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頂点を目指した先の結末とは

俺の名前は城戸丈一郎


生前は関西最大級の極道組織である天王寺組で城戸派っちゅう戦闘部隊を率いとった者やが天羽組襲撃で返り討ちにされて死んでしもうた元極道や




俺が死んでからどれくらい時間経ったんやろか?

正直なところ時間感覚があんま分からへんのやけど俺は間違いなく死んだみたいやな


『とりあえず死んでみよか』とは言うたもののいざ死んだ後って何もない更地に放置されるのはさすがに予想の斜め上すぎて拍子抜けしてまうな

とりあえず死ぬ直前までに受けたダメージは治っとるみたいやし少し歩いてみよか


どんくらい歩いたんやろか、見覚えのある服装で佇んどる人物を発見した。誰なのか確認した途端に俺の中にあった感情が一気に溢れ出しとった


城戸『オトン!!ホンマにオトンなんか!?』

オトン『な、丈一郎!?なんでお前がここにおるんや!?』

城戸『なんでって、俺も死んだからに決まっとるやろ!そんな

   んより今は積もる話もあるんや、色々話聞いてほしい

   んやわ』

オトン『丈一郎、皆まで言わんでもある程度は知っとるで。

    さすがに死んでまうとは思わんかったから最後まで見

    てへんかったけどな。』

城戸『そうか、大体のことはこっちから見えてたんか。

   オトン、俺オトンの夢叶えられんくてホンマに

ごめん!』

オトン『何言うとるんや、誰も組長になってくれなんか頼んで

    ないやろ?それにな、お前が組長になりたい理由は

    俺の事とは別の理由もあったんやろ?お前はホンマに

    優しい子やからなんとなく分かるで』

城戸『ホンマに最初はオトンと一緒に食べたかったいちご

   パフェたらふく食べたいっちゅーのが目的やったけどな

   けど天王寺組におったらな、過去の怨恨に囚われとる奴

   がぎょうさんおってな、俺が変えてやらんと浅倉や韮澤

   、刈込、沼田なんかの下の世代までそれが引き継がれて

   まうと思ったんや。誰にも死んでほしない、ただそれだ

   けの事やわ』

オトン『丈一郎、お前はホンマに死んだらアカン人やな。

    俺みたいなチンピラならいざ知らずお前は組長になる

    器の人間や。でも俺がお前に組長になるなんて夢を

    語らんかったらお前が死ぬ事もなかったんやろな。

    ホンマにゴメンな…』


その時俺は思ったんや、オトンみたいな人が組長やったら

今の天王寺組はどんどんいい方向に変わるんやろなと





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