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3-9.『ディアリナ:金喰毒甲亀竜、その名は――』

いつもより少し長めになってしまいました。

サブタイトルの漢字の塊は『コンショクドッコウキリュウ』とでも読んで頂ければ。


 一昨日は、腕輪の地図が示すところの東側エリアをメインに探索をすることにした。

 クロバーの林地帯には、初日に飛び込んだ扉以外にも、二つの扉があった。


 南側の扉は複雑に入り組んだ廊下に出る。

 ここには赤熊が徘徊していて、それに気をつけながら歩く感じの場所だった。


 東側の扉は、わき道が多数あるまっすぐな廊下で、途中のわき道の一つは、南側の扉のある入り組んだ廊下とも繋がっていた。


 ただ、わき道の多くは倒木が道を塞いでるから、そろそろこれのどけ方を考えなきゃいけないなとは、サリトスたちと話し合ってはいる。


 さておき――

 まっすぐな廊下をそのまま道沿いに南下すると、右手にフラフラフライが集ってる木のある部屋があった。

 その部屋と、正面の部屋をナワバリにしている黄色い熊が、のろのろと往復するように巡回しているから、熊を避けてさらに南下して部屋へと入る。


 黄色い熊が戻ってくる前に、部屋の中を軽く調べ、特に何もないのを確認してから、二つある扉のうちの片方をくぐった。


 そこで探索を切り上げようって話が出たんだけど、直後に扉を出た正面の壁に、フレッドが封石を見つけたんだ。

 腕輪を当ててみると、正面に狭い獣道のようなものが広がった。


 獣道を抜けると、一番最初の倒木のあった廊下に出たんだ。

 倒木側から見た時は何もなかったから、恐らく片側から開くような仕掛けになってるんだろうさね。


 他にもこういうのがあるかもしれないから、もっと注意をして進もうと話し合ったところで、昨日の探索は終わりとなった。




 ――そして、今日。

 もう四度目となる、フロア4探索のはじまりだ。


 使用人小屋から薔薇園に向かう途中、薔薇園の入り口から外れた一角にやたらと人だかりができている。


「そういえば、昨日が古井戸の解禁日だったか」

「まぁフロア3に比べれば、多くの探索者(シーカー)は探索のしがいを感じるフロアでもあるだろうけどね」


 サリトスとフレッドが肩を竦めあってるのを見て、あたしも同じ気持ちになった。


 確かに城の探索は、これまでにないややこしいモノも多かったけど、それはそれで楽しいし、お宝もそれなりに頂けるのにね。

 ……まぁ、この城特有のややこしさを楽しいと思えない探索者(シーカー)が多かったってだけかねぇ……?


