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re:ボットちゃん

作者: 都築優
掲載日:2020/03/29

まあ何だかんだで不気味の谷って奴を超えて(知らない人はググって)人間の美女そっくりのロボット、つまりボットちゃんがバーのウェイトレスとして働いている。

彼女はAIを駆使して、お客様から巻き上げることを最上級使命として作られたハイテクの産物。腹が立つくらい『上手』だ。

将棋や囲碁で勝ち尽くしたあと引退して投資やFXの世界に闇で進出し稼ぎ尽くしたというのはもはや周知の事実だと思うが、AIは底辺労働者の射幸心を煽って同意のもとに搾取する術においては完璧なのだ。

このバーに、とうとう自殺願望のある青年がやって来てしまう。

彼はもちろん相手をAIの動かすロボだなんて思ってはいない。単に死の手段として、美女のはいしてもらものを摂取して、そこに介在する悪性の細菌によって生産される毒素で死にたいと願った。それだけだ。

決してそういう趣味を持っていたわけではなく、底辺労働者なりの無知によって、身体に不健康と思われるそんな物を摂取したら当然命などない物だろうという思い込みに起因する勘違いである。

それが真であれば某歌手をはじめとする粉飾・・愛好家の生存が否定されてしまうことであろう。筆者はそんな蘊蓄うんちくを聞かされてうんざりする側の人間だし知った事ではないが、知人のN氏によると昔でいう豚の飼料だとか現代でいう腸内細菌移植だとか、有効的な利用例は枚挙にいとまがないそうなのである。


ただボットちゃんは機械仕掛けのでく人形、外見のみならず会話性能や悩殺能力なんかは突き抜けていたものの、消化器官はただの筒だ。

彼はアフターでボットちゃんを超高級レストランに連れて行き、その後ホテルにしけこんで自殺行為に及んだ。

レストランでは死を前にした緊張で、彼自身は何も喉を通らなかったと先に言い訳しておこう。彼の稼ぎでは普段とても食べられるような料理ではなかったというのに。

ホテルも最期だからと精一杯の場所を選び、ついに彼女を脱がせ、こういうわけだからと頼み込んで筒の入り口とは反対の部分に口をつけた。

まあAIの考えることだからそのプログラムを実行する事が不利益に繋がることは決してないという確信があったのだろう。

死を覚悟して彼女の筒の下から垂れ流されるフレンチフルコースのソース・ベシャメールを摂取した瞬間、


「うまーーい!!!」


と悩みを忘れて味の感動に舌鼓、死への願望などついぞ忘れてそののち彼は食道楽に走ったという至高のショートストーリー、さておかわりは如何かな?

re:ってのはじつはリスペクトの意味なんだけど品のない話だし投稿しようか一週間くらい悩んだ、でもまーいいでしょ面白いだろ

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