絶望
14話です。
スカイツリーが見えてきたところで俺達は地上へ降りた。東京はこの闘いの前では考えられないくらい崩壊していた。人は肉片と化し、闘いの勝者だけが生き残っていたが、皆疲れきっている。
「... 」
「何でこんなことに... 」
里美と千尋は想像以上の崩壊度に絶望している。
「ここからは今までよりも遥かに強いやつがいる。」
「覚悟出来てるやつだけが着いてこい!」
大地がそう言った。俺は大地と二人だけになるだろうと確信していたが後ろからは3人分の足音がしっかりと聞こえてきた。
「まずは隼人の妹を探し、見つかり次第あの空の建物に殴り込みだ。そこにやつらがいるのはほぼ間違いない!」
大地が目的をはっきりさせた。
「!!?」
大地に言われて見た空には何よりも見覚えのある人がいた。
「彩月!」
俺は嬉しくて、安心して、呼び掛けた。
ザクッ
「?」
俺の腹部には包丁が刺さっている。彩月は無感情な顔で俺を見ている。
「かはっ!... 何で... !彩月... !」
「大地!」
皆が俺を支えてくれた。
「隼人、落ち着いて聞け。彩月ちゃんの目には光が入っていない。つまりもう死んでる。恐らく死体操作の能力だ。」
「そんな... 彩月... !俺は... !」
俺がもっと早く行動していたら?俺がもっと強かったら?俺が... ... !俺の熱く苦しい感情とは真逆に、体が急激に冷えていくのがわかった。見ると右腕右足が凍っている。力は溢れ返り放出したがっている。
「落ち着け隼人!」
「あの建物ごと消し飛ばす!」
俺の怒りのぶつける場所と人ははっきりしている。
「全部ぶち壊す!!」
感想と直すべきところを教えていただけると嬉しいです。




