第六系統種 生獣系
アロマラット
体長10センチ程の緑の毛をはやしたネズミ。毛の色が緑なのは木の上よりも、草むら等の地面上で行動する事が多い為に保護色になっている。
体臭が森の木々と同じ為、嗅覚で見つけるのが非常に難しいので、他のモンスター達に見つかりにくい。また、芳香剤代わりにペットにする者も多い。
ジェントルテイル
体長10センチ程の茶色いリス。しかし、これはあくまでも身体だけで、尻尾はその3倍の大きさを持つ。
普段は木の枝上で生活しているが、危険が迫ると尻尾をクッションにして飛び降りる。 その尻尾の柔らかさから、貴族や商人は枕やクッション等の中身、冒険者や騎士達からは鎧の内側に衝撃吸収の為に重宝されているので値が高い。あまりの人気の高さ故に乱獲が心配されているモンスターである。
ディグピッグ
大きさは普通の、鼻の先に小さなツノが生えている豚。 角は上向きで無く横向きに生えてるので、突進するとイイ感じに刺さる角度。 とは言っても攻撃の為では無く、生えている草やキノコを掘り返す為に使う。肉は柔らかく美味い!!
スフィアシープ
大きさは普通の羊。ただし毛がとても長くなり、最終的には毛玉の様な姿になって 顔も何もかも隠れてしまう。外見からはかろうじて蹄が見える程度。
自身も外の様子が見えないが、聴覚・嗅覚によって周囲の事がわかるので不自由無く行動出来る。
毛は柔らかくて肌触り良し!
リーファント
普通の牛サイズの象。皮膚が薄い緑色なのは体内に葉緑素を持っている為。
二酸化炭素と水が有ればエネルギーに変えられるが、葉緑素の数が身体の大きさに対して足りてないので食事も必要。
葉緑素のおかげで食事の量が少なくて済む。 馬代わりに使われる事も多い。
普段はおとなしいが、怒ると手が付けられない。
ファングドッグ
下級のモンスター。猟犬としてよく飼われている。
大ネズミ
初心者の最初の標的。動きが素早く、発達した前歯は鋲皮鎧ぐらいならば貫く鋭さを持つ。
ニャンモク
赤い一つ目の黒猫。高い知能を持ち、周りの生き物を観察して成長していく。ゆっくりと、しかし確実に自分そっくりの動きをするようになっていく姿に恐怖を覚える者も多く、長期間に渡って関わり続けることは推奨されない。人真似子、ワンアイブラックキャットなどと呼ばれる。
コカヌ犬
大の男ほどの体重がある筋肉質な大型犬。馬に比べて持久力も無く速度も遅いが、馬に比べて圧倒的に小さいその体格の割には牽引力が強く泳ぐのもうまい。それなりに知能も高い。
馬並みの食欲をもつが、70キロ以上の荷物を牽引でき、食欲に見合った働きをする。
戦闘力は無いので、慣れてないと魔物と戦った場合にパニックになる。
アーヴァンク
別名 アダンク
池に棲むモンスター。
大きな青黒いビーバーの姿をしていて美女が好き。メスの数は少ない。
鋭い爪を持っていて、獲物の魚を引き裂いて食う。怖ろしい怪力を持っていて、大岩を運んで巣を作る。
性格は気荒く、人間さえ食い尽くす。
土手を壊し、畑を水浸しにし、牛馬を溺れさせては水の中に引きずり込んだりもする。
ウォーグ
上位種を中心に縄張りを作り、規律的な群れをなして行動する。
ゴブリンライダーが愛用する狼。
森や洞窟に生息していて、青系や緑色の体毛を持つ。
ウォーグレア
ウォーグの亜種。
砂漠に生息し、強い紫外線と乾燥から身を守るために目の覚めるような赤い体毛をもつようになった。
目から耳にかけての一部分は、鮮やかな黄色の体毛でおおわれている。
これは胴体色と組みあわせることで外的や他の生物などへの警告色として使われている。
ウォーグリーダー
ウォーグやウォーグレアの上位種で、群れを率いている。
群れの中でウォーグリーダーが2匹になると群れを分け、片方が新たな地に移動する。