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ALOISE(アロア)  作者: 十八谷 瑠南
34/213

人質

これ以上ここにいたらまずい。

アロアは少年の足を掴んでいた男の腕を蹴り上げた。男は叫び声をあげて腕を押さえた。

その上更に、腹を一発殴ったため、男は低いうめき声をあげて気を失った。

アロアは気を失った男を少し見下ろした後、軽々と男を担ぎ上げた。

少年はまた怪訝そうな顔をしてアロアを見つめる。

「貴様、そいつを連れて行く気か?」

何事もなかったかのように話しかけてきたので、アロアもそれに応える。

「人質にでも使えるかと思って」

「こんな奴、人質の価値もない」

「まあ気休めだと思ってさ。それに」

アロアはにっと微笑んだ。

「こいつを教会まで運ぶことができたら、看病しかできない女って思われなくて済むし」

少年はむっとした顔をアロアに向けた。


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