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Phantom

作者: 帯刀勝後

登録後初めての投稿ということで、高校生時代に書いた短編をサルベージ。

今から当時の文集を見直すと、まあ…ヒドイ出来だこと。そんな中でも、何故だかこの一本だけはやけに印象に残っている。まあタイトルの元ネタからして当時はだいぶいろんな所から影響を受けていたようだし、中二病も卒業失敗していたし、色々と暴走気味だったらしい。

それでもこの一本が嫌いにならないのが、一体どういう理由からなのかは分からないけれど…でもまあ、気に入っているから良いか。


 何となく。

 自分が空っぽになったような気がした。

 今さっき大きな何かがあった訳でもない。何の心配もなく、安定した生活の中にだけいることのできる自分にとって、そんなものに出くわすかも知れない、などと言うことはあり得ない。

自分に何かしらの変化があったのかと言われれば答えは(ノー)だ。同じように繰り返し、同じようにリセットされる。そんな自分に何の変わりしろがあるのだと言うのか。むしろ、何も変わらないままに過ぎていくだけのアンノウンではないのか。

ただ、それもあながち間違ってはいないだろう。

飽きた、何かの留まりを悟ってしまった。何かに呆れ、疲れてしまった。色々と言い表すことができても、ではそれをどうするつもりかと聞かれれば、結局は何もしないまま。かつてはこうではなかったはずなのに、どうしてそうなったのかも、分からないまま過ごしているだけなのだ。

巡って、巡って、巡って。

抜け殻のように、透明な自分が。

何の価値も、何の運命とやらも見つけられずに。

ただ一つだけ見つけたのが、そこだった。


 暗闇。

 果てなく広がり、一切の光を許さない、究極の拒絶。

 

こう言うと、夢から覚めたように見える夢とも言えるのかも知れない。噂話として良く耳にしていたから特に混乱もしていなかった。早く覚めて欲しいと思うこともなかった。ただそこに暗闇があったから、だから何なのかという思いしかなかったのだ。

 だが、目の前に広がる『それ』は。

良く耳にするそれとは、また別のようにも思える。

一寸先すら見えない、真っ黒な世界とも表せるだろう。

だが自分のいる場所。

自分の足が付いているその場所だけは、型抜きでくり抜いたように、淡い光のようなものが満ちていた。単純な霧やカスミとも言えないし、何よりもそれは自然に発光している。自分が歩く度にそれも移動しており、まるで常に自分の周りだけを取り囲んでいるような感じだった。

しかし。

それよりも。

 自分の足には、地面に触れているような感覚すら存在しない。自分が地面と思っているものは一応あるはずなのだが、それが地面と呼べるものかどうか、いまいち判断ができないのだ。まとわり付いている霧が、そこに地面があるかのように広がっているだけで、そもそもそんな平面など最初からないのかも知れなかった。

 かと言って、睡眠時特有の浮遊感や落下感がある訳でもない。

 自分と言う存在があるのは確かなのだが、それ以外の存在を全く感じることができない。

 一歩歩いたつもりでも、それは実際には何十歩と言う距離になっている可能性もある。

 一秒が経過したつもりでも、それは実際には何百年という時になっている可能性もある。

 一言を発したつもりでも、それは実際には何の言葉にもなっていない可能性もある。

 あらゆる可能性が存在し、あらゆる可能性が存在しない。

 それが一体何なのかも分からずに、ひたすら歩く。

 歩けば、そこに何かしらの答えがあるかも知れない、と思ったから。

 しかしいくら足を動かしても、地面を捉えている感覚がない以上、そもそも自分が歩いているという意識が成り立たない。足元の霧が自分の周りに満ちているように見えて、実は自分はその霧に拘束されているのではないか。そんな思いすら沸いてくる。

 いくら考えても、答えのない疑問だけがあった。

 際限なく繰り返される自問自答に、何の解も浮かばなかった。

 ならば。

 もう考えるだけ、無駄ではないのか。

 ここが何なのかは分からずとも、とりあえずここに存在しているなら。


『それはどうでしょうね?』


 ふと、自分の耳にそんな言葉が入ってきた。

 まだ成長しきっていない、少しばかりの子供らしさを含んだ声だ。

『何も答えが浮かばないからと言って、そこで全ての思考を放棄してしまうのでは。それでは何も得るものはありません。そこが行き詰まり、本当の意味でのデッドエンドになってしまいますから。それ程に価値のないものが、他に存在しているはずもないですし』

