表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蜘蛛の糸  作者: 針山
2/9

無視する

 かぶりをふる。


 いけない、いけない。

 星のない夜に、そんな願望を持ってはだめだ。


 瞼を開けると、そこには何もなかった。


 ただ闇が広がり、等間隔で街灯が点々と闇を払っている。

 私はそれを道しるべに歩き続ける。

 一人で歩いて行かなければいけないと、思い直しながら。


 街灯は照らし続ける。


 私の道の先を。


 街灯は消えていく。


 私の通った道の後を。


 どこまでも、いつまでも、街灯は煌々と照らし続けていた。






(エンド:終わらない歩み)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