表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界へ?  作者:
10/32

黒い蛇

さっきまではすらすらと進んでいた足も、慎重な足取りへと変わっていく。

 ヒカルを先頭に、レイ、ひなと縦一列の状態で進む。


 ざざざっ。


 「っ!?」

 物音をすぐさま察知したヒカルは戦闘態勢に入った。


 「シャアア!!!!!」

 草むらから黒い大きなヘビがヒカルへと牙を向けて遅い掛かる。

 

 バシッ!!

 真っ二つに分かれたかと思いきや、再生した。


 「なにっ!?」

 「シャアア!!!!」

 バシッバシッ!!


 「「ヒカル(さん)!!」」 

 再生するヘビを見てこれはやばいと感じ取る二人。


 バシッ、バシッと切っても切っても再生し、勢いよく襲い掛かってくるためよけるのに精一杯だ。

 

 「レイさん、どうしましょう!?」

 「待って。今考えてるから」

 なんとかしないと。とひなは焦っていた。しかし、再生するヘビに対抗する方法がみつからない以上、こちらが攻撃することは危険。

 そう分かっているこそ、あえて焦っているのだ。

 

 バシッ、バシッ、バシッ!

 切っても切っても再生するヘビ。


 「(くそっ。どうすれば・・・)」

 よけながらなにか方法を考えていたヒカル、そのせいか後ろの木の根に足を滑らせてしまう。

 

 「(やばい、このままでは!??)」

 ヘビの牙が迫る!!!

 

 「雷撃!!!」

 ビリビリビリ!!!!!!!

 

 突然雷がヘビに向かって落ちてきた。

 ヒカルはぎりぎり当たらずに済んだが、ヘビは大ダメージをくらって動かなくなった。

 もともと黒かったので、黒焦げ?とは言えない。


 「レイ、もっと早くだせ」

 「ひっどいな。思いついただけでもありがたく思いなよ」

 「はぁ。まあいい」

 先を急ごう。と森の奥へと進んでいくのでした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