 柔らかく、優しい声。

 自分の前からも後ろからも、上からも下からも聞こえると思えるそれは、妙に頭の中に印象を残していた。カナリアのさえずりよりも美しく、それでいてか細さを感じさせない、不思議な感覚だった。

 口を開いて、問い掛ける。

「あなたはだれ?」

『正直に答えるなら、誰でもありません』

 対する返答はこうだった。

『……いえ、正しくは誰にでもなれる可能性を秘めた存在、と言った感じでしょうか。与えられた名前は時代や場所によって様々ですから。時には迷える人々に救いを与えるものと、時には欲深い人を惑わし破滅させるものと、時には頂点という枠組みすら鼻歌交じりに飛びこしたものと。天使、悪魔、英雄、天啓……色々と区分も分けられたようですが、強いて言うならこうでしょうね。……「影」、でしょうか』

 言い方からして、知識は明らかに広そうだった。

 いきなりこんな場所に出くわした自分とは違う。それこそずっと、この変な場所で過ごしてきた誰かに違いなかった。

『影』は、次の行動を見るよりも早く、こう言い加える。

『それで、貴方様のお名前は……なるほど、エミリア様ですか。良い名前です。見た感じでは中々に高貴なお方のようですね。今の時代になってそのような衣服でいらっしゃるなど、よほどの上流階級でもなければあり得ないですから。庶民にそんなものを買えるだけのお金などありませんし』

すると、いつの間にか自分の視界が広がっていた。

 足に纏わり付いていた霧は、体全体を照らし出すくらいにまで輝いていた。

それと同時に、ずっと不明瞭だった自分の姿も見えるようになる。

幼く、背格好も低く、ほんの少し力を入れただけでポキリと折れてしまいそうな華奢な体つきの少女。無造作に伸ばした、灰色と藍色が混ざったような色合いの後ろ髪は膝の辺りにまで届いている。豪奢なレースの付いたドレスは吹いていないはずの風にたなびき、首から垂らした長いマフラーが、体の周りを、綺麗な螺旋を描くようにして浮いていた。

 その少女は、エミリアは長い布を腕に絡ませ、小さな胸で押さえながら言う。

「ここはどこなの?」

『お考え次第で何にでもなる場所ですよ。かつては多くの先人達がここにいらっしゃいました。信仰について、学術について、自身について、いくつもの苦悩を抱えた者のほとんどが訪れた場所です。エミリア様はご存知ないでしょうが、恐らくソクラテスやらプラトンやらスピノザやら、そんな賢人も足を踏み入れていたことでしょう』

 それが当たり前のように。

『影』は抑揚のない、ぼんやりとした声で告げる。

『ですが決まって、ここから出ていくことのできる人間は限られていました。大抵の場合は苦悩の輪廻から抜けることができずに、この場所で消えるのを待つのみ。可愛そうなことに、自分がどんな状況に陥っているのかも分からずに』

 少年とも、青年とも。

 あるいは男性にも、女性にも聞こえる声の『影』。

 形も姿も何もない、ただ声だけが頭の内側を駆け巡るだけ。

なのに、どうしてかエミリアには『影』が目の前にいて、それが自分よりも年上の男の子のように感じられてしまう。

「わたしはどうしてここにいるの?」

『さあ。私にも分かりません』

「どうして?」

 小首を傾げるエミリア。

 彼女の見ていない所でマフラーがそよそよとはためく。

『私はずっとここにいるだけの存在。今こうしているように、この場所を訪れた先人達に言葉を掛けることもありましたが、その内の八割程度は私を理解できずにいた。突如としてこの場所に来たことへの恐怖感しか持っていなかったのです。自分の姿を定めることも、まして私の言葉を「言葉」として認識することもできませんでしたし』

 方位も、時間もないはずの場所には、少しずつ何かが芽生え始めていた。

 足元に広がる霧が、音もなく舞い上がっていく。それによってドレスの裾がめくれそうになるのを、エミリアは慌てて押さえ付けた。

『……ただ、分かったこともあります』

声の主である『影』が、自分の後ろに来たような気配があった。

そっと振り返ってみたが、やはり誰もいない。

『この場所にいる私には、何らかの役割があると言うこと。この場所も私も、無意味な存在と言う訳ではない。ただそれをどう受け取るかによって、その価値は大きく変わってしまうのです』

 パチン、と指を鳴らす音が不自然に響き渡る。

 つい先程まで単なる暗闇だったはずの場所に、エミリアの足元から離れた霧の一部が滞留した。それは少しずつ上へと昇っていき、ある一点を境に消滅する。

 そこに立っているのは少年か、あるいは青年。

 黒い衣装に身を包んだその人物には見覚えがなかったが、どことなく誰かに似ているような感じはした。執事のように白い手袋をはめ、燕尾状の裾をなびかせる姿。伸ばした後ろ髪は綺麗に整えられていて、宝石のような煌めきを見せる瞳と相まって、人形のような印象を醸し出していた。

