魔物種 魔獣系
グリフォン
獅子の胴体に、鷲の顔と翼を持つモンスター。
その姿は獅子の4倍から8倍の大きさ。
主に金鉱のある場所に住んでいるから、金の守護者とも言われている。
怪力の持ち主で、武装した人間と馬車を空に持ち上げることも出来る。
キマイラ
火山地帯に住むモンスター。
その姿は獅子の頭、山羊の体、竜の尾を持つ。
マンティコア
人の顔にライオンの体、サソリの尾を持ったモンスター。
人肉を好んで食いサソリの尾から鋭い矢を放つ。
ペガサス
翼の生えた白馬。
霊感に優れており、賢い知性を持つ。
優秀な主を持ち、背に乗せて掛けることを誇りとする。
鼻が弱点で、そこを叩かれたりするのを嫌う。
非常に繊細で、長旅やストレスの掛かる作業には向いてない。
雷と光、聖の精霊魔法を使う。
コボルト
小柄で、犬のような見た目をしたモンスター。
人と犬の中間のような体をしている為、2本足でたったり、物を持ったりも出来る。
戦闘力が低く、警戒心が薄い為、餌をくれた者にすぐ懐く。
銀を腐らせる能力を持つ。
バジリスク
ヘビの王であり、石化の魔眼は相手と目を合わせて睨み付けただけで死をもたらす力を持っている。
姿は鶏で、頭部に冠状のトサカが隆起している。翼手は羽毛の生えた蝙蝠のような羽で尾は蛇。巨大な身体を沈めるように歩き、音を立てながら進む。
その体から流れ出る猛毒は土地を枯らすので、生息地は砂漠地帯になってしまう。通った跡には人を死に至らしめるほどの猛毒が残され、口から吹きかける息は生き物を石に変えてしまう効果のある猛毒を持つ。
コカトリスとは雌雄関係にある(コカトリスが雌)。
瞳は大量の魔力を有しており、死後は邪眼、イーヴィルアイ、エビルアイと呼ばれ、討伐証明部位や貴重な素材として扱われる。
ダイアウルフ
ランク1の最上位に位置する、獰猛な恐狼。
魔力を取り込んで強化されたその身体能力は高い。野太く、耳障りな吠え声。全身を覆う、夜のような、群青色の毛。
鉄ですら噛み砕けるほどの発達した歯。犬歯だけではなく、ギザギザの虎ばさみを思わせる恐狼の歯は、横一列に綺麗に並ぶ、鋭い先端を持った唯一にして無二の武器だ。
恐狼の縄張りは広く、数キロ四方にも及ぶ。その攻撃性は非常に高く、縄張り内に踏み込んだ者は、何者であれ、優れた追跡能力で追いかけられ、仕留められる。
体格は大きく、成人男性の平均よりも総じて重い。大きい個体の体重は百キロを越す。その重さを支えるために、四肢は太く、筋肉が付いている。
マナバイソン
魔力の篭った野菜を好んで食う。強靭な肉体から生み出される突進力と生命力は半端ない。肉が物凄い美味。
ユニコーン
ライオンの尾、牡ヤギの顎鬚、二つに割れた蹄を持ち、額の中央に螺旋状の筋の入った一本の長く鋭く尖ったまっすぐな角をそびえ立たせた、紺色の目をした白いウマの姿をしている。
極めて獰猛で、力強く、勇敢で、足が速い。角は長く鋭く尖っていて強靭である。
ユニコーンの角には水を浄化し、毒を中和するという特性がある。さらに、ほぼ全ての病に効く万能薬にもなるので、あらゆる病気を治す力を持っていると人々に噂される。
素直で心清らかな者には心を開き、意思疎通をはかる。但し、その背には処女しか乗せない。
たとえ心を開いたとしても、男は絶対にその背に乗せないし、心清らかな乙女で無くとも、処女なら一応その背に乗せるので、女好きと揶揄される。
バイコーン
二本角をした馬でユニコーンの亜種。
ユニコーンは純潔を司るのに対し、バイコーンは不純を司るとされる。
モノケロース
牡鹿の頭、馬の胴体、象の足、猪の尾、そして一本の黒い角を持つ獣。
ユニコーンより大きな体で、全長はユニコーンの二倍から三倍ほどあるかと思われる。
コントン
犬のような姿で毛が長く、爪のない足は熊に似ている。
頭に目、鼻、耳、口の七孔が無く、脚が六本と六枚の翼が生えた姿で現される場合もある。
キュウキ
ハリネズミの毛が生えた翼を持つ牛で、山に住み、犬のような鳴き声をあげ、人間を食べる。
トウコツ
虎に似た体に人の頭を持っており、猪のような長い牙と、長い尻尾を持っている。
尊大かつ頑固な性格で、荒野の中を好き勝手に暴れ回り、戦う時は退却することを知らずに死ぬまで戦う。
トウテツ
体は羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。財産や食物など何でも食べる猛獣で、魔法なども喰らう。
アウルベアー
フクロウに似た大きな嘴を持った熊のようなモンスター。
とても攻撃的な性質で、鋭い爪、大きな嘴などを使い、動く物全てに攻撃する。
森、ダンジョンなど暗い場所に生息する。
雲牛
ウンギュウやアマウシと呼ばれる。
ゲップから雲が生まれ、鳴き声で雨を降らす牛。
ヴリトラの餌でもある。