第5話「その輝きは金色の光」
最近《仕事》を変換したら《死後と》って出てくるのは、
きっと仕事のせいだと思う今日この頃。
「ほいよ」
あれから無事、制服の買い取りを終え
くの字……いや、クの字のティックお婆ちゃんからあるものを受け取っていた……
「これって……もしかして………もしかしなくても!
モノホンの金貨ですよね!?」
「モノホン……?金貨を見るのはぁ初めてかい?」
「はい!…うはぁ~、夢にまで見た金貨だぁ~!」
「?そこまで珍しい訳でもないと思うがねぇ…?」
「これが普通の金貨でも私には夢の塊なんです!!」
《金貨》
それは、異世界ファンタジーにおいて共通して登場するモノの中で一番登場していると言っても過言ではない存在。
幾多の主人公が一度は手にするであろう金貨、
それが今読む側であった私の掌の中で金色の光を放ってる……!!
「本当に金なんだぁ……硬い…」
「…………………………」
金貨を明かりに向かって掲げる私を、
ティックお婆ちゃんは頭を傾げながら、
不思議そうに遠い目で見守っていた。
「ありがとうございましたッ!」
頭を下げお礼を言うと、私は出口へと向かう。
「困った事があればまた来な?」
「あ…その、行きたい場所があるんですけど…」
「場所が分からないのかい、
何処に行きたいんだい?」
「私が行きたいのは…
ファンタジーの定番《冒険者ギルド》です!!」
サラがついに冒険者へ。
やっぱりファンタジーの定番といえば冒険。
冒険となると必要なのは冒険者やギルドですよね!
ストーリーをこの先どうしようか考えていたら、
2ヶ月以上経ってました。
いやね、忘れたとかじゃないからね……ね?
めんどくs…いえ、なんでもありませんm(_ _)m<スマヌ