夜中に書く手紙
夜中
目が覚めて
君に手紙を書いている
心臓を鷲掴みにされたような
痛みの中で
切なさ
刹那さ
感じながら
君に手紙を書いている
まとまらない言の葉
散らばっていく感情
仄暗い眠気と
恋しい気持ち
「愛してる」
一言言えたなら
どんなに楽だろう
何故か言えない
傷も癒えない
過去の恋は
君とは違うのに
近くにいて
離れていかないで
願うほど
指の隙間から
零れ落ちる
そんな気がして
また眠れなくなって
君が
幸せな時って
どんな時?
そこに僕は居ていいの?
不安なんて食べてしまおう