おんなもすなるにきというものあり⑥
ああ、アシナガバチ。
*日記*
・細い木の枝にアシナガバチの巣が出来ていた。
・親指の爪程の大きさ。
・室は五~六くらい。
・中を見ると一室ごとに白い卵。
・同じ方向で産み付けられている。
・それぞれの室に、私から見て左手の壁に卵が張り付いている。
・この時期、女王蜂となるメスは時々巣を留守にする。女王はいなかった。
・申し訳ないけれど巣をとらせてもらう。
・枝にしっかり着いている巣の上部は、ハサミでも切れない。
・メラミン樹脂のような、針金のような。
・枝を折って、枝ごと落とす。こうすると女王蜂はあきらめる。同じところでは巣を作らない。
・地面におろしておいたので、アリ達が巣に運ぶ事だろう。
・さくらんぼの種から木になった。実生さくら。その実が初めて着いて大きくなる。
・雨がふればますますコロンとした形に実るだろう。
*日記終わり*
ごめん。