ヨシダ製薬の「日常的なマスク着用による感染予防効果について」の紹介。やっぱりマスクって意味ないよね?
ヨシダ製薬が2018年4月17日にまとめた、「日常的なマスク着用による感染予防効果について」という資料がある。
https://www.yoshida-pharm.com/2018/letter128/
この資料では、(2018年4月17日までにおける)マスク単独での感染予防効果の報告について紹介しています。
以下に4つの報告を簡単に紹介しよう。
①2008~2009年 インフルエンザ流行期におけるフランスの研究
インフルエンザ陽性となり48時間症状が続いている患者のいる家族が対象。
マスク着用群とコントロール群に分け、マスク着用群では発症者が他の家族と同じ部屋や限られた空間(車の中など)にいる場合にマスクを着用することを5日間実施。
→調査期間中に家族がインフルエンザ様症状を示した割合
マスク着用群―16.2%
コントロール群―15.8%
特に有意差はなかった。
②医療従事者を対象にマスクの着用有無による効果を調べた日本の研究
医療従事者32名をマスク着用群17名、非着用群15名に分けて77日間、咽頭痛、鼻水、咳など風邪症状を記録する。
調査期間中、マスク着用群は病院において業務中はサージカルマスクを着用し、非着用群は手術室での業務など仕事上の義務として着用が必要な場合を除き、マスクの着用は控える。
→風邪症状を有した平均日数はマスク着用群が16.1±13.6日、非着用群が14.2±14.1日
特に有意差はなかった。
③2016~2017年のインフルエンザ流行時の感染予防効果について、感染制御実践看護師の所属する施設を対象とした、日本のアンケート調査
111施設71施設から回答。アウトブレイクがあった施設は55施設。
調査では
[1]サージカルマスク着用の病院規定の有無
[2]サージカルマスクの着用対象者
[3]サージカルマスク着用場面
[4]サージカルマスク着用の実施期間
以上についてアウトブレイク発生状況の解析を行う。
→すべての項目においてアウトブレイク発生数との有意差は認められず、サージカルマスク着用を義務付けただけでは有効な予防効果はなかったと報告。
④医療従事者によるサージカルマスクとN95マスク、それぞれの効果の差を調べたカナダの研究
カナダのオンタリオ州にある8つの3次ケア病院の救急、内科、小児科の看護師446名が参加。
調査期間中、発熱患者への対応時に予めフィットテスト済みのN95マスクまたはサージカルマスクを着用する群に分けてインフルエンザ予防効果を確認
→N95マスク群で48名(22.9%)、サージカルマスク群で50名(23.6%)のインフルエンザ感染が生じ、マスクの種類による感染予防効果の差はみられなかった。
――以上だ。
マスク単独での感染予防効果は、どの研究においても認められなかったというワケだ(④は違うか)。
しかし、マスク着用に手洗いを絡めると効果的だという事で、ある2つの研究も紹介されているが、こちらは各自で確認いただきたい。
ヨシダ製薬は
「現在までの日常的なマスク着用による感染予防効果の報告を総合すると、手指衛生等の対策を組み合わせた複合的対策による有効性は報告されていますが、マスク単独での明確なエビデンスはないのが現状です。したがって、感染予防においては日常的なマスク着用のみで過信せず、感染対策の基本となる手指衛生等を併せて行うことが重要と思われます」
――などとまとめているワケだが、マスクをしていようがしていまいが効果に差がないのであれば、手洗いだけしっかりとしていれば良いではないかと私なんかは考えてしまう為、個人的にはこのまとめに同意しかねる。皆さんはどうだろうか?
ちなみにCDCのマスクのガイドライン(2021年8月13日更新)によると
「完全に予防接種を受けておらず、2歳以上の場合は、屋内公共の場所でマスクを着用する必要があります」
こう書かれているのだが(――ていうか、2歳以上にマスクって正気の沙汰じゃねぇだろ)、これはあくまでも屋内の公共の場所における話しであって屋外に関しては――
「一般的に、屋外の設定でマスクを着用する必要はありません」
COVID-19症例数が多い地域では、混雑した屋外でマスクを着用し、完全に予防接種を受けていない他の人と密接に接触した活動を検討してください
――こう書かれている。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/about-face-coverings.html
まぁ、マスクの科学的根拠があやふやなので屋外はもちろん、屋内でマスクを着用していたってあんまり意味がないだろうと思いますけどね。それは上記の研究でも示されているし、以前に私が紹介したマスクの漏れ率の研究でも、「平均漏れ率86%」、人によっては「漏れ率100%」という結果も出ていますからね。
しかし、CDCのガイドラインですら「一般的に、屋外の設定でマスクを着用する必要はありません」と説明しているのだから、アメリカ人よりもコロナの影響が低い日本人に関しては、なおさら屋内も屋外もマスクなんて必要ないと考えられる。
ワクチン接種率の差なんて関係ない。これはもともとの免疫力の話しだ。
それなのに、日本人のマスク着用率はほとんど100%なのだから、もはや科学的領域の話しではなく宗教的領域の話しになっていますよ。マスクはアマビエのお守りと一緒になってしまっていますよ。
または、「ほら、私はマスクを着用している安全な人間ですよ!」と視覚的に訴えて多くの国民――いや、村人からの村八分を防ごうとする、もはや科学的根拠もクソもないツールに成り下がっていますよ。マスクを着用していない者は「ダビデの星」を着用させられたユダヤ人と一緒なんですね。差別・迫害しても良い対象。――かぁ~、自分の事を科学的だと思っている人達って、結局は前近代的な世界観のなかで生きているだけなんですね!
マスクにはどれ程の効果があるのでしょうか? 着用してもしなくても変わらないくらいの、極めて限定的な効果しかないような気がします。それならば、手洗いだけでオッケーじゃん。