 覚えのない姿なのに、何故か懐かしささえ感じてしまう。

 自分の歳から考えれば、何かを懐かしむ程生きてきた訳でもないのに。

「これが……あなた?」

『正確には、私そのものの容姿ではありませんがね』

「どういうこと?」

 エミリアが言うと、『影』は小さく笑う。

『申し上げた通りですよ。私の価値はそれを受け取る者によって左右されてしまう、と。私の姿は元々一様ではありません。ある時は背中に白い翼を生やした天使、ある時は先の尖った尻尾を動かす悪魔、ある時は形も何もない声。神話系統のそれはあまり多様性には富んでいませんでしたがね。その点、エミリア様は珍しいです。何せこれまで会ったこともない者の姿を、一瞬にして創り上げてしまうのですから』

「……そうなのかな」

『ご自分をお疑いなさらないで下さいよ。そもそもエミリア様、人間とはそういう生き物だと言う論理が成り立ってしまっているのですから。私はずっと、そんなつまらない者としか触れ合うことがなかった。正直に言って退屈だったのです』

『影』は一歩、一歩と近づいてくる。

 その都度、足元の霧は離れていく。それはあらゆる方向に散らばっていく。あるものは地面を這うように、あるものはその場で立ち上がって、それぞれが違った『何か』を形作っていた。

 気が付けば、そこはもう暗闇ではない。

 薄暗い、夜とも朝とも表せない空。

蒼と銀が混じったような色の草原。

そしてゆらゆらと不思議に葉を揺らす、一本の樹木。

そこにただ二人だけ、『影』とエミリアは佇んでいた。

『美しいですね』

『影』がぼそり、そんな言葉を漏らす。

『曖昧なものは曖昧なままでも構わない。そこに存在しているなら、そのまま存在を保っていればいい。変化も何も必要ない、ずっとそこにありさえすれば……そんな心をお持ちのようですね。これまで見てきたものとはまた異なるものの、特出した何かがあると言う訳ではないようですが』

「べつに、そんなのは……」

『恥ずかしがらずに、エミリア様。私は良く理解しています。貴方様の持つ美しさへの心、それは誰にも真似のできることではないのです。この私にさえも』

 ぼんやりとした空間の中。

『影』は、何気なくエミリアと指を絡ませる。

 少女の頬がわずかに赤くなる。『影』はその頬をもう片方の手で包み込み、優しく撫でる。

『良いものですね、こういうのは。貴方様と言う人に、ますます惹かれてしまいそうですよ』

「……ん」

 エミリアは小さな手を、自分の胸に当てた。

 少し早くなった鼓動は、何となく『影』のそれと重なっているようにも思える。柔らかで、優しくて、それでもか細さを感じさせない鼓動と。

 何となく。

 今自分が立っている場所は、自分と『影』のためにあるのだと言う気がした。

 この瞬間を味わうために、自分はこの場所に来たのかも知れない、と。

 そんな彼女の前で、『影』は草原の中に立つ樹に寄り掛かりながら、

『恐らく、それも間違いではないのでしょう。申し上げた通り、この場所の価値は訪れた者によって様々に変化するもの。その者次第で天国にも地獄にもなる場所ですから。美しくもあれば醜くもある。そんな中でも、エミリア様のそれは素晴らしいものですよ』

「よく、わからないけど……わたしってすごいんだね」

『ええ。先人とは比べることすらできないですから。と言っても、その基準は私の一存なのですがね』

 ゆっくりと屈んで、足元に咲いていた花を摘み取る。

 花弁の色は一定ではなかった。時間が経つごとに、それぞれが全く別の色合いへと変化していく様子は、例えるならステンドグラスだろう。『影』は少しばかり向こうが透けて見える花を口元に近づけて、静かに息を吸い込む。

『実に良い香りですね。エミリア様もいかがですか?』

「いいの?」

『もちろんです。そもそもこの場所を貴方様がこのようにした時点で、この場所の権利も貴方様に移ったのですし。薔薇のような美しさを兼ね備えた花など、私には作れるはずもありませんよ』

