイル形式変換・トリミングと編集加工』は自由に行なって良いということです。

うおぉぉ、こりは俺も第三節のシナリオを頑張らねば!

あと四月嘘企画とか、ティラノスクリプトの開発者さんが主催の『ティラノコン』も参加したいので、まずは全力で終わらせるッス!



●返信遅れましたが、三曲とも確認しました 発信者:エターナル・ミキ

>先にエルさんが言っていた『ファイル形式変換・トリミングと編集加工』は自由に行なって良いということです。

変換などや加工をして大丈夫ということは、mp3をoggに変換して問題ないということですね。

以前も書いたように、最新バージョンのティラノビルダーやティラノスクリプトはmp3非対応なので……。

実作業に入った際は、oggに変換して使用しますね。


ちなみに、ワタシが担当するだろう作業ではトリミングや加工をすることは、ほぼないと思われますが……。

雁間さんが担当するWebまわりだと、それらを使いたくなることがあるかも知れませんからね。

そちら方面では、なかなか、ありがたいことだと思います。


>四月嘘企画とか、ティラノスクリプトの開発者さんが主催の『ティラノコン』も参加したい


四月企画は作業時間的に辛い(主に雁間さんやヒキワリさんにかかってくる)ので、難しいと思いますが……。

ティラノゲームフェス(http://tyranobase.com/fes)は、余裕がある人は出しても良いと思いますよ。

むしろ、ワタシ以外の人間もティラノビルダーかティラノスクリプトを使えるようになった方が良いので……。

その練習として個人で参加する分には、むしろ良いことかと(もちろん、『作業に支障をきたさない範囲』で)。


>まずは全力で終わらせるッス!


そうですね、まだ虫食い状の書きかけが大量にあるようなので……。

確認、お願いします。



●サイトの準備が整って参りました 発信者:おもてがわしんじ

四月一日はエイプリルフールということで、気をてらったアプローチを仕掛けたいでッス(小並感)

『君ツナ』は、原画作業が整い次第の情報公開となりまッス!!

頑張っていきまっしょー!!



●サイト公開されてます 発信者:おもてがわしんじ

お疲れ様ですー。サイト公開されてまッス。

今は『おもてがワーウルフ』になっとりますが、4/2からキミツナサイトも加わりますのでお長居します。

よろしk!!!



●もう四月ですねー 発信者:エターナル・ミキ

おもてがわさん、確認しておきたいのですけれど、『君ツナ』の第三節のテキストって完成予定いつでしたっけ?

ゲーム完成予定を仮に六月と置く場合、テキストはもう完成して、スクリプトも組み上がっていないとならない時期だと思われますよ。



●すんません 発信者:おもてがわしんじ

三月予定でしたが…まだ終わってません>_< 4月12までちょっと猶予下さい



●四月十二日を過ぎたので確認しましたが 発信者:エターナル・ミキ

一章三節のテキスト、googleドキュメントに上がったようですね。


ただ、例によって、虫食い状態の書きかけなのですけれど……。

おもてがわさん、ちなみにこれ、今後どういう形で作業を進めていく想定でいらっしゃるのでしょうか?

もちろん、この不完全な状態のままスクリプトを組め……というわけではないとは思いますけれど。


念のために申しておきますと、「googleドキュメントに投げる」と、自動的に未完成の文章が完成品として仕上がる……というわけではないですからねー。(´・ω・`)


    *****


ともあれ、何をして良いのかダメなのかよく分からない中ですけれど、分かる範囲での作業はしました。


○書式が不正だったので、正式なものに置き換え

ただし、書式を正すことを優先したので、中身は読んでいません。

多少、横目で見た程度です。

ちなみに、置換で置き換えられない箇所が大量にあったので……。

結局、最初から最後までひとつずつ確認して、手動で修正しました。

(うーん、そういえば『ティラノスクリプトの文法で書いてくださいね』と、おもてがわさんには何度か言っていたような気がしないでもないのですけれど、ワタシの記憶違いでしたっけ? 『スクリプトを書け』と言っているわけではなく『話者指定を書け』と言っているだけなのですが? そしてこの指摘、ものすごくデジャブがあるのですけど?)


