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ALOISE(アロア)  作者: 十八谷 瑠南
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アロアの回想⑥

「大丈夫。自分で決めたことは自分でどうにかできるから」

「どうして?」

「ん?」

「どうして自分で決めたことはどうにかできると思ったの?」

「それは・・・」

シスターはアロアに向けていた暖かい眼差しを自分の膝に向け、ぼそっとつぶやいた。

「大人になればわかる」

アロアはきょとんとした顔をしたかと思うと、ふっと笑い、吹き出した。

「それ世界で一番卑怯な答えよ」

シスターも吹き出した。

「確かにそうね」

二人の笑い声が部屋中に響き渡る。

でも、きっとそういうことなのだ。

現実から逃げていてはいけない。

私はずっと自分のせいにして、誰かのせいにして、現実から逃げていたのだ。

自分で決めたことをどうにかできると思い込むだけでもいい。

とにかく前に進まなきゃ。

いつまでも子供ではいられない。


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