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後悔だらけの人生  作者: Tam
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間違えを正したい

俺は佐藤たける現在無職で家もないホームレスだ。最近はどこで間違ったかをずっと考えている。考えた結果は全部だ。悲しいことに俺の人生間違えてばっかりらしい。

小学校入学してから間違えてばっかりだ。できるならやり直したいよ。

いくらでも払うから誰かやり直させてくれよ......はぁ。明日も朝早くから現場の仕事があるし寝るか。「いくらでも払うそれは本当か?」「えっ?あんた誰だ?てかいつからそこにいんだよ。」驚いた。こんな人気のない路地裏に俺以外に人がいるとわ。「そんなのはどうでもいいだろう。それより本当にいくらでも払えるのか?」「本当に...やり直せるのか?」胡散臭い話だが今の俺には夢のような話だ。「そうだ。だがこれは自分の過去に戻り後悔していたことをやり直せなければ永遠にループする。」「どうゆうことだ?」「はぁ.....お前はどこからやり直したいんだ?」俺は迷わずこの最悪の人生の始まった日を言う「小学校の入学式からだ」「そうか。だがやり直させてやれるのは12年分だけだつまり12年間の間で後悔していたことを全て解決させなければまた入学式に戻る。」「最高じゃねえか。それだったら俺永遠にループしていたいよ!!」こんなに胡散臭い話なのについ盛り上がってしまった。だがこの話が本当なら俺は人生をやり直せるんだ。「いくらでも払う。だから頼む」

「いいだろう。値段は1000万だ。」俺は唖然とする。当然だ人生をやり直すなんで本来不可能なはずなのにたった1000万。正直1000倍ぐらいに上が来てもおかしくないと思った。「ほんとにいいのか?1000万で。」「億を超えるとお前は絶対に払えないかな。どうせ銀行を襲うつもりだろう。銀行を襲ってもお前じゃせいぜい1000万ぐらいしか手に入らん。」なんでこいつは俺の考えていた作戦をわかってんだよ。「いつまで待ってくれるんだ?」「2日後の朝3時にここで待つ。」朝3時とか早すぎだろ。でも人に見られなさそうだし仕方ないな。「わかった逃げるなよ。」

「お前こそ直前でびびって辞めることは許さない。その時は殺す。」何言っんだこいつやっぱやべえやつなのかな?目がガチだし。ここは適当になんか言っておこう「大丈夫だよ。俺は男の中の男だからよ」「そうか信頼してるよ。じゃあまた2日後に会おう。」本当に過去に戻れるんだろうか。本当だったら絶対に12年間のループしてやるぜ。永遠に学生とかまじで最高だろうなー。明日は仕事行けねえなー。銀行強盗の準備しねえとな。そんなことを考えながら俺はダンボールにくるりながら眠りについた。



次の日 朝8時


もう朝か。眠いなー。でも今日頑張れば永遠に学生生活。これは一生分の頑張りを見せないといけないな。

さて銀行強盗に必要なものってなんだろう?俺が知っているのは覆面マスクと袋と凶器があればいいイメージなんだよなー。ググルか......まじか。調べた結果

銀行にはあまり現金はないらしい。いったいどうするかなー。闇金しかねえな。

無職で宿無しの俺じゃ銀行から借りるなんて無理だしな。

どうせ過去に行って未来が変わるんだしいくら借りても問題ないだろ。

ちょっと調べてみたら1000万借りれるとこもあるらしいしな。でも結構遠いな

徒歩で4時間か。...チャリパクるか。まー過去行くし。未来変わるし。多分大丈夫でしょ。確かここら辺には無断駐車のチャリが沢山あるからな〜。選び放題だよ

「おっあるね〜沢山。こんなに無断駐車が多いなんで日本も落ちたな〜(笑)」

50台近くあるチャリのうち1つに目がいった。「このチャリ懐かしいな〜。高校の時これと同じチャリだったんだよな〜。」思い入れのあったものなのでこれにしよう。「それにしても鍵もかけないなんてバカなやつもいるもんだな〜。」

足を手に入れた俺は闇金金融に向けて自転車を走らせていく。



2時間半後

やっとついた。もう汗だくだくだよ。大量の汗を流しながら店へ入っていく。

そこにいたのは闇金をしているとは思えないほどイケメンで優しそうな人がいる。

「いらっしゃい。要件は何かな?」急に話しかけられてキョドる俺「えっえっとそのえっと」「怖がらなくていいよ。なんにも怖いことなんてしないから。」

まぁ俺が喋れないのは怖いとかじゃなくて人と喋るのが苦手なだけなんだけどな。

「えっとそのお金借りたくて。」「うち闇金だけどいいの?利子も高いよ?」

利子なんて付いても返す気がないから付いても付かなくても一緒なんだけどな。

「その他のところでは借りれなくて。」「そっか。わかったよいくら貸してほしんだい?」ほんとに1000万なんでポンと貸してくれるのだろうか。一応少なめに言っとくか?いやまたチャリこぐなんてごめんだな。「えっと1000万貸して頂けませんか?」「.......」なんにも返事が帰ってこないんだけど。やっぱりいきなり

1000万なんで無理なんだろうか。「いやあのやっぱ900万でも大丈夫です。」

「うーん理由を聞かせてもらってもいいかな?」えっ?理由なんで言えるわけが無い。過去に行くためなんて信じて貰えるわけが無いしそれに返す気がないって

バレてしまう。ここは得意の口からでまかせ使うしかないな。

「実は起業をしようと思いまして。」これで何とかなるだらうか。

「うーん...いいよ1000万だったね。」すごいな闇金って。こんなに簡単にお金を貸してもらえるなんて。前から使っておけばよかった。「ありがとうございます」

「じゃあトゴね。」聞き慣れない単語が出てきた「トゴってなんですか?」

「10日で5割ってことだよ」なるほど暴利だな。まぁ闇金なんてこんなもんだな。

「わかりました。絶対に成功して返します。」こんな感じでいいだろう。

「じゃあ今ちょうど手元にあるから渡しておくよ。ちょっと待っててね」


10分後

これが1000万以外と少なく感じるけど以外とずっしりしている。これで過去に戻って永遠に学生生活を送るぜ。「今日はありがとうございました。」

「こっちこそありがとね。気おつけてね。」「はい。じゃさよなら。」

最後までいいひとだったな。あんな人と学生時代会いたかったよ。いやこれから

見つけるんだ。てかこっからまた2時間かはぁー



2時間後

やっとついた。まじで今日は疲れたな。でもまだ1時か。今まで貯めてたこの1万円で今日は贅沢にガストとネカフェにでも行きますか。

13時間後

あ〜腰痛い。約束の時間まであと1時間か。そろそろ行くか。過去に行く大事な日だ遅刻するわけには行かないからな。

あと30分か緊張してきたな。本当にあいつは来るんだろうか。

「逃げずに来たようだな。」こいつほんとに来やがった。来て欲しかったがほんとに来るとは思って無かった。「それで金は用意できたのか?」本当にいいのだろうか。今更だがこんなやつ信用できるわけが無い。金を渡した瞬間逃げる気か?

いや俺はこれに賭けるしかないんだ。「さぁ金は用意した。今すぐ過去に行かしてくれ」ほんとに行けるんだろうか。緊張がやばいな。「いいだろう。今すぐ過去に送ってやる。このボタンを押せ。」こんなボタンでほんとに過去に行けるんだろうか。まさか5億年ボタンじゃないよな?もうここまで来たんだ押すしかない。

心臓が今までにないくらい鼓動している。

俺は今までの人生に別れを告げボタンを押した。

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