『影』が差し出したそれを、エミリアは両手で持って嗅いだ。

 お菓子のように甘く、意識そのものがとろけてしまいそうになる。

紅潮した頬を隠すように広がる花弁は目まぐるしく色が移り変わっていく。自分でも気が付かない内に、その花は金色の飾りの付いたティーカップになっていた。頭の中を満たす香りはえんじ色の紅茶へ、一本の樹は円形のテーブルに、草原の草の何本かが寄り集まって立ち上がり、二つの椅子になって、エミリアと『影』の間に割って入っていく。

「あれ?」

『おやおや、これはこれは。エミリア様も中々面白いインスピレーションをお持ちのようで』

 瞬きをするエミリアに対して、相変わらず『影』は楽しげな表情だった。

 彼は現れたテーブルの表面を指の腹でなぞりながら言う。

『この質感は……ご家族の内の誰かと向かい合って座ったことがある、と言う感じでしょうかね? 加えてハーブ入りのダージリン、さらにはバロック調のハイバックチェアまで。何かしらの思い入れでもおありなのですか、エミリア様?』

「……、うん」

 心の内に、密かにとある顔を思い浮かべた。

『影』に伝えるつもりはなかったのだが、やはり彼には届いてしまったようだ。『影』の唇の端が小さく動いていて、わずかにだが笑っているように見える。

『兄上、ですか。それも今はもういない、早くに亡くしてしまわれた、と』

 図星だった。

 それを表すように、少女の首から下がるマフラーが描く螺旋が少し崩れる。思えばこのマフラーも『そう』だったか。

『大好きな兄上と向き合った昼過ぎ。その時に貰った手織りのマフラー。兄上の死と家族と言う存在の揺らぎ……そういう事情があってのようですね。そうだとするなら、私がこの姿なのも多少は納得できますね』

「にてるのかもしれない。あなたって、おにいちゃんに。だからなのかも……」

『普通なら逆の気がしますが……ですがそれもまた、貴方様の良さなのでしょう』

『影』は緩やかな動きで椅子に腰掛ける。エミリアもそれに従った時、草原の中からあの花がいくつも現れた。それらはテーブルの周りを囲むように飛び交い、その中の二つが二人の手の中に収まる。淡い光を発し、またティーカップへと変わった。

 示し合せている訳でもないのに、エミリアと『影』は全く同じようにカップに口を付け、甘い紅茶を喉に通していく。カップが空になるとそれは再び花へと転じ、風に流れるように散っていった。

 静かで、柔らかで、のどかな時間。

 思い出の一ページに閉じ込めたあの記憶が、甦ってくるようだった。

 ずっと続くといい。

 誰にも邪魔されない、この幸せな時間が。

 そう、思っていた時だった。

『……さて、そろそろのようですね』

 ピシ、と。

『影』の掌から、不可解な音が響いた。

 白い手袋で覆われて素肌は見えない。しかし彼を形作る何かが徐々に欠けつつあるのを、エミリアははっきりと感じていた。形だけが保たれ、少しずつ、内側が、ボロボロと落ちていく様を。

 ばちんっ!! と額に手を当て、『影』はなおもこう言った。

()()()()()()()()()()、目()()()()()()()()()()()()()()()()……。もう、少しご一緒したかったのですが、背に腹は代えられ、ません。一度、お戻りになられた方が、よろしいでしょう……』

『影』の声が、ブレていた。

 自分が壊れつつあるのを何とか抑えているように、表情は芳しくはなかった。

 彼はエミリアを椅子から下ろし、自らもエミリアの前に立つ。

『強制的に意識を向こうに戻せば、エミリア様の自我を傷付けてしまう。申し訳ないのですが、エミリア様にはご自分の意志でお帰り頂きたいのです……。この場所は貴方様の意志が創り上げているのであり、つまりそれは、エミリア様の意志がはっきりしていない状態では維持が難しいという訳でして……』

 樹の枝を折るような音を連続させながらも、『影』は無理に笑顔を作った。

 エミリアは『影』の顔を見上げる。

 幾多もの色に変わる花を握り締め、きゅっと胸に押し当てて。

「また、あえるかな?」

『貴方様が望むなら、私はいつでも貴方様のお傍に。その時は、こちらからお呼びいたしましょう。エミリア様がいらっしゃらないのでは、この場所も寂しいですから……』

 微笑む『影』は、膝を屈めて少女の手の甲に口づけする。

 それから片手を挙げ、ゆっくりと振る。

 エミリアもまた、手を振りながら。

「うん。じゃあ、またいっしょに」

『こちらこそ、心からお待ちしていますよ』

 そうして。

 何かが砕け散る音と共に、何かが消えた。

 少女の眼に、耳に。柔らかな爪痕を遺しながら。


 陽炎。

 果てなく広がり、その心を甘く包み込む、ただ一つの場所。


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