バラクの王と幹部
8話です。
ーバラク帝国会議室ー
「つーか、新しい幹部なんているん?」
「王の指示に従うだけだ。」
パーマの男と長髪の男が話している前には金髪の男が異様な覇気で黙りこんでいる。その覇気に二人はすぐに黙った。
「日本の人々の人数はどうだ?」
王と思われる金髪の男が聞いた。
「都心は数人しか生き残っておらず、他県は半分ほど減った模様です。」
「そうか。」
「1つ質問よろしいですか?」
「... 」
「あの者たちが持っている武器や能力は何なんですか?」
「それは俺も気になってたぜ。」
「あれはよくわからないが、元々日本政府が所持していたらしい。それを私がこちらの世界に転送しようとしたら日本ごと何故か転送され武器や薬は日本のやつらに配付された。そのくらいしかわからない。日本のやつらには我らの武器だと主張したようなものだがな。」
「王はそれを実力で手に入れたいと言うことですか。」
「ああ。もうそろそろお前たち番号持ちの幹部6人は出てもらうぞ。3から6の番号の幹部にも伝えておけ。お前たちが認めたやつのみ連れてこい。」
「了解!」
「あ!王!日本の権力者はどうしたん?」
「やつらは現在関東を離れ九州というところにいるらしい。」
「そいつら強いん?」
「恐らくな」
パーマの男は何も言わず出ていった。それに続き長髪の男も出ていった。
「日本の王よ。お前たちの力を見させてもらうぞ。まあ、この会議室は日本の関東上空二千メートルという位置だからお前たちには攻められんがな。」
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