表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

第3話「異世界ファンタジーは美しいッ!」

ケモミミの衝撃が強すぎて

見えるものが全て異種族な咲空が出てきます。

優しい心を持って見てあげてくださいね。

「凄い....!」

街に入って思ったのはその一言、

私の頭の中にはその言葉しか浮かんでこなかった。


「フフッ!僕もこの街が好きでね、

君が楽しそうでなによりだよ。」

「はい!私今、スッゴイドキドキワクワクしてますっ!」

そういうと私はもう一度、街を見渡した。

そこに広がるのは、

小説や漫画の向こう側だった。



腕を組んで宿屋の壁に暇そうにもたれ掛かる蜥蜴のような顔立ちをした者。


黒くて裾が足首まであるフードが付いた外套を羽織り、手には木で出来た杖を持つ人より明らかに耳の長い者。


街の真ん中にある大きな丸い噴水には、

コスプレでしか見たことのない狐耳をした少女と犬耳の少年が楽しそうに周りを走っていたり……



この世界の住人には当たり前の日常なのかもしれないけど…


ここが改めてファンタジー、

私の居た世界とは違うのだと心の底からそう感じていた。


この世界…いや、『異世界はなんて美しいんだろうっ!!』



……私はこれからこの素晴らしい場所で生きていくんだ…!!


「確か、あとはここを曲がれば…ほら!そこに見えるのが服屋だよ」

「え?!あ、ありがとうございますっ!」

あちゃー…夢中になりすぎちゃった……

キョロキョロしてばっかりで服屋の事すっかり忘れてたぁ…!


……残念な子って思われてないかな?



「案内はここまでしかしてあげられないけど、もしまた困った事があったら服屋のティックお婆ちゃんに聞いてみるといいよ。」

「ティックお婆ちゃん……ですか?」

「そ!とても優しいお婆ちゃんで見たらすぐ分かると思うからっまたね!」



「ハイルさん良い人だったなぁ~」

その後、(門番のハイルさんモテるだろうなぁ)

とか想いながら私は服屋に向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