聖城の不思議1
残酷な表現(?)あり。
え?これどうなるんだろう。
学校の七不思議みたいなノリで読んでください。
聖城七不思議。
と言うわけもなく、ただ無数に不思議がある。
作中に、外から見た間取りと中から見た間取りの辻褄が合わないと書かれているように。
花音です。
こういう話は私の方が良いらしい。
存在自体がオカルトだからとか。
まぁ聖魔法のあるこの世界の方がオカルトだけど。
さぁ、常世に伝わるこの不思議な話。
皆さんに謎が暴けるかな?
ーーーーー
その昔、聖城は突然に現れた。
世界とともに。
そこに人類は誕生し、ほのぼのと暮らしていた。
聖城のあり、その回りの入れば決して出られないというその区域、聖域から7人の男女が現れた。
髪と目の色が同じで色鮮やかな者達が。
人々は神の遣いだと王として、世界の大体の生態系7つそれぞれに王国を作った。
それぞれの七色王国の誕生である。
それぞれの血は、混ざると半分ずつ色を継承し、定期的に初代と同じ色になった。
人々は王を聖城に住まわせ、初代と同じ色の者を次代の王とした。
ここで第一の謎。
聖域は入れば出られない。
今は出入り可能であるが、何故初代の王を聖城に住ませたのか。
王達は特にやることもなかった。
民達は何も事を起こさず、国は勝手に発展していき、仕事が無いから。
そして王達は聖城の探険をした。
そうすれば直ぐに外観と内装の辻褄が合わない事が発覚したのだ。
そうして一番の謎。
皆、設計図は書く。
何処に何があるのか把握する為に。
そうしたら階段が書けないことに気がついた。
有るのに書けない。
それは、下に降りる、上に上がると思うとスッと現れる。
何処にでも現れる。
そして一つしかない。
ただ、地下一階には固定して存在することがわかっている。
そして時々この謎がもう少しで解けそうだと言っている人はこの階段で死体となって発見される。
そして人々はこう呼ぶ。
〝地下一階に通ずる思念階段〟
一番有名な謎。
流石にナディアも研究しようとしないみたい。
暇潰しに解いてみたら?
本編が進むと同時にヒントが出てくると思うよ。
皆さんはこの階段に近寄れないから階段の近くで死体は無いと思う。
それではまた。