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私の街  作者: 月兎
6/6

私の街 6



全てを思い出した


そう、彼は私の幼馴染み


そして私と一緒に


剣の稽古を受けている同期


私はいつも厳しい稽古が嫌で


逃げ出していたわ


そんな私を探し出して


「一緒に帰ろう」と


彼はいつも言ってくれた


そんな彼が大好きだった


だけどそんな彼のことも忘れてしまっていた


私は楽しく生きたかった


だからそんな世界を


そんな街をいつの間にか


創り出してしまっていたのね


だけどこのまま帰ったら


また同じことの繰り返しだわ


「それならまた何度でも君を探し出すよ」


ありがとう


私が彼に手を引かれながら


歩き出すと


後ろで何かが


消える音が聞こえてきた


だけど振り向かない


私は彼と歩いて行く






『私の街』第6話目です!最終話です!!

『私の街』はよくある「こんな世界があったらいいな」という感じの空想世界の話でした。

私は現実から目を背きたくなる時によく頭の中で考えたりしています(笑)

来週は何の話を投稿するのかはまだ考えていませんが、来週も投稿する予定なので見て頂けると嬉しいです(^▽^)/

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