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stage2-intro
産業革命時代。
高度に発達した蒸気機関や機械工作によって、人類は未曽有の発展を迎えた。
しかしその栄光の時代の裏には、技術の発展にはつきものな争いの火だねが満ちていた。
世界の中心にある巨大大陸のほとんどを手中に収める連邦国家。
ここでは財界を支配する5人の大富豪たちがその財力を以って政治を掌握し、独裁政権を樹立していた。
彼らは連邦の持つ莫大な国力を私物化し、技術者を世界中から集めてある研究を行わせていた。
3か月前。
計画の完遂により永遠の命を得た彼らは、『愚者』を名乗り、その指揮の下連邦は全世界に宣戦布告した。 圧倒的な力によって他の国家は次々と制圧され、連邦は世界征服に着々と近づいていた。
残された国々は連合し、ある小国を中心に反乱軍を結成する。
しかし、連邦の力はあまりにも強大だった。
ある秋の日、壊滅した反乱軍根拠地から物語は始まる。
『蒸気の世界』。
副題『鉛色の空へ』