暇って話
おそくなっちゃいましたー
完結後ののんびりなお話
「暇ぁー!」
「授業中に叫ぶバカがいる?」
「いるよここに。」
「だってなーんもわからないんだもん。」
こんなことを会話する三人組。
暇ぁー!なんて叫んでも先生にバレないのは、独特な魔法的な物を使ったからである。
「今度の物理のテスト大丈夫??」
「だめー」
「またカンニングはだめだからね」
「むぅ」
「物理なんて簡単じゃん。化学もだけど。」
「難しい!!なんて、言わないよね?」
「むぅ」
物理化学が簡単だなんて言うのは、二人とも頭が良いのもあるが、この三人、物理法則ねじ曲げているのである。
物理法則に触れる力があるのだから物理について、良く理解できるのである。
だって、なんで?って思ったら実験できるんだもん。
核爆弾の威力がどのくらいかだなんて分からないだろうが、この三人は、核爆弾を作り、実験できるのである。
身をもって体験できるのである。
この障壁にこのくらいダメージが入ったからこのくらいの威力があるんだなというように。
原子も見えるような視力を持つことも可能。
超小さい定規で長さを図ることも可能。
もう、チートである。
...のに、菜々は勉強が出来ない。
もうみんな物理を理解しているので
...というか、全教科完璧というチートができるので、暇である。
1人、勉強が出来ないだけの人もいるが。
皆でその後しりとりした。
その後のテストは、二人が100点、1人赤点。
その1人は言わずともわかる。
三人は、学校の時間中、暇である。