新たな仲間と次の目的地
7話です。
目を覚ました男の子は山本悟といい、目の前に現れた薬品を一気飲みしたらしい。瓶には一度に多量摂取しないように的な説明が書いてあったが、まだ小学生の悟には読めなかったようだ。そして悟はドラゴン化し、そこに現れたマインドコントロールの能力者に操られていたそうだ。悟とはこの先も行動を共にしてくことになった。
「これからどうする?」
千尋が聞いてきた。
俺は大地のほうを見た。
「今はお前に皆着いていくから、自分で決めろよ。」
「なら、海沿いを沿うように静岡県まで行こうってことで。」
「うん... 」
「里美、運転代わろうか?」
「何で?... 」
「里美も能力使ってるし、疲れたかと」
「それなら隼人もでしょ... 私はまだ大丈夫... 」
俺は派手に広範囲の能力を使ったのに何故か疲れていない。大して鍛えてた訳じゃないのに、力がみなぎっている。
「あの山って富士山!?」
「そんなわけないだろ。目的地静岡県だぞ。」
「大地、もっとテンション上げてこうよ!」
「回りは死体と戦闘音が凄いのにきゃあきゃあ言ってられるか。 」
「そーゆーことは言わない!そーゆーときこそテンションは下げちゃダメって言うじゃん!」
「ふっ、そうだな。」
「んっ」
悟は寝ていたが目を覚ました。そしてガソリンがきれた。
「ちょうど悟も起きたし、車探しも兼ねて歩いてくか!」
俺たちは山梨県にたどり着いていた。
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