○話者指定がない箇所が異常に多いので分かる範囲で修正

一応、「このキャラだろうな」と分かった範囲で、書き足したものの……。

誰が喋っているのやら不明なものが多いので、途中で断念しました。

また、それに関連して、場面転換しているだろうところに記述を追加しようとしました。

けれど、これも「どこで場面が切り替わっているか見当が付かない」箇所が多数出てきたので、途中で作業をストップしました。

(あー、思い出しました。先の件を含め、これって『ASKAL』のときにロックさんが注意していて、『ガンボーイ』の時にワタシが何度も何度も注意していたことと同じですね)


    *****


えーと、ですね。

現状だと、ちゃんとした指示も相談もないので……。

ワタシとしては、これ以上のことは何も出来ないです。


……とはいえ、出来ることがないからといって、何もしないというのも無責任かもしれません。


なので、提案できることを提案しておきますと、今後の作業展開としては、

 【パターン1:第三節をこれで完成したことにして次の作業に移る】

 ・論外(そもそも、現状のままだと作れない)


 【パターン2:第三節を諦めて、第二節まででゲームを作る】

 ・伏線投げっぱなしで物語として未完成のため、購入してくれたプレイヤーが拍子抜けするかもしれません

 ・ただし、これならほぼ確実に、夏コミ前にゲームが完成します

 ・最悪、今後の活動に影響を与えますけれど……そういうことをやっているサークルさんって案外あるのですよね


 【パターン3:時間がかかっても良いので、おもてがわさんが書きかけ部分を埋めて完成させる】

 ・ただし、既に相当な作業遅延(※最初は12月末、おもてがわさんが引き継いでからは3月末がシナリオ完成期限)

 ・期限が延びても完成していない現状を踏まえると、多分、夏コミの時期になってもゲームが完成しないと思います

 ・最悪の想定をすると、開発期間が伸びるほどに各人の都合が付かなくなっていくので、ゲームそのものが完成しないです

 ・なお、『他のシナリオ書きを調達する』というのも、結果的にはこれと同じパターンになると思われます(というか、現状がそうなので)


 【パターン4:ワタシ(エターナル・ミキ)が、その他の作業と並列しながら手直ししていく】

 ・第一節で、最終的にとったのと同様の方法で実質的にワタシがシナリオを書いてしまう

 ・全体的に作業がかなり遅れているので、おもてがわさんに確認をとりながらの『提案』ではなく、直に『手直し』して事後承認するという方式

 ・ひとりの人間が手早く行なう(言葉を悪く言えば『独裁』的な手法をとる)ことで、『ある程度の質』と『スピード』が実現可能

 ・これなら夏コミ前(ないしは予定通り6月程度)に完成すると思われるものの、ワタシが無理をする形になるので、体調を崩して倒れる可能性あり

 (ちなみに、ワタシの作業量が増えるということは、ワタシの各作業に『手抜かり』が出て最高スペックでの作業遂行が出来なくなる可能性があるということも付記しておきます)

……と、いったところでしょうか。



●ごめんなさい>_< 発信者:おもてがわしんじ

ドキュメントに投下してせのまま寝落ちしちゃいました……

エルさんの提案は、ごもっともなんですが……3の提案を取らせていただきます。

まずはキャラが誰か分かるように…からですね……

四月末、四月末までには……なんとか……



●仕方がないですね 発信者:エターナル・ミキ

なるほど、了解しました。


ただ、前々から申し上げています通り、ワタシのお仕事は、

 ・七月から八月が最も忙しい(※お盆休みはありますけれど、それってつまりは夏コミの日なので作業時間としての用をなしません)

 ・去年は六月も異常に忙しかった

……という状況です。


なので、四月末にシナリオ完成となると、最悪、余裕を持って作業が出来るのは五月だけになります。

つまりは一ヶ月で、シナリオチェック、スクリプト組みを九割方完成させることになりますので。

ちなみに、先に幾度も書きましたけれど、性質上、テキストが完成していないとスクリプトの作業は何も出来ません。

要は『ゼロの段階から、一ヶ月で、ほぼ完成まで持って行かなければならない可能性が高い』ということですから……かなりの無茶ぶりをされているということは理解しておいてくださいね。

(まあ、作業代金として二〇万円くださるというのなら、『一ヶ月お仕事を休んで作業に専念する』という荒技が出来ますけれど……そんなお金はないですよね?)



