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エリは言った。
「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「メモを一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
鯨の形
○○にしたら
抱えて
組むようになって
あいつとやった
堂々と
○○一人が
大事なの
壁となって
ポスター
まだ店回れる
その○○で耳
その変身で
鍵を手に持ってる
制止
次来る
次イノシシ
いい手の〇〇の
半分寝てた
とにかく聞く
二人でまたやる
あっバス
声届く
銀色のが
ただ出て
落ち着いた○○で
けっこう見入ってしまいますね
砕いて
宇宙上がる
もう一度見る
半端なの無い
お花見
一年前に
○○破ったら
○○づくりが好き
走ってる恐竜の脚
どどどど
十いくつも
三回も
本当にそれ通さないと
それ先にしたら
だからこっちか
どっちの味方もしない
それも聞こえる
仕掛けは
このまま続けると
おじさんスライム
それいける
中国か
カニ外
ペットボトルがしっかり
○○口
金は無いし
好いてた
旅から帰って来てすぐ
エリは言った。
「旅から帰って来てすぐ。旅から帰って来てすぐなに?」
ユウタは言った。
「旅。旅から帰ってきてすぐ。旅から帰って来てすぐなんだろう」
エリは言った。
「旅から帰って来てすぐなにかする?」
「旅。旅なんだろう」
「どこに旅に行ってたの?」
「旅から帰って来てすぐ」
「どこに旅に行ってたのかは考えない?」
「どうなんだろう。旅。玄関」
「旅から帰って来てすぐ。玄関でなにかある?」
「玄関なのかな、旅から帰って来てすぐ」
「旅から帰って来てすぐ玄関でなにがあった?」
「なにかを投げる」
「旅から帰って来てすぐ玄関でなにかを投げるの?」
「玄関じゃないような気がする。下から投げるかな」
「旅から帰って来てすぐなにを下から投げるの?」
「旅から帰って来てすぐベッドの上に下から投げていく」
「旅から帰って来てすぐなにをベッドの上に下から投げていくの?」
「旅から帰って来てすぐ将棋の駒をベッドの上に下から投げていく」
「最初に下から投げた奴を目掛けて下から投げていくの?」
「そう最初に下から投げた奴を目掛けて下から投げていく」
「何個くらい将棋の駒を下から投げるの?」
「八個」
「八個下から投げてそれから?」
「その上に仰向けに寝る」
「それ気持ちいいの?」
「分からない。やったことないから。何回も寝返りうつ」
「寝返りは痛そう」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
止めて○○置く
この〇〇の熱が
天才と少しだけ
三つ目 ○○時
置き去り
へこんだカボチャ
ばらばらが
先につなぐ
カニ ○○が不足
カニの力不足
開花する
泥酔
ぱっと○○したのが
逆戻り
レタスが
それで決めた
早く取る
そこに急に
長く○○して
ただ集まってる
支え合い
吸った物
待ってたら
ほら空
その髪形
突かれないように
何足も
冴えわたる
みんながこっちを向く
それ直し
○○のままでの
ボールと砂浜
違う所で
ちっちゃな
そのような動物は
盾ほぉー
そんくらいの
勝手にやるの
野菜の〇〇の温もり
ずっと好き
四段階
麺が衝撃的だった
一番○○を感じてたい
そう決めてる人
梅の本
ここで出来なかったら
切って白い紙に貼る
いっぱい跳ねた
バッターが
履き心地が
簡易 真顔
五人の壁
夢とバランス
ラインで
本当に見つけにくい
身になってること
今なにする人
それをやってる人
がしっと
ひとたまりもない
沢山習った
エリは言った。
「沢山習った。なにを沢山習った?」
ユウタは言った。
「これ?これか。なんだろう沢山習った」
「なにを沢山習った?」
「なんだろう沢山習った」
「種類を沢山習った?」
「種類なのかなどうなんだろう。沢山習った」
「なにを沢山習った?」
「けん玉の技って種類いっぱいあるかな」
「沢山習ったのけん玉の技?」
「けん玉の技。違うかなー」
「けん玉の技じゃ無くて違うもの?」
「うん、けん玉の技じゃないかな。沢山習った」
「なにを沢山習った?」
「誰に習ったんだろう」
「誰に習ったか考える?」
「どうなのかなー」
「誰に沢山習った?」
「大きいトートバッグのおじさん」
「大きいトートバッグのおじさんになにを沢山習ったの?」
「教える時はトートバッグ持ってないおじさん」
「おじさんになにを沢山習ったの?」
「大きいトートバッグのおじさんに沢山ネクタイの結び方を習った」
「結び方何種類あるの?」
「沢山ある」
「何種類あるの?」
「沢山ある」
「本当に沢山あるの?」
「本当にあるよ。大きいトートバッグの中にはそんなに荷物入って無い」
「ネクタイ沢山入れとけば」




