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2-1.本格的に挑戦者が増えてきたけど……

お待たせしました。連載再開です。

本日は、2話連続公開。1/2


 サリトスたちの先行挑戦から一ヶ月ほど。

 今になってようやく、挑戦者がぽつぽつと現れだした。


 もっとも挑戦者が少なかったのは、サリトスたちとペルエール王国国王の策略の一つだったらしいので仕方ない。


 どうにも今の探索者(シーカー)ギルドの偉い人は、嫌われ者らしい。

 その為、このダンジョンの詳細や、サリトスたちが手に入れたものなどについても伏せられてきた。


 それが、最近になって公開されたらしいという話を聞けば、まぁ根回しとか色々と終わったんだろうなー……くらいの想像はできる。


「政治の舞台にまで駆り出されるとか――サリトスたちも大変だなぁ……」

「それだけ優秀なのでしょう」


 その辺りの政治的云々の理由からか、サリトスはわざわざこのダンジョンへとやってきて、俺に許可を取っていったくらいだしな。


「でも良かったのですか?

 女神の腕輪、ふつうに配布するような形にして」

「いいんだよ。あんなの、一組目が謎解きしちゃった時点で、後続が素直に謎を解いてくれるなんて思ってないからな」


 サリトスたちが最初だったからこそ、あれこれ隠蔽してただけで、ふつうの探索者(シーカー)たちだったらあっという間に情報共有されていたことだろうしな。


 だから、こちらも腕輪の配布はふつうに許可を出した。

 もっとも腕輪の生成速度の変更はしないから、足りないとか文句言われても知らないとは言ったけど。


「しかし、面白味にかける連中ばっかりだな……」

「それはまぁ、サリトスさんたちと比べてしまうと……」

「別にあいつらレベルまでとは言わないんだけど」


 なんだろうなぁ……この感じ……


 複数のモニターを流し見しながら、自分が抱いているものの正体を自分の心に誰何(すいか)する。

 まぁ、それで答えが出るようなもんじゃないとは思うんだけど。



 何となく目に付いたモニターに決め、集音マイクもオンにする。


『くっそ……ッ、このスモールゴブリン……いきなり背後からッ!』

『お前らッ、なんで気付かなかったんだよッ!』

『知るかよッ! お前らだって何で気付かなかったんだよッ!!』


 山賊ゴブリンに強襲をされた直後のやりとりである。

 ちなみに、咄嗟に山賊ゴブリンを殴り飛ばしていたが、山賊ゴブリンは消滅していない。

 起きあがって、棍棒を構えなおしているのに、こいつらはケンカしているわけだ。

 殴りかかられてようやく倒せてないと気づき、あわてて倒す四人。


 山賊ゴブリン相手に、どんだけ時間かけてるんだよ……。


「……なぁミツ……。俺の思ってた脳筋となんか違うんだけど……」

「あー……えーっと……そう、ですね。私の知ってる感じとも何だか違いますし……」


 どうやらミツも困惑しているらしい。


 いやまぁ、アレよ?

 俺、散々呆れこそすれ、別にバカにはしてないのよ、脳筋。


 犠牲を出しながらでも、力業でも――とにもかくにも、ダンジョンを攻略してきた奴らを、否定そのものはしてないよ?


 でもさ――山賊ゴブリンのところでケンカしてる連中って何か違くね?


「あッ! アユム様。こっちのモニターとかどうでしょうか?」


 ミツが指さすモニターを見ると、思わずバイキングかよ!とツッコミたくなるようなツノ付き兜をかぶった大きな体躯にごっつい筋肉のお髭豊かな男と、イケメンでかなり良い身体の細マッチョの男のコンビが歩いている。

 細マッチョの方も、良い筋肉してるはずなのに、見劣りするように見えるのは、バイキングっぽいおっさんのボディがハンパないからだろう。


 少し見ていると、バイキングな見た目のおっさんの背後へ、山賊ゴブリンが強襲した。

 だが、二人は別段あわてることなく、細マッチョの方が飛び出してきたゴブリンの鳩尾に回し蹴りでカカトを叩き込み、そのまま地面にたたきつける。

 それで消滅しないのを確認すると、細マッチョは拳にチカラを集めて、地面に倒れるゴブリンへ向けて振り下ろし、さらに地面にめり込ませた。


 二人はゴブリンが黒いモヤとなって消えるのを確認してから、息を吐く。


 細マッチョは一見、何の武器ももっていなかったけど、今の動きを見る限り完全な徒手空拳の使い手のようだ。

 対して、バイキングみたいな大男は、腰の後ろにハンドアクスを納めているし、左手には小振りのメイス――あー、いやメイス自体のサイズはふつうだわ。あのおっさんが握ってるから小さく見えるだけだな、これ――を持っている。