●お疲れ様です 発信者:おもてがわしんじ

フェスの要素がむつかしい……ッスねー。


フローチャートを使わない代わりに、

ミドリ、シオン、イツキの順で、一本道ルートを入れまっしたー。

能動的でなくても、こういった順を辿るADVは


全節通して


フェス実現の障害となる『妖怪』を倒すの要素を入れる必要性が無いと思ったので、三節では戦闘を入れてません。

その代わり……主人公が妖怪になる際の引き金は明示しました。

それが、あしあとを辿る意味にも繋がるんで……

これは、プレイヤーにひとつの嘘を一章のオチもとい、付き続かなければならないんで……

ご都合主義に見えるならそれは……ある意味してやったり……という感じですね。


またコメントするかもしれません



●全体的に意味不明ですが一点だけ返信を 発信者:エターナル・ミキ

>全節通してフェス実現の障害となる『妖怪』を倒すの要素を入れる必要性が無いと思ったので、三節では戦闘を入れてません。


とりあえず、『戦闘描写を入れない』というのは問題ないと思います。

それこそ、最初にワタシがでっち上げ……まとめたプロットでも、おもてがわさんがおっしゃるのと同じ理由で、あえて戦闘描写は入れていません。

ただ、『戦闘描写を入れない』のと『戦闘がない』のは違うわけでして。

物語として『戦闘がない』のは、不味いはずです。


何故、不味いか、理由はふたつあります。


ひとつは主人公たちの主目的である『フェスを開催させる』ために必要な行為……要は、物語上の必然性があるからです。

そもそも、件の『妖怪』が原因となってフェスの開催が危ぶまれている……という、大前提があります。

そうである以上、それをなくしてフェスが開催できてしまうことはあり得ません。

後々の展開を考えれば、実はそれは違う……ということが判明しますけれど、現状だとそれがどこにも示されていないので、その状態で戦闘がないことにするのは、ただ物語が破綻しているだけです。


もうひとつの理由は、そもそも、この作品テーマのひとつが『メカ少女』であるから……要はマーケティング上の必然性があるからです。

直接の戦闘描写はしなくても、せめてイツキがメカ少女の格好をしているものを出さないと、羊頭狗肉もよいところです。

戦闘描写をしない形で、それらを見せる方法はいくらでもあるはずなので、形だけでもなければプレイヤを騙すことになります。

仮に詐欺とそしられても、全く反論できないことですよ。


    *****


ひとことでまとめると、現状、

 『ウナギ抜き鰻重(要はただの白飯)』

……のような状況になっていると言えばよいでしょうかね。


まあ、白飯という食べられるものである以上、マシですけれどね。

おもてがわさんが書く以前の稿(夕立アールさんが書いた稿)は、いうなれば稲藁に付いたままの米(=食べられない)だったので。


ただ、『鰻重(ウナギ抜き)』なんて出されたら、どんな気持ちになりますか?

ましてや、お金を出して買っている(それも鰻重と同じだけの値段)わけですから……食べられるとはいえ、腹が立ちませんか?

さらに申し添えますと、文面を見る限り『鰻重(に見えるカツ丼)』を狙っているようですけれど、現状はあくまでも『鰻重(ウナギ抜き)』でしかありませんよ。

(あと、そもそも『鰻重(に見えるカツ丼)』というのも、実はこれはこれで問題があるのですけれどね)


とりあえず、不味くても見栄えが悪くても、まずは『鰻重』を作って下さい。

トリックを使うのは、それが作れるようになってからだと思います。



●それはそうと 発信者:雁間出太

背景作業もあるので、早めに上げて下さいね……。

シナリオが完成しないと使う背景の指定が難しくなることは分かりますが。

後手後手にするとどんどん作業を圧迫していくので、確実に使う部分だけでもあると助かります。

僕が写真を加工して背景にするわけですけど、それも案外時間がかかる作業なので。



●雁間さんのの書き込みで思い出したことが一点 発信者:エターナル・ミキ

以前、他の板でワタシからおもてがわさんに、「使う背景などは書き出しておかないと担当する人が困りますよ」と伝えていたと思います。

そのときは、「リストを書き出してみる」と、おっしゃっていたはずなのですけれど……。

今のところ続報がないのですが、それ、どうなっているでしょうか?

ちなみにログを辿りにくくなっていますけれど、少なくとも二ヶ月前(2016/2/14)に、『使用ツールや素材』板にその手のワタシの書き込みがありますね。

(他のタイミングでも書いていたはずで、十一月時点でgoogleドキュメントのコメントで、十二月や一月のオフ会でも口頭で言いましたよね?)


