表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ALOISE(アロア)  作者: 十八谷 瑠南
87/213

元国王軍からの忠告

◯ボーマン

「国王軍?お前が?」

「元だけど」

「そんな情報聞いていない」

そう言うと、しまったという顔をしてトリスタンはまた手で口を塞いだ。

「情報?」

トリスタンはボーマンをじっと見つめたかと思うと急に背を向け走り始めた。

「あ、おい待ちやがれ!」

ボーマンはトリスタンの後を追った。

「付いてくるな!」

「お前らのアジトに連れて行け!」

路地裏を曲がったところでボーマンの足が止まった。

そこは壁しかなく行き止まりになっており、トリスタンの姿はなかった。

ボーマンは肩で息をしながら叫んだ。

「おい!よく聞け!国王軍は絶対にお前らの得になるような働きはしない。むしろ利用するだけ利用してすぐに見捨てる奴らだ。まだ俺はこの街にいる!お前らがスリばっかり働くあの店にな!気が変わればそこに来い!いいな!」

ボーマンは壁に背を向けて一歩踏み出したところで足を止めてつぶやいた。

「お前は必ず気が変わるよ」

彼の足元には小さなマンホールがあった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