 完全な近接特化の二人組のようだが、気心が知れているのか、しっかりと連携しながら進んでいる。


『このゴブリン、直前まで気配を感じないのが厄介だな』

『まったくだわいッ! さっきから背後の守りをすまねぇなッ!』

『そういうルーマを持ったゴブリンだって言うなら、仕方がねぇさ。それ以外のとこじゃ、アンタの戦闘力をアテにしてるんだぜ?』

『おうよッ! アテにされてる分くれぇの働きはしてやるわいよッ!』


 イケメンの細マッチョは軽薄で調子の良さそうなノリで喋る。

 バイキング風のおっさんは見た目の通り声がデカい。


 だけど二人の間にある信頼感と、ダンジョンに対する緊張感は本物みたいだ。


『た、助けてくれ……ッ!!』


 やっぱ探索者(シーカー)は、ああじゃないと――なんて俺が思っていると、そんな風に叫びながら、二人へと駆け寄ってくる三人組の探索者(シーカー)チームの姿が現れた。


『どうした?』

『お、オークだッ!』

『オークがどうかしたのかい?』

『バカみたいに強いオークに襲われて、追いかけられてるんだ……ッ!』


 瞬間、大男とイケメンの雰囲気が変わる。

 状況に応じて瞬時にスイッチを切り替えられるのか。ほんと、悪くない探索者(シーカー)だあの二人。


 ……にしても、バカみたいに強いオークねぇ……


「あの、アユム様。第一層のフロア2に出てくるバカみたいに強いオークって……」

「ミツが考えてる通りだと思うぞ」


 そもそも、あのフロアに出現するオークなんて、一人しかいないじゃないか。


『酷い言い草ですね……。

 追いかけているのは間違いありませんが、襲いかかってきたのはそちらでしょうに』


 ミツの想像通り、廊下から姿を見せたのはセブンスだ。


『オーク……喋れるのかい?』

『はい。お初にお目にかかります。このダンジョンで商売をさせていただいているユニークオーク、セブンス=チャイルズマンと申します』

『こりゃ丁寧にすまねぇな。ワシはゼーロス。ゼーロス=アームストロング! こっちのひょろいのがケーン・ハードウだわい!』


 紹介されたケーンは、ピっとこめかみのあたりをこするように、人差し指と中指の二本指を軽く振ってみせた。


 ひょろいって言うけど、ケーンも充分に筋肉質だからなッ!

 お前がデカくて四肢も首も太すぎるってだけだよッ!?


『それで、こいつらを追いかけているそうだが……』


 いつの間にやら、逃げ回ってた探索者(シーカー)の首根っこを捕まえているゼーロスとケーン。

 その探索者(シーカー)たちを示しながら、ケーンが訊ねる。


『なんでだ?』

『いえね。私は無害なオークなのですよ。別に人を襲うわけではありませんしね。むしろ、ダンジョン内で屋台をやらせていただいておりまして、探索者(シーカー)のみなさんに出来立ての料理をお出ししております』

『そりゃあ良い。ダンジョンの中で温かいメシを食えるってのはありがたいわいなぁ』

『おう。あとでごちそうになろうぜ、ゼーロス』


 二人は上機嫌のようだが、二人に捕まっている連中の顔色は悪い。


『ええ、是非。のちほどごちそうさせていただきます』

『それで、セブンス。こやつらは何をした?』

『モンスターの作ったメシなんか食えるかとひっくり返してくれましたよ。料理だけでなく、屋台ごと』


 ゼーロスとケーンは互いに顔を見合わせたあとで、深く深く嘆息した。


『そりゃ擁護のしようがないわい』

『だな』


 そうして二人はぽいっと、三人をセブンスの方へと放り投げる。


『え?』


 放り投げられた三人が目を点にしている間に、セブンスの強烈な右のブローで一人を壁際の茂みの中へと突っ込ませ、返す刀のような回し蹴りで、もう一人を反対方向の茂みの中へと突っ込ませる。


