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閑話――とんこつモンスター謹製ダンジョン豚カレー

なんとか4/7のコラボ最終日に間に合いました。

スープカレーカムイさんとのコラボ記念SSですッ!

https://ameblo.jp/soupcurry-kamui/entry-12450577987.html



 ご無沙汰しております。

 最初の出番以降、いまいち影が薄くなってきているネームドユニークのオーク、セブンスです。


 出番そのものは少ないですけど、お仕事はちゃんとしておりますよ。

 アユム様とミツ様への食事の用意などが主ですけれど。


 もちろん、とんこつスープを極める為の研鑽も忘れてはいません。

 のめり込みすぎて、時々湯気に当てられ、呼吸困難とかに陥ったりしますけど、私は元気です。


 マスターであるアユム様は元人間ということもあって、夜には寝て、朝になると起きるという生活をされています。

 本来ダンジョンマスターには食事も睡眠も必要ないのですが、やはり生前の習慣というのが、染み着いてしまっているのだとか。


 我々、ラヴュリントスのユニーク・スリー――ミーカさんが探索者のみなさんのチーム名に憧れてそう名乗り始めました――も、アユム様に合わせた生活をしております。


 もっとも、ミーカさんはサキュバスゆえ、夜遅くまで起きて、お昼頃に起床するような生活をしていますけれど。


 スイーツを極める方が楽しいとは言っていますけれども、サキュバスとしての本能のせいか、時々は人間から精気を奪わないと落ち着かないそうです。


 なので、アユム様が就寝された後で、ミーカさんはこっそり出歩いてるようでした。


 まぁ森林型ダンジョンで、真夜中に対策なしに出歩いている探索者さんがどのようなペナルティをもらったところで、気にすることはありませんが。

 アユム様が気にされてしまうかもしれませんので、ほどほどにするようにミーカさんには言ってあります。


 そのあたり、ミーカさんも心得ているようで、不用心に寝ている探索者に対して、軽い呪いを付与したあとで、即死させて退場させているそうです。


 呪いを受けたあと、数日中に、一晩だけミーカさんと戯れる夢を見る呪いだそうで。

 その呪いは遠隔吸精というネザーサキュバス固有のルーマによるものだとか。夢を楽しめば楽しむほど、生命力や記憶や経験、鍛えたルーマや魂そのものがすり減っていき、減ったぶんがミーカさんに吸収されるのだそうで。


 アユム様に殺したり後遺症が酷いようなことはしないようにと厳命されているので、味見程度で済ませているそうです。


 ただ、とても楽しそうなお顔でしたので、味見の程度とはいえ――その言葉のわりにはちょっと強烈かもしれませんけれどね。

 まぁ、いくら死なずのダンジョンとはいえ、油断しすぎな探索者さんが悪いというものでしょう。


 そんなわけで、ミーカさんは昨晩お楽しみだったようで、今も寝ています。


 アユム様たちの朝食も出し終えたので、これからお昼までは私の自由時間です。

 ダンジョン徘徊は昨日しましたので、今日はしてもしなくても良いということ。


 それでしたら、私は料理の研究をしたいところ。


 アユム様の作られた食堂の扉を開けます。

 食堂の奥に、厨房があるのです。


「おや?」


 ですが今日は、食堂の方に先客がおりました。


 ベーシュ諸島の民族衣装であるキモノを身に纏ったスケルトンのスケスケさんです。

 でも、今日は大きめの(タチ)と、丈の短い刀を二つ――計三つの武器を携えております。


 ……と、いうことは……


「スケスケさん――ではなく、おスケさんですか」

「ああ、セブンスはん。お邪魔しておりんす」

「お邪魔だなんてとんでもない。

 この食堂は、誰にでも開いているそうですよ。我々ぐらいしか利用者はいませんがね」


 おスケさんは、スケスケさんの中にある三つの人格の一つ。

 生前は凄腕の(タチ)使いだったそうです。


 ただ、その腕前を私は見たことがありません。

 単純なモンスターとしてのクラスランクであれば、我々の中ではミーカさんが一番高いのですが、そのミーカさん曰く――


『無理無理。アタシと比べちゃダメだって。おスケ姐さんは、ワケが違うからッ☆

 幻術や誘惑なんかの精神攻撃は高位のモノも通用しないし、それならブレスで――とか思っても、呪文を口にする前に、剣が届く間合いまであっという間に踏み込まれてバッサリやられちゃうもん。