現実問題として、先の雁間さんの書き込みのように、多大な混乱が発生しているようです。

ワタシで出来ることなら、出来る範囲でまとめておきたいのですけれど……。

現在、ワタシは全く把握できていない部分ばかりなので、この点に関しては何も手助けできません。

シナリオの執筆も大変なのは重々承知していますけれど……多分、それをまとめられるのって、おもてがわさんだけなのですよね。


ともあれ、せめて最低限、

 ・誰に、何を頼んでいるのか

……だけでも、まとめていただかないと、混乱が広がる一方だと思いますよ。



●えー、お疲れ様です 発信者:おもてがわしんじ

ここでひとつ皆様にご報告がございます。

「君と色でツナガル未来」のリリース日である六月下旬を

「君と色でツナガル未来:体験版」のリリースに変更する旨をここで正式にお伝えいたします。


理由のひとつとして、現在サイトで開示できている情報が少なすぎる点が上げられます。(これは主に俺のせい)

「おもてがワーウルフ」のスクショや諸々の素材でリリースから六月頭までは時間を稼ぐことは出来ますが……

体験版リリース前に、ある程度の情報を出せたらいいなと思ってます。


体験版リリースに伴って、少し早めのラッシュがぼちぼち始まりますが……

万が一億が一、デスマーチなんてことになったら、なるべく避けるようにはしたいんですけど――

血反吐はいて付いてきてくれると……ありがたいです。


それでは、よろしくどうぞ。そして申し訳ありませんでした。



●追記 発信者:おもてがわしんじ

それとですね…おもてがワーウルフ。登場人物とスクチョを公開しました。拡散オナシャス!!



「……何だろう、これ」

 ヒキワリは掲示板を見ても、全然、サークルの現状が把握できなかった。

 一月から四月の間、エターナル・ミキと雁間出太が『グリズリーのいる日常』という作品を作り、販売までこぎ着けたということは理解できている。

 雁間とエターナルは正月早々にオフ会をして、そのあたりの打ち合わせもしていたようだし、掲示板でもしっかり報告連絡相談をしていた。

 ただ、おもてがわしんじの動きが、どうしても分からない。

「……『おもてがワーウルフ』って、何それ? どこにもそんなのを作る相談なんてされていなかったし、報告すらないんだけど」

 どうやら、おもてがわがひとりで勝手に企画して、ひとりでどこかに発注していたらしい。

 そしてあろうことか、それをサイトのトップページに大きく貼り出している。

 四月二日以降は宣言通り、トップページが『君ツナ』のものになったが、相変わらず『おもてがワーウルフ』という変な作品が併記されている。

 ちなみに有料販売する『グリズリーのいる日常』の宣伝は公式サイトに欠片もないという、意味不明ぶりだった。

「……なんか、『ティラノフェス』とかいうコンテストにも、応募しているし」

 ちなみにその間、おもてがわしんじは『君ツナ』テキストの締め切りを何度も何度も延ばしている。エターナルは『ティラノフェス』の参加について「作業に支障をきたさなければ」と言っていたが、これは明らかに支障をきたしているではないか。ただ、どうやらおもてがわの中では「ヒキワリさんがイラストを仕上げないから、俺のやる気が出ないんッスよ!」ということらしく、この間も個別メッセージでその旨が突きつけられた――ただ、雁間やエターナルが指摘しているとおり、ヒキワリが描けないのはおもてがわから具体的な指示がなにひとつ出ていないからなのだが。

 なお、おもてがわは『おもてがワーウルフ』のテストプレイを呼びかけているものの、この男はエターナルと雁間が作った『グリズリーのいる日常』をプレイした形跡がない。それどころか、馬鹿正直に「プレイする時間がないッスからー」と発言しているのだ。その状況で、よく臆面もなく「『おもてがワーウルフ』をプレイしてみてくれ」だの「感想を下さい」だのと言えるものだ。ちなみに律儀なエターナルは最後までプレイして(たっぷりの皮肉を混ぜながら)感想や改善点を指摘していたようだが、ヒキワリは三分プレイしただけでアンインストールしたので感想も何もない。

 それに『君ツナ』の完成予定日を延期するとは、どういうことだろうか。見たところ、誰かと相談したわけでも話し合ったわけでもなさそうであるから、どうせまたこの男の独断と偏見によるものだろう。大体、体験版をリリースするとも言っているが、この男はタダ同然の労力で体験版を作れると思っているのだろうか。ヒキワリもゲーム制作についてそこまで詳しいわけではないが、ひとくちに体験版を作ると言っても、それには短編ゲームをひとつ作るのと同じだけの労力がかかるはずだろうことは理解できる。イラストレータに絵を発注する際、簡単に「差分もお願いします」と言う輩がいるが、それと同じようなことだと何故分からないのか。

 もう、ほとほと愛想が尽きた――それがヒキワリの偽らざる思いだった。

 それでもまだ抜けないでいるのは、作品のメインビジュアルがヒキワリのものだからだ。大事な、大事なキャラクタだからだ。今、ここで抜けていくことは、さながら我が子を奴隷商人に売り渡してしまうようなものである。そんな思いだけで、嫌々ながらもおもてがわという男の下にいるにすぎないのだった。



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