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学園祭

作者: 碧依あい
掲載日:2019/12/22

電球浮かぶ 夜市の屋台

学園祭も最終日


あなたにもらった小さなお菓子

これさえあれば今日はしあわせ

私を呼びかけ、詰まってやめた

きっとあなたは憶えていない

私の名前を憶えていない

あの子の名前は呼べるのに

昼に見たあの手品のように

じわり広がる檸檬の香り

慣れた手つきで トランプめくって

赤青どちらにいたしましょう

円を描いて魅せる指先

虜になって これからも


白いドームのプラネタリウム

想いを映す星灯り

映写機廻れば夜は巡って

闇に沈んだカシオペア

北極星を見つけるために

季節をしばらくとどめておこう

代わりの星座探し求めて

空はくるくる 流れ星のよう


連なる屋根に煙を吐いて

影すれ違う大学内

あなたはどこかのサークルで

その輪のなかであなたになる


酔って溺れて呑んだくれ

空気に酔った紅い頬

あなたの前で見せられなかった

涙の伝う紅い頬






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