 茂みに突っ込んだ二人は、金の粒子に包まれ始めたので、即死だったみたいだ。


 どさり――と、セブンスの前に落っこちた最後の一人が、呆然とした様子でセブンスを見上げる。


『ほっほっほ。覚悟はよろしいですかな?』


 セブンスの言葉に、キッと睨むように探索者(シーカー)が振り返る。

 そこでセブンスではなく、ゼーロスとケーンを睨む時点で、色々と残念なやつだ。


『お、お前ら……別の探索者(シーカー)チームを殺すようなマネを……!』

『怒らせる必要のないモンスター怒らせてるやつに言われてものぉ……しかもワシらを巻き込もうとしてからに……』

『だよなぁ……でもま、安心しとけ。なんたってここは《死なずのダンジョン》だしな』

『《死なずのダンジョン》?』

『あれ? おたく、自分が挑戦するダンジョンの下調べとかしない派?

 挑戦解禁されてからすぐに流れ始めた情報だから結構有名だと思ったけどな』

『このダンジョンは死んでも、迷神の沼には沈まぬのだと。死んでも蘇生され、ダンジョンの外へと放り出されるって話だわい』


 うむ。そういう仕掛けにしたしな。

 あえて何度も挑戦してもらうことで、学習するってことをしてもらいたい。

 ようは、強制死に覚えゲーって感じだ。


 サリトスたちは、フレイムタンと、ディアリナが手に入れた片手斧の詳細を公表している。

 その二つだけで相当な値打ちものなんだそうで、うちのダンジョンは注目株となっているらしい。


 ま、簡単にレア装備が手に入るのは、最初だけなんだけどな。


『お二人の言うとおりです。もっとも、蘇生の際に、大切な何かをいただいてはおりますが』

『……なに、か……?』


 大袈裟に言ってるけど、別に大したことはしていない。

 だけど、この中途半端にボカした言い方が、むしろ覚悟を問うようになっているんだとか。


 まぁそうだよね。

 デスペナルティなんて言い方しちゃえば、みんな良くない想像ばっかしちゃうものな。


『そうです』

『や……やめ……てくれ……ッ!』

『だって、死ぬコトを栄誉と言ってしまうような方々に、素直に死を与えても罰にも何にもなりはしませんでしょう?』


 告げて、セブンスの拳が振り下ろされた。


 死を与えても罰にならない――まさにこれは、俺が蘇生型デスペナ設定にした理由の一つだ。


 セブンスの拳と拳の風圧によってつぶされた探索者(シーカー)が、金色の粒子に包まれ消えていく。


『お騒がせいたしました』


 ペコリとお辞儀するセブンスに、ゼーロスとケーンは気にするなと告げて笑った。


『ガチで死んじまうとこなら考えたけどな。死んでも蘇生されてダンジョンの外で目覚めるなら――ああいう連中、一度痛い目に遭っとくべきだと思っただけさ』

『ケーンの言う通りだわい。最近、妙な勘違いしている探索者(シーカー)も増えててなぁ……たびたび迷惑かけちまうかもしれんわい』

『そこは仕方ないですよ。ダンジョンに店を構えている時点で、私はそれなりの覚悟はしておりますしね』


 ほっほっほ――とセブンスは朗らかに笑うと、二人を自分の屋台にまで案内し始めるのだった。




「ゼーロスさんと、ケーンさんは気にかけておきますか?」

「そうだな。あの二人も面白そうだ」


 全員に注目してたって疲れるだけだから、的は絞って行きたいしな。


「他にはいないかな……っと」

「こうして見ると――意外とフロア1や2でつまづいてる人も多いのですね」

「雰囲気とモンスターの弱さに気が抜けてるんだろうな」

「そして、山賊ゴブリンに痛い目にあわせられる――と」

「ああ。そんでそこで痛い目にあっちまうとな、警戒心が強くなりすぎる」


 さっとモニター群に目を通して、俺は一つのモニターを指さした。


「この連中がまさにだな。

 四人パーティなのに、全員が全員ゴブリンを警戒してる」


 あそこの茂みにいるかもしれない。

 あっちの茂みにいるかもしれない。


 そういう疑心暗鬼が警戒心を高め、警戒心が緊張感を高め、緊張感が疲労を高めていく。


