表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
NO NAME 『ノーネーム』  作者: ズイ(ง ˘ω˘ )วズイ
3/7

NO3 魔法

・・・また次の日・・・


『今日は私が脳内に表示する物のイメージを3秒以内に連続で答えてください。ちなみに今回はスキルを習得するまで寝ないようにしてください』


(!?そんなのむりだよ!!)


『大丈夫です。私がマスターに眠気がさしていると判断した場合恐怖のイメージなどを脳内に表示しますので安心してください』


(アッ・・・ハイ・・・)


『では始めます・・・』


(馬…スライム…エルフ…魔族…精霊…金貨…ミスリル…無属性魔法………………………)


夜中の3時・・・


スキル『睡眠耐性LV1』を手に入れました


(…雷属性魔法を付与した鋼の剣…上級で風属性魔法の………………………)


スキル『思考強化』を手に入れました


スキル『睡眠耐性LV1』がLV2にレベルアップしました



『お疲れ様です。これで明日からは魔法が使えるようになりました。』


(・・ね・・む・・・ぃ・・・……………)


そしてそこで自分は力尽き眠ってしまった


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


・・・2日後・・・


『では、本格的な魔法の習得を始めていきましょう。今日は比較的安全な上級無属性魔法の身体強化を習得してみましょう。』


(でも魔法には詠唱が必要って言ってたじゃん。)


『そのとおりです。しかし魔法というものはイメージによって創り出すものです。実際は詠唱をすることにより魔法のイメージを高めているだけなので


正確なイメージがあれば詠唱はいりません』


(つまり発声器官が発達してない僕は無詠唱をするしかないと?)


『そのとおりです、私がマスターの脳内に様々な魔法のイメージを送り込みます、まずは身体強化のイメージを送り込みます』


(うぉ!?・・・なんだ・・・血液…魔力…心臓…纏う…属性…中心から……………)


『今ので全部です、マスターなら覚えられたと思いますがなにか聞きたいことはありますか?』


(いや・・・人体の仕組みは元から教わっているから大丈夫)


『では無詠唱で実際に腕に身体強化してみましょう・・・魔力を手に纏わせる感じがいいと思います』


(魔力を纏わせる・・・やって見るか・・・)


(『エンチャント』ッ!)


その瞬間に天井に向けていた右手が徐々に青白い輝きを放ち指先まで覆ってしまった。


(これは・・・できたのかな?)


『まだです・・・それはただ魔力を放出しているだけなので血管に注ぎ込むように魔力を制御して下さい』


(よし・・・ゆっくりと…ゆっくりと……)


纏っていたものを腕の内部に流し込むようにすると青白い輝きが薄くなっていき・・・やがて消えた


『はい!では身体強化は出来たので次は魔力量を増やしていきましょう』


(どうやれば魔力量は増やせるの?)


『魔法を使えば使うほど増えます。魔力量が0になってしまうと人は簡単に死んでしまいます。それは魂が魔力でできているからです。筋肉と同じで一度魔力がなくなりかけたら体が死なないように回復する際に前より多くの量を体が自然と作ります。それを繰り返して魔力量を増やします。』


(それって危ないんじゃないの!?)


『魔力を少し使うだけでも魔力量は大きくなるので限りなく限界まで魔力を使わないと死にはしません。マスターには限界まで使ってもらうつもりでいますが私が止めるのでそれまで安心して魔力量を増やすことに専念してください。』


(・・・まぁ・・・いいか・・・じゃあ身体強化を全身にかけて魔力を少しずつ増やしてみるか・・・)


そうして僕は訓練を始めた・・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