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「きみ」

作者: 雨月 秋

目を合わせてしゃべるのが苦手だから、

ぼくの視線は、下方60度にかたむきがちで、

となりを歩くきみの表面さえも知らないまま、

きみが吐き出す言葉ばかりを拾い集めている。


——やっぱりぼくにはわからないや。


きみは、だれ?

どんな顔をして、どんな生き方をしているの?


きみって、だれ?

そもそも生きているの? 存在しているの?


「きみ」は、何者?

ぼくは「きみ」に含まれますか?


——ほら、君の足元に、たくさんの「きみ」が転がっているよ

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