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バレた
「お父様、失礼しますね…」
「おぉ、3人とも…悪いね集まってもらって」
「今回はお呼びくださり、本当にありがとうございます」
「いえ、父上…なぜ王子がこんな所に？」
嬉しそうに微笑みながら私にひっついてくるコロナと…
ニコッと効果音の付きそうなくらいの作り笑顔でクビを傾げるヒドルスお兄様…
どちらも色々と怖くて私には言葉が出ないッ！！
お父様お願いします！お願いだから変な事言わないで！！
婚約したとかやめて！！
「あぁ、言っていなかったな…コロナ王子とアクイラはつい最近婚約者という関係になったんだよ」
「…は？…あ、アクイラが………こん、やく……？？」
「はい！俺はつい最近アクイラと婚約者になりました！宜しくお願いしますね？おにー様♪」
やめてー！！お願いだからやめて！！
コロナ、……怒ってる、お兄様が怒ってるからァぁぁ！！
どうなるかと思いハラハラしていると急にバッと私の方を向いて微笑みながら近づいてくるお兄さま
「ぉ、お兄様…！？な、何か」