 疑心暗鬼と警戒心によって視野がせばまり、警戒心と緊張で知らずに溜まっていく疲労は集中力と余裕を削ぐ。


「だからうっかり、寝てるコカヒナスの尻尾なんかを踏んじまうワケだ」


 そうして不機嫌な目覚めをしたコカヒナスが四人に襲いかかる。

 普段なら苦戦しないだろうコカヒナスに対し、様々な要因が重なった結果ベストパフォーマンスを発揮できずに苦戦する。

 戦闘が長引けばその音を聞きつけ、周辺のモンスターも近寄ってくるわけで……


『な、なんとかなったな……』

『お前ら、気をつけろよな』

『なんだよ。踏んだのはそいつだぞ!』

『俺だけのせいだって言うのかよ!』


 心の余裕がなくなれば、ちょっとした言葉に過剰反応して仲間割れが始まってしまう。


「未熟さと、仲間への信用度の低さが原因だな」


 それはそれとしても、想定以上に山賊ゴブリンが活躍してる。

 ちょっと、ビックリだぞ。


「あとは――分かってはいましたけど、丸太小屋エリアのチュートリアルの書かれた本や看板をスルーしてずんずん進んでいく人も多いですね」

「調べて理解できないから先へ行く――ならまだ理解できるんだけど、そもそも無視してく奴らもいるからな……そっちは理解できない……」


 行き当たりばったりというか、行き止まりに宝があればラッキーみたいな感覚なんだろう。


「フロア4と5……もう少しいじろう。

 退廃と背徳の城の攻略までは時間があるだろうしな」

「どういう風にですか?」


 予定ではギミックがある迷路型だったんだけど、丸太小屋エリアであそこまであれこれ無視されるとな……。


「ギミックを減らす代わりに、もっと複雑な迷路型にする。

 同時に、某大樹を巡るダンジョンゲームに倣って、徘徊型の強敵エネミーを随所に設置する」

「マスターはアユム様ですので構いませんが……どうしたのですか、急に?」

「ギミックで痛い目を見ても、連中はたぶん理解できない。

 なら、考えなしに突き進んで実際に死を体験してもらった方が、少しは学習するだろうさ」


 スイッチに気付かず、橋を架けられなかった時――

 先に進めないことに腹を立てても、スイッチを見落とした自分に腹を立てるような連中じゃないんだよな。


 サリトスたちはまず見落とさない。

 よしんば見落としても、見落としてしまった自分たちを反省するだろう。どうして最初に気付かなかったのか。気付かなかった理由が判明したなら、次からはそれに気をつけるだろう。


 ゼーロスとケーンは、スイッチを見落とすかもしれない。

 だけど、先に進めないことに腹を立てたりしないし、スイッチに気付けば、きっと笑って済ます。

 それに気付かなかった自分たちが悪い。だけど気付いたから先に進める。ならば進もうじゃないか。

 あの二人はそういうタイプだ。


 だけど、このダンジョンに挑戦する多くの探索者(シーカー)たちはどうだろうか……。


「うーん……ゼーロスとケーン以外にめぼしい探索者(シーカー)……今日はいないかなぁ……」

「アユム様、結構辛辣な評価ですね」

「脳筋と考えなしは別ものだぞ?

 脳筋は脳筋なりに脳筋理論でもって、状況を力業で解決しようと頭を使う――というか頭を使うコトをやめるもんだと思ってる。ゼーロスやケーンなんかはまさにそういうタイプだと思うしさ。

 だけど、敵の前でケンカしたり、コカヒナスの尻尾踏んだり、セブンスの屋台ひっくり返したりって――あいつら、どう考えても脳味噌にシワも筋肉もないだろ?」


 うちに挑戦する連中に、特別そういう考えなしが多いのか、それとも別の要因があるのか……。


 もうちょい、様子見した方が良さそうだな。


本日は二話連続更新。もう一話ありますよ。


連載再開早々なんですが、プライベートの都合により不定期更新する予定です。

更新する際は23時頃の更新の予定ですので、今後ともよろしくお願いします。

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