エビピーさんとのコラボ...海辺にて
質問箱企画(まあいいやこんな名前で)で
「エビピーさんとコラボして欲しいです」
とお題が来たのでコラボしました
勿論使用許可は得ています
ユーザーID:32307
iコード:450610
この方です(ここまでしとけば規約引っ掛からんやろ)
「そういえば、どこで戦うことになるのかな。」
菜々が唐突に言った。
「予告されてた彩花達の家もしくは海かな。」
「わざわざ予告なんて、魔王が本気で攻めるならそんな馬鹿なことしないよ。海80%、あの家10%、その他10%位じゃない?」
花音は具体的な数値を出して答えた。
「海、行ってみない?こっちで海行ったこと無かったし。」
菜々が言った。
「唐突だね。そろそろ夕方だし。明日行こうよ。」
「いや、夜の海も素敵じゃない?夕方とかに男の子と...」
「うるさい、菜々と違って彼氏いたことないんだから!」
「菜々も速攻で破局してた癖に」
「花音もうるさい!」
暫くすると皆で笑いあった。
「確かに夕方の海も綺麗かな。」
そう言って虹花はゲートを開いた。
「うわー、綺麗!こっちの海は砂浜は無いんだね。」
「よく魔王達が攻めてきて、守るために整備されたんだよ。」
「砦は無いんだね。」
「砦だって魔王の魔法の前には無力じゃない?」
そうだねと菜々が納得した。
「ここで色んなものが亡くなったんだね。人も、魔物も。」
魔物は魔力が扱える魔界の動物である。
大抵の魔界での戦争で使われる、人ではない戦力である。
現世で言う兵器である。
ミサイルとか、魚雷とか。
「やっぱり生き物を殺めるのは怖いな。」
「人は生きてるだけで色んなものを殺める。植動物とか。」
「でも、同じ人、動物をこの手でっていうのはちょっと怖いんだよ。今までは間接的にだったけど、今回は直接的だから。」
「...よくわかんないや。人じゃないから。」
少しずつ暗くなって冷えてきた。
虹花達は家にゲートで帰った。