 アタシと――だけでなく、あの人はね、敵との戦術相性が云々なんて飛び越えちゃってるんだヨ☆

 目の前に立つ相手に対して、《剣の届く間合いまで近づいて斬る》という一点だけを極限まで研ぎ澄ました結果生まれたのがおスケ姐さんってカンジ?』


 ――とのこと。


 私も戦闘の腕に自信はありますが、恐らく私程度では相手にならないことでしょう。

 そんなおスケさんですが、基本的に主人格をスケスケさんにしているせいで、私生活の面で表に出てくることは少ないのです。 


「セブンスはんは料理修行かや?

 わっちのコトはお気になさらず、好きに励んでくりゃれ」

「ええ。そうさせてもらいます。

 ところで、おスケさんは何をお飲みに?」


 おスケさんが前に出てることに多少の驚きながらも、私の興味は彼女の手元にあるものに移りました。


「これでありんすか?」


 おスケさんの前には口元のくびれた細長い容器が置いてあり、その手にはデザイン的に対となっているような逆三角形の小さな器があります。


 彼女は小さな器をテーブルに置き、細長い容器から、透明な液体を注ぎました。

 そこからは酒精を感じるもののふんわりとした良い香りが漂ってきます。


主様(ぬしさま)から頂いた異世界の酒でありんすよ。

 セイシュというモノだそうで。米を原材料に作ったモノと言ってたでありんすな」

「ほう……」

「一口どうかや?」

「ありがとうございます。ですが、今回は遠慮しておきます。

 これから料理の試作をしますので、酒精で舌を鈍らせたくはありませんので」

「セブンスはんは真面目でありんすなぁ」


 クイっとセイシュをあおってから、おスケさんは楽しそうに顎を馴らしました。


 おスケさんたちが何かを嚥下すると……骨しか見えないはずなんですけど、ちゃんとゴクリとかゴックンとか、音が聞こえるんですよね。不思議です。


「似たような酒はベーシュ諸島にもありんすが、味はもとより見た目もここまで透き通ったものではありんせん。

 恐らく、主様のお住まいになられとった世界は、このアルク=オールよりも随分と進んだところだったんでないかや」

「ええ。私もそう感じております」


 先日食べさせてもらった料理は特にそれを感じましたとも。

 あれだけ複数の香辛料を組み合わせ、複雑で奥深く……けれど、万人にも受けやすい味にする。

 そこに至るまでどれだけの料理人たちが味と技を深めていき、どれだけの料理人たちが家庭料理になるほど簡略化に励んだのか――想像を絶しますよね。


「さて、厨房に行きますね。

 お酒を楽しんでいるところ申し訳ないのですが、色々な香りがしてしまうかと」

「気にしないでくりゃれ。セブンス殿の料理ならば、香りだけで充分な肴になりんすね」

「そう言っていただけると幸いです」


 軽く会釈をしてから、私は厨房に入ります。


 冷蔵庫と呼ばれる食材保管箱から、いくつかの素材を取り出しながら、私は先日食べたカレーの味を思い浮かべました。


 アユム様が夕食に出してくれたものは、ルーカレーと呼んだりするタイプのものだそうです。

 実はそのときの夕食後、私とミーカさんには他のタイプのカレー……スープタイプのものを教えてもらいました。


 わざわざ我々にそれを教えた理由としましては、私とミーカさんがそれぞれ独自の、ルーカレーとスープカレーを作って欲しいから、だそうです。


 生前の恋人さんの大好物だったそうで、色々なお店を巡って食べていたのだとか。

 そんな思い出の品を作らせてもらえるなんて、こんな燃えるシチュエーション。そうは無いでしょう。


 アユム様からは、カレーの知識を与えて頂いたので、ここからは独自にやっていくだけです。


 先日、ミーカさんがルーカレーの試作をしていたようですので、私はスープカレーを作ることに決めていました。


 そう決めてからは、頭の中で色々と考えております。

 ミーカさんはルーカレーに、チョコレートを加えて作ると言っていました。スイーツモンスターらしい発想だと思います。


 ならば、自分もとんこつモンスターらしく、とんこつを使いたい。


「であれば……」


 頭の中に、煮込んで柔らかくなったダンジョン豚の角煮を思い浮かべます。スープカレーの中にデンと迫力たっぷりに鎮座するそれ。


 スープカレーというのは、大きな具材がどんと主張しているというそうなので、豚肉と一緒に縦半分に切ったニンジンと、ピーマンも添えましょう。

 もちろん、その野菜だってスープで煮込んで柔らかくしたものです。


 ただ、これだけだとふつうのスープカレーといった風情です。ここに何か私らしさを加える必要があるでしょう。


 そこで出てくるのが、とんこつスープ。

 しかし、ただ出汁(フォン)に使うだけだと面白味がありません。


 せっかく私が作るからとんこつスープを使いたい。

 そこにもう一つ、このラヴュリントスが由来となる材料があるといいかもしれません。


 一つはダンジョン豚……それも下位種のブートンや中級種イノブートンではなく、上位種ランブートンの肉にしましょう。

 最上級のランデブートンはさすがにちょっと使うのを尻込みしちゃいますので、控えめに。


 ランブートンから作るとんこつスープで、ランブートンのバラ肉を炒めましょう。

 炒めたバラ肉を、コカトリスの卵で包んでオムレツにします。


 豚の角煮、バラ肉のとんこつ炒めのオムレツ、ニンジン、ピーマン。カレースープの海で顔を出す姿をハッキリと思い描けました。


「さて、あとは作ってみましょうか」




 しばらくカレーを作るのに集中していると、セイシュを携えたおスケさんがフラりと厨房を覗いてきます。


「まぁまぁセブンスはん。随分とまぁ良い香りでありんすね」

「そうでしょう」

「先日、主様が振る舞ってくれたカレーという料理かや?」

「ええ。それのバリエーションですね」


 答えながら、ふと思いつきまして、私は手を叩きました。


「良ければ、試食されません?

 ちょうど今、試作品ができたところです。セイシュに合うかはわかりませんけどね」

「構いやしんせん。セブスンはんが作る料理なら合う合わない関係なく美味しいでしょうしなぁ」


 そんなワケで、私は深めのお皿に、豚バラオムレツを作ります。それに乗せるように、大きな豚の角煮と、縦半分に切ったニンジンとピーマンを乗せます。

 ルーカレーは基本的に具材をルーとともに煮込んで味を一体化させますが、スープカレーは異なります。

 スープとは別に、具材は調理しておくのです。


 そうして具材を皿に乗せ終えましたら、スープを注いで行きます。


「随分とサラサラとしたカレーでありんすな」

「ええ。スープカレーと言う種類のカレーですよ」


 別皿にライスを用意し、私はそれを手におスケさんのところへと持って行きます。


「どうぞ。アユム様から教えてもらったスープカレーを、私なりにアレンジして作ったものです」

「さすがはセブンスはんや。美味しそうでありんすなぁ……ところで、何か独自の名前とかあるんかや?」

「そうですねぇ……」


 確かに、ただのスープカレーというわけではなく、私独自のスープカレーという意味では、何か名前があった方がいいでしょう。


「とんこつモンスター謹製ダンジョン豚カレー……というのはどうでしょうか?」


 僅かに逡巡してからそう答えると、おスケさんが小さく笑いました。

 ふと、その微笑みに一瞬だけ美しい女性の姿が見えた気がします。錯覚かもしれませんが、もしかしたらおスケさんの生前の姿だったのでしょうか?


