表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ALOISE(アロア)  作者: 十八谷 瑠南
55/213

アロアとランスロット

◯アロア

目の前にいる国王軍はまだ状況が把握できていないようで、銃を構えたまま引き金を引くことなく、アロアに次々と倒されていった。

当のアロアは驚いていた。ふたりだけ違う制服の人間がいることを。

一人は、不意打ちで蹴り飛ばしたものの、もうひとりは・・・

アロアは、国王軍の男たちの後ろにいる背が高くいかにも鍛え上げられた体をした男を見つめた。

国王軍の派手な制服と違い、全身黒。

まさか騎士団までこの街に来ているなんて。

アロアは必死に応戦したが、人数が多すぎた。

数人が家の中に入るのを許してしまったのだ。

家を調べた国王軍の男が叫んだ。

「家の中にいません!隣の教会にもです!」

それを聞いた騎士団の制服を着た男が叫んだ。

「街を調べろ!」

アロアは地面を蹴り、男に向かった。

勢いをつけて強烈な蹴りを食らわせたつもりだったのだが、男は腕でガードしていた。

男はにやっと笑って、アロアをそのまま腕で押し飛ばす。

軽く身をこなし、アロアは地面にうまく着地した。

国王軍たちは、命令に従い、街へ散り散りになって行った。

残ったのは、アロアと騎士団の男とアロアが倒した数人の国王軍、そして最初に吹き飛ばした騎士団の男。

意識があるのは二人だけ。そのうちの一人が問い掛ける。

「名前は確か・・・シスター?」

「アロアよ」

「シスター アロア。あなたは一体何者だ?これだけの国王軍を倒すなんて。しかも騎士団員もひとりやっつけちまった」

「まさか騎士団まで来ているとはね。城から逃げた盗人をそれだけ捕まえたいのね王様は」

「それほど貴重な剣が盗まれたからな」

「盗まれた?取り戻したの間違いじゃない?」

男の顔色が変わった。

「どこまで知っている?」

アロアは何も答えず、微笑んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