 しかし、いつから探索者(シーカー)ってのは口を開けて美味しい餌を待ってる仕事になったんだか……。


 ともあれ――気を取り直して、あたしたちは廃屋へと向かっていく。

 廃屋の中の階段を降りている時に、サリトスがあたしらへと訊ねてくる。


「今日は、クロバーの道の先を探索するとしようか」


 その言葉に、あたしもフレッドも異論はない。


 階段の先にある魔法陣に乗り呪文を唱え、フロア4へと踏み込むと――


「アドレス・クリスタル?」

「そうみたいだ。だけど、アユムってばなんで急に?」

「さてな。ダンマス側の事情でもあったのだろう。こちらとしてはありがたく使わせてもらうだけだ」


 首を傾げるフレッドをバッサリと切るように告げて、サリトスはとっとと登録を済ませた。

 あたしも、それに続く。


「ま、確かに旦那の言うとおりではあるか」


 フレッドも登録を済ませて、今日の探索の始まりだ。



 道順は把握してるので、とりあえずフラフラフライの集ってる木や、黄色い熊は無視し、緑の狼に警戒しながら最初のクロバーの群生地を抜けていく。


 群生地の北側の扉から廊下に出て、そこをまっすぐ進んでいく途中で、左手に少しだけ凹むように存在している廊下とも言えないわき道がある。


 そこで、フレッドが足を止めた。


「あったぜ二人とも。獣道だ」

「地図で見る限りだと、この道はクロバーの木の群生地前の扉のところさね」

「それは助かるな」

「いちいちあそこを抜けなくて済むようになるのか。よし、ちょいと様子を見てくるぜぇ」


 軽い調子でフレッドは獣道を抜け、ややしてすぐに戻ってくる。


「嬢ちゃんの言うとおりだったわよ。これでここの廊下に来やすくなるねぇ」

「俺たちも封石に触っておくぞ」

「ああ」


 サリトスに促され、あたしも獣道を開く。


「気づいたチームだけラクが出来る……そういう風にアユムは作ってるわけか」

「だけど封石はダンジョンの道行きから見て、奥に設置されている……なるほど、考えてるわなぁ」


 つまり、先に進んだ上で獣道を見つけた奴だけがラクを出来るってことかい。


「つくづくよく考えられている」

「だけど、甘くはないさね」

「そうねぇ……フランクだけど底の見えない人ではあるわな」

「人ではなく神ではないのか?」

「言葉の(あや)ってやつだってば、旦那」


 そんな雑談を交わしながら、あたしらは廊下を抜ける。

 視界が広がった先にあるのは、恐らくはこの樹海の中を流れる川の合流地点だと思われるところ。


 大きな中州がいくつかあって、反対岸からのみ丸太で出来た橋で中州に渡れるようになってるみたいだ。


「渡っている連中がいるな」

「なーんで、橋を渡りながらおっさんたちを睨んでくるのかねぇ……」

「睨んでるのとは違う視線のやつが混ざってないかい?」


 向こうも向こうで、何やら雑談を交わしながら、橋を渡りきって一番大きな中州へとたどり着く。


「なにやら地面をみながらキョロキョロしてるわね?」

「一人が地面に腕輪を当てたよ」


 すると、遠目から分からなかったけど、何かを手に入れたらしい。

 ただそれを周囲がバカにするように笑っている辺り、大したことがないみたいだけど……。


「バカにされながらも、あいつ続けてるね?」


 続けているうちに、何やら興奮してきている。


「周りの連中も、だんだん目の色が変わってきたわよ……?」

「ここからだと見えないだけで、何かを手に入れているようだが……?」


 大の大人が六人揃って、地面に女神の腕輪を当てて歩き回ってる姿はちょっとシュールな気がするけど、本人たちはかなり大まじめだ。


「ん……?」

「どうしたんだい、フレッド?」

「中州を越えた対岸の物陰……あの黒づくめ――デュンケルだ」


 デュンケル――聞き覚えはあるけど、イマイチ思い出せない名前さね。

 あたしが首を傾げていると、サリトスが軽く教えてくれた。


「ペルエール近辺だとあまり聞かない名前だが、いくつかの国では有名な男だ。

 掠奪鴉(ポータークレーエ)……そんなあだ名を持っているとは聞いたコトがある」

「腕利きながら詳細がよく分からない、ソロの探索者(シーカー)さ。

 人が見つけた宝を横からかっさらったり、後ろから味方を攻撃してお宝を独り占めしたり……敵としても味方としても、あまり関わらない方がいいって話は、よく聞くな」


 サリトスの説明に、フレッドが補足してくれる。

 少なくとも、まともなやつではなさそうだ。


「あの六人組を掠奪(りゃくだつ)のターゲットにでもしたのか?」

「かもね。あるいは、様子見かもよ。

 デュンケルのカンに何か触れるものがあったから、あいつらを先行させてるって可能性もあるんじゃない?」


 どちらにしろ、あの六人組はロクな目に合いそうにない。


「すっごいテンションあげて喜んでるけど……いいのかね?

 誰も周辺の警戒をしなくなっちゃってるみたいだけど」

「確かにすごい喜びようだな。何を見つけてるんだ?」


 あたしらが首を傾げていると、突然、六人組がいる中州の唯一の出口と言っていい橋の近くに、急に黒いモヤが吹き出しはじめた。


「おいおいおいおい。あいつら浮かれすぎだろ。ちょっとやばいんでないかい?」


 さすがに見かねたのか、フレッドがうめく。

 その横で、サリトスが声を上げた。


「中州の探索者(シーカー)ッ、橋だッ! 橋を見ろッ!!」


 やばいのなら協力してやってもいいとは思うけれど、あそこへ行くための道順がまったく分からない状況だ。

 声を掛けてやるくらいしか、こちらの取れる手段はない。


 いくらこちらを嫌っていても、さすがにサリトスの焦りの混じった声に、何か思うことがあったのだろう。


 彼らは地面に落ちている何かを拾う手を止めて、視線を向け――


「あー……脱出は無理だわなぁ……あれ」

「彼らが倒せる相手なら良いのだがな」

「すっごい強そうな雰囲気してるけどね」


 黒いモヤが二足歩行する大きなカメの姿へと変わった。

 その背中の甲羅は金属のような光沢を持ち、亀っぽさと、岩山かバチルス(サザエ)っぽさを併せ持ったような形状をしている。


「お前らッ、とっとと手に入れた分は腕輪にしまえッ!