「それでは、そのダンジョン豚カレー……楽しませてもらいんしょうか」


 おスケさんはそう告げると、まずはスープをすくい、口に運びました。


「これは……主様が作ったとろみのあるカレーと比べると、舌へ響く香辛料の味が直接的でありんすな」

「とろみが無い分、尚更かもしれないですね。その分、後味のキレはルーカレーよりも良いのではありませんか?」

「そうでありんすな。具材が混ざり合ったコクとまろやかさと深い辛み……そういう味わいはルーカレーの方が上でありんした。

 ですが、こちらは香辛料を中心に様々な要素が複雑に絡みあった味わいと、その後にくるキレある爽やかな辛みのせいで、舌がもう一口、もう一口と言って止まりんせん」


 喜色の籠めてそう感想をくださいます。

 ……スケルトンだから舌は無いのでは……? という疑問は脇に置いておきましょう。こんなに美味しいと言ってくれているのですから、水を差すのもなんですし。


 少しの間、スープを堪能してくれたあと、今度は角煮へとスプーンを当てました。


「見た時から思っとりましたが、随分と大きなお肉の塊でありんすなぁ……」


 言いながら、おスケさんはスプーンで角煮を切っていきます。


「なんと――これほど大きいというのに、スプーンで苦もなく切れるほど柔らかいんね……」


 それを口に運び、ゆっくりと味わってくれました。


「しっかり味も染み込み、とろとろで……なんとまぁ見事な煮込み具合」


 思わず――と言った様子で呟くおスケさんに、私は思わず胸中でガッツポーズをします。


「お野菜もお肉と同じように柔らかく……味も染みて……絶品でありんす。

 染み込んだ香辛料の味わいが、このお野菜の甘みを上品に引き出して、美味しいですな」


 ほう――と息を吐いたあと、クイっとおスケさんはセイシュをあおります。


「さて、次は……」


 オムレツにスプーンを当てて、さくりと切り込みを入れます。

 さらに別の角度で切り込みを入れると、そこをすくって中身を出します。


「これは……お肉を炒めたものかや?」

「はい。とんこつスープで炒めてみました」

「おお。これだけで充分、美味しいでありんすよ。

 スープとの相性も、とても良いでありんすなぁ……」

「そうでしょう? ダンジョン豚づくしの肉汁たっぷりだぜッ、ってカンジのカレーにしてみました」

「セブンスはんらしい味づくりというやつかや?」

「ええ」


 ひとしきり具材を楽しんだあと、おスケさんはスープを啜り、その後でライスを口に入れます。


「ああ……まったく。このカレーもまたライスと良く合いますな。

 セイシュよりも、ライスが進んでしまうでありんす」


 そう言って、彼女はあっという間に皿を綺麗にしますと、満足そうに息を吐きました。


「いやぁ、美味しかったでありんすよ、セブンスはん。

 今回のが試作品というコトは、この先を目指しているんかや?」

「はい。そのつもりです」


 これはあくまで試作品。

 この味をもっと美味しくしなければ、アユム様には出せません。


「わっちには美味しい以外はありんせんが、セブンスはんには思うところもありんしょう?

 わっちら三骨(さんにん)、完成が楽しみでありんす」


 おスケさんたちは記憶や味覚も共有しているようなので、ここでおスケさんが楽しんだ味の記憶はスケスケさんたちも覚えていられるようなのです。


 次にスープカレーを食べるのがスケスケさん、おスケさん、スケマサさんの誰であっても今日の試作品との味比べをされてしまうことでしょう。


「では、試作の続きをしてきますね」

「ええ。がばってくりゃれ」


 そうして、私が厨房に戻った時です。


「あー! なんかカレーの香りがするぅ☆

 ししょーの試作品? ミーカも食べた~い☆」


 食堂にミーカさんがやってきました。


「あ、是非とも私にもお願いしたく」


 さらに御使い様までご一緒です。


「……試作品なのであまり振る舞いたくはないのですが……」

「このお二人相手だと、その言葉がどれだけ無意味なのか……セブスンはんも分かっとりんしょう?」

「ええ、もちろん」


 ……一応、こんなこともあろうかと、アユム様を含めた居住区在住の人たち分は用意してありますしね。


「仕方がありませんね。用意しますから、お二人とも座ってお待ちください」


 そうして、私は御使い様とミーカさんの分のお皿を用意しはじめるのでした。

そんなワケで、コラボ記念SSでした。

作中に出てきたダンジョン豚カレーの完全版は、是非ともカムイさんにてご賞味頂ければッ!https://ameblo.jp/soupcurry-kamui/entry-12450577987.html

本作の書籍版の発売日である4/7は、コラボ最終日でもあります。是非ともご賞味くださいませ。


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是非是非、よろしくお願いしますッ!

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