 間に合わないなら捨てろッ! あいつが退路にいる以上はッ、倒せなきゃ負けるだけだぞッ!」

「でも、アリアドネロープを使えば……ッ!」


 慌てて戦闘態勢をとりながら、背後で一人がアリアドネロープを二つ設置している。


 だけど、完全な姿を見せたカメが咆哮をあげると、中州がうっすらとしたピンク色の光に包まれた。


「あー……あたし、あのピンクの光の効果が分かっちまったんだけど」

「おっさんもだ。終わったな、あいつら」


 あたしらの予想通りの悲鳴が、中州の探索者(シーカー)から響きわたる。


「ダメだッ! アリアドネロープが使えねぇッ!!」

「クソッ、応戦すっぞッ!!」


 しっかし……あんなテンション高まるお宝を仕込んでおきながら、帰り道には化け物が姿を見せるって、アユムはほんと性格悪いねッ!


「うおおおッ!」


 剣を構えた男が、カメに向かって切りかかる。

 だけど、その剣はカメの腕に弾かれた。


 カメはギロリと男を睨むと、その口から紫色の霧を吐き出した。


「がああああ……………ッ!?」


 剣士は白目をむき、喉をかきむしるようにしながら地面に倒れ込む。

 そのまま地面でビクビクと痙攣していたものの、身体のあちこちが紫色に変色しはじめた頃に、全く動かなくなって金の粒子となって消えていった。


「危険すぎる毒だなあれは……。

 吸い込んで僅かな間に、金の粒子になった。解毒している暇がなさそうだ」


 金の粒子になる――つまり、このダンジョン内で一度命が尽きたということだ。

 他のダンジョンだったらと思うとゾっとする。


「GYAooooooooNッ!」


 一人を毒殺したカメは、今度は腕――前足? まぁどっちも同じさね――を、探索者(シーカー)たちへと向けた。


 直後、そのツメが突然指から切り離されて、矢のように発射されるッ!


「避けろッ!」


 誰かが叫ぶけど、躱しきれなかった二人が金の粒子へと変わっていく。


 残り三人。


「クソッ、ほとんど一撃かよッ!」


 大きな戦鎚(ハンマー)を構えて、大柄な男がフルスイングでブン殴るも、その手から得物がこぼれ落ちた。


()ぅ……金属の塊かこいつ……」


 叩かれたカメは効いた様子もなく、右腕を一度甲羅の中へ引っ込めた後で、その手に何かを手にした状態で再び顔を出す。

 それはまるで手のひらサイズになった、やつの甲羅そのもの。


 そんな甲羅をカメは全力投球するように、大柄な男へと投げつけた。

 直撃した男は吹き飛ばされ、金の粒子になりながら、川の中へと落ちていく。


 残り二人も、結局為す術なくやられてしまった。

 中州に人がいなくなると、カメは周囲を確認してから、ゆっくりと黒いモヤへと代わり、姿を消した。


 同時に、ピンク色の光もなくなった。


「ディアリナ、フレッド。勝算はありそうか?」

「ないね。堅すぎるよ、あいつ」

「おっさんもない。コロナちゃんやバド君のブレスがどこまで通用するかじゃないかな?」


 実際のところ、ブレスが通用したところで、勝てるかどうかは微妙だろうけどね。


 堅いし、パワーはあるしで、動きがやや鈍そうなところが、弱点にもなりやしない。

 腕には剣が、文字通り刃が立たなかったし、ハンマーのフルスイングでもビクともしなかったわけだしね。


「様子を見ていたデュンケルが動き出したね」


 あたしが頭の中で勝つ手段を考えていると、フレッドが目ざとくそれをみていた。


「くっくっく……」


 不気味に笑いながら、デュンケルは中州へと入ると、地面から何かを拾い始めた。


「あいつ、あれを見ててなお、あそこに行くのかい?」

「勝算がある――というコトか?」


 あたしらが訝しんでいる中、あいつもさっきまでの六人と同じように何かを拾い続ける。


 途中でピタリと手を止めて、橋の方を見た。

 それから、一度は帰ろうとして……後ろ髪を引かれるのか、もう一度何かを拾いに戻る。


 そのあと、今度こそ帰るのかと思ったら、またしばらく悩み、もう一度、何かを拾う。


「……大丈夫なのか、あれは?」

「大丈夫じゃなさそうさね」

「いやぁ……ダメでしょ、あれ」


 あれは勝算があるんじゃない。

 あそこの仕掛けの何かに気づいただけだ。

 だから、途中で帰ろうとする。

 帰ろうとするんだけど、欲望に負けてまた拾ってしまう。


 ……となると、結局のところ……


「カメ様……出てきちゃったじゃないか」


 こうなるわけで……。


「くくくくく、はははははは、はーっはっはっはっはッ!!!!」


 だけどアイツは、まるで分かっていたかのように、三段笑いをして、カメへと向き直った。


「欲をかきすぎなければ現れぬカメよッ! この無欲な俺の前によく来たなッ!」


 いや、思いっきり欲まみれにしか見えなかったんだけど。


「正直言えば、現れて欲しくはなかったがなッ!」


 ビシっと指さしながら言う台詞が情けない。


「とはいえ、出て来てしまったのなら仕方がないッ!

 俺様があの六人と同じように行くと思うなよッ!」


 再びあげられる咆哮と同時にピンク色の光が中州を包む。

 

「我がブレスの神髄を見せてくれようッ!」


 そうして、デュンケルはなにやらブレスを足下に向かって打ち出すと、同時に大きく跳躍した。


 カメはツメをデュンケルに向けて打ち出すが、どうやってか空中で軌道を変える男にはそれは当たらない。


 やがて、カメの上に着地すると、もう一度同じように跳躍した。


「勝てぬのならば、戦わぬまでのコトッ!

 このまま中州エリアから抜ければ、貴様は追いかけてはこれぬのだろうッ!?」


 なるほど、考えたね。

 確かに、黄色い熊を思えば、その可能性はゼロじゃない。


 デュンケルは、カメの背後に着地して、そのまま小さい中州を駆け抜けその先の橋へと向かう。


 そして、ゴンという何かにぶつかったような鈍い音がここまで響いた。


「ぐおおおおおお……無茶苦茶痛ぇ……」


 おでこを押さえながらうずくまるデュンケル。

 その橋のところをペタペタと触ると見えない壁があるらしい。


「こうなっては仕方がないッ!」


 デュンケルはすぐに立ち直って振り向き、両手に青白い炎を灯した。

 恐らくは、腹を括ったのだろう――というか、ああなっちゃ、括らずにはいられない……が、正しいかもしれないけれど。


「……アユムは鬼なのかい?」

「欲をかかなければいいと言うけど、難しいわな」


 あたしとフレッドが呆れていると、サリトスが小さく肩を竦めた。


「だが、外から入るコトはできるようだぞ?」

「なんでわかるんだい?」

「スペクタクルズを投げ入れられた」


 サリトスがそう答えた時、カメは背中の甲羅をデュンケルに向けていた。


 そんなカメに、デュンケルが叫ぶ。


「我が編み出した無双の戦闘術。

 双蒼(そうそう)腕舞(わんぶ)式戦闘術――お前には勿体ないが、特別にその一端……見せてくれようッ!」


 そして、両手の炎を構えて地面を踏みしめ――



「あいつの名前はゼニタラスクという名前らしいぞ」


 あたしたちが、その名前を知ると同時に、ゼニタラスクが甲羅をデュンケルに向けたまま動きだす。


 そして、背中の甲羅からなにやら甲高い音が聞こえたと思ったら、無数の突起の先端から、何かの破片のようなものがズガガガガガガガという派手な音と共に一斉に放たれた。


 ――デュンケルは、炎を灯した両腕を振るうことは叶わなかった。


「このままでは終わらんからなぁぁぁぁぁ――……ッ!!」


 眼前に迫る大量かつ高速の(つぶて)の群れに、デュンケルは為す術もなく蜂の巣になり、蒼い炎と共に光の粒子になって消えていった。



「俺たちは手を出さないコトにするか」


 サリトスの言葉は、だいぶ端折ってるけれど、自分たちが中州への行き方見つけても――ってことだろう。


 それにあたしとフレッドも、異論ナシとうなずくのだった。


ミツ「デュンケルさん……強いのか弱いのかわかりませんね」

アユム「少なくとも、脳筋とは違う馬鹿の匂いはするけどな